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モンローズの解散から1年後
2022年11月24日 19:10。
昨日の『ヘビセン』はモンローズ最後のライブでした!
— K-PROこじま (@kpro10th) November 25, 2022
最後の最後まで、二人のらしさ全開でめちゃくちゃ盛り上げてくれました🙏
寂しいですが、芸人さんもお客様も温かく、とても幸せな解散ライブになったと思います✨✨
配信もありますので、最後の勇姿を是非!!
配信👇https://t.co/xoBGKVJLxd pic.twitter.com/L5G5qQxkGn
1年前の今日、モンローズの最後のライブとなったヘビセンが終演しました(ライブレポは以下から)。
【⚠️本編に入る前に少し注意書き】
* 恐らく解散について大々的に書くのは今回が最後だろうと思いながら書いています。テーマの内容上、そこそこ赤裸々と色々書いてしまっています。
あくまでも推しの解散を経験したファンのその後の1年間のリアルの一例くらいとして受け止めてくださったら幸いです。
去年のまとめ
【解散発表翌日】
【ラストライブ直前までのライブレポ (前編/後編)】
全部終わった後の喪失感
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モンローズを応援しようって決めた時、きっとこのコンビが自分のお笑いライブ通いで最後に熱心に推すコンビなんだろうなと思っていました。いつまで続くか分からないけど10年は応援出来たらいいなとぼんやり将来を思い浮かべていました。
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ライブに通ってから11年+のうちの1年半という短い期間ではあったが、こんなにも誰かを応援したい、応援に対して真剣に向き合ったのはモンローズを応援していた日々でした。世の中の制限に悩まされた時期でもあったが、そんなことがあったからこそ1つ1つの現場を、数少ない3人で思い出を作れた時間をより大切にすることが出来ました。
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解散ライブから年内いっぱいは暫くひどく落ち込みました。解散発表から最後のライブまでは悔いなく応援しようと精一杯になっていた分、いざ全部終わった時その反動が一気に来てしまいました。そっか、今日からもう見れないんだ。何ごともそうだが大好きなものがなくなってしまった時のショックと悲しみは凄まじい。
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ライブの数も解散直後は激減したので人と会う機会も減りました。タイミング的に年末近くだったこともあり、TLに流れてくる年末年始のライブ告知、お笑いの特番を見ることも辛かったです。積極的にお笑いやバラエティー番組は見れなくなりました。この間はニチアサだったり、YouTubeもゲーム実況者の配信を中心に見てました。お笑い以外の趣味もちゃんと持っていてよかったとこの時実感しました。
ピン芸人「宮本勇気」と「マエノリュウタ」を応援出来る期間があった有り難み
年が明けてからは宮本さんとマエノさんそれぞれのR-1の挑戦、お試しユニット期間になってからはお2人の今後が楽しみと思えるようになりました。
お2人のR-1の挑戦がまた前向きになれるキッカケを作ってくださりました。
いつまで続くか分からないけど「ピン芸人である宮本勇気とマエノリュウタを応援できる期間」を大切にしようと決めました。特にR-1はある意味お2人だけを応援すれば良い最後のチャンスかもしれないと当時は捉えていました。
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少しずつではありましたが、この辺りからまたライブに行くのが楽しくなりました。万が一マイナスなことを見たり聞いたりしても絶対そんなことで負けないと心に決めました。せめてモンローズが残してくれた大切な思い出はこれからも全力で守っていきたい。
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解散をしても宮本さんとマエノさんのことは変わらず応援したい。今まで通り行けるライブに全部行くか。解散をある程度受け入れられるまでライブ数を抑えるか。現場通いから完全卒業するか。
最初はとりあえずお2人のピンのライブは必ず足を運ぼうって決めました。本格的な再始動がいつになるか見えない以上、まずはそれぞれ新しいコンビを組むまではライブに行き続けようと。新しいコンビを応援するかどうかはその時が訪れたら決めれば良いとR-1期間中は一旦そこは後回しにしてました。
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何よりお2人への応援に対してまだやり残していることがいっぱいあったからこそ「モンローズのその先」も応援し続ける決断を後押ししました。このご時世の1番辛かった時期にお2人に支えられた分、今度は自分が少しでも力になりたい。
それぞれの新しいコンビとの初めまして
お試しユニット期間を経てそれぞれ新しいコンビを組んでからはいずれは来るであろう「新しいコンビ(相方さん)との初めまして」のことも考え始めました。唐突に「新しいコンビを組みました!」と言われるよりかはお試し期間を経て新しい相方がどんな人になるのか、どんなネタになるのかを知ることが出来ました。
出待ちが解禁されたライブが増える中、そのタイミングをいつにするか、その時になったら何を言うか意識して準備していました。それぞれのライブに足を運び続けることにおいていずれは来るであろうと覚悟はしていました。
幸いそれぞれ新しく組んだ相方さんが応援したい、会ってみたいと思える方達であったこと、概ね理想通りのタイミングと順番で挨拶も実現できてよかったです。
【明るい炎編(3月下旬)】
【ピノッチオ編(7月中旬)】
応援と向き合い続けた1年
楽しい時は楽しいです。この1年行ったライブは殆ど楽しかったです。少なくとも自分がこの1年投稿したレポで「楽しかった」と書いたものは本心から楽しかったと思えたものだと言えます。
でもライブの趣旨によっては辛いなと思った瞬間もありました。実際客席で嫌な思いをしたのは数えて2回くらい。うち1つは1週間後には何とか笑って許せるようになったが、もう一方に関しては未だに許せていない(よりによってあのタイミングで必要以上に解散について掘り下げようした某芸人さんへ: ファンみんなが詳しく真相を知りたい訳じゃないんです(怒))。
もし本当に嫌になったり辛くなったらライブに足を運ぶのに何処かのタイミングで心折れていたと思います。だからこそ無理をしないことを何よりも心がけていました。
今は今で楽しいと思えるようになったと同時にそれが「大好きなものを守りきれなかった現実」でもある以上、ふとした瞬間に悲しくなることもあります。推しコンビをリアルタイムで応援出来る他の芸人さんのファンが羨ましいと思うことも少なくなかったです。
しかし今後この先もお2人の現場に足を運んで応援し続けるのであればこれからもその現実と向き合う覚悟を常に持っていなければいけない。それは予想を遥かに上回るものでした。
世界で一番大好きな漫才が見れないと分かった上で今まで通りの熱量で劇場に通い続けることが出来るのか。そんな気持ちと向き合い続けた1年でもありました。
それぞれのやりたいことを応援したい
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幸い宮本さんが思ったより早くナルゲキに帰ってこれたのもあってライブの系統や環境もほぼ今まで行ってたライブと大きく変わらずに済みました。強いて言えばマエノさん周りで無限大ドームに行く回数が増えたくらい。
蓋を明けたら被りや体調不良によって見送ったライブを除いて、結局今年も宮本さんとマエノさんのライブにほぼ足を運びました。モンローズではなくなったものも、お2人に対してやってること自体は大して変わらなかった。
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今年宮本さんとマエノさんがエントリーした賞レース(R-1、KOC、M-1)の予選も有難いことに全部現地で応援することが出来ました。悩みはしましたが、そこはお2人の希望を叶えられることが出来て良かったです。
マエノさんと再会出来たタイミング辺りで「お2人のそれぞれやりたいことを応援する」考えに辿り着いてからは気持ちの面でも大分楽になりました。1年半分の感謝の気持ちの中で表明した自分の思いを優しく受け止めてくださったお2人だからこそ、今度はそれぞれの今1番やりたいことが叶うように応援しようと思えるようになりました。
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「ここまでやらなきゃ」ではなく「ここまでなら出来る」。かつての推し含めて10年+はどこか応援に必死になりすぎてるな、追い込み過ぎてるなと思う節があった分、今年1年は良い意味で力を抜いてライブを見ることが出来ました。皮肉にも推し一択が事実上消滅したため、賞レースの予選のライブも初めて緊張抜きで楽しく見れるようになりました。
M-1 2回戦終わりでも宮本さんに言われた「応援は頑張るものではなく楽しむもの」をこれからより大切にしていきたい。
1年かけて辿り着いた答え
今は他の人から誰推しですかと聞かれたら自分はこう答えています。
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「推しは解散しちゃったけどモンローズです。今は明るい炎とピノッチオを楽しく応援出来ればと。」
1年を通して最終的に自分はここにたどり着いた。試行錯誤はしていますが「モンローズ推し」と「宮本さんとマエノさんそれぞれの新しいコンビの応援」を上手く自分の中で両立出来るようになりました。でもこれは決して自分だけではなく周りの理解と優しさもあったおかげだと思っています。
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この1年を通して色んな物事が進んでいく中、自分から歩み寄れるもの、どうしても譲れないものを時間かけて仕分けしてきました。1年経った今、大分前に進めるようになりました。まだ消化しきれてないものは時間をかけてこれからも向き合い続けるしかない。
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お2人は仲の良い方のコンビではなかったかもしれない。それでも自分はモンローズのお互いや周りに対して負けず嫌いな所、その日のライブを大切にしていて常に全力だった姿勢に惹かれました。推して1番楽しかったコンビだったし、誰かを応援する上で大切なものに気づかせてくれた存在でもあります。
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大変なことも沢山あっただろうにも関わらず、モンローズが楽しい思い出を最後までいっぱい残してくれたことには今でも感謝しています。でももっと応援したかったな。
今はまだモンローズの名残をライブなどで感じると同時にそれがいつまで続くかなと思うこともあります。何年か経ったらモンローズのこと、宮本さんとマエノさんがかつてコンビを組んだことを知らないお客さんも増えてしまうのかなと思うと何とも言えない気持ちになります。
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だからこそモンローズの良い所や思い出、そしてその後の明るい炎としての宮本さんとピノッチオとしてのマエノさんそれぞれの活躍のことはこれからも発信し続けていきたいです。
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モンローズは雨上がりの晴れ空みたいなどんな辛い時でも見たらまた前向きになれるコンビでした。それは明るい炎とピノッチオになっても変わっていない。モンローズというコンビがなくなっても根本的に大切なものはずっとあり続けている。
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忘れてしまった時、思い出せなくなった時が1番悲しくて辛いから。だからモンローズのことを思い出しても辛くならない。
不定期で執筆するようになった思い出シリーズ。
最後に。
1年前お花とアイスを贈ったコンビがモンローズで良かったです。モンローズを大好きになったこと、推すと決断したことは一切後悔してないです。宮本さんとマエノさんが最後の挨拶通り頑張っていたおかげでこの1年間ライブに足を運ぶことが出来ました。
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推しコンビの解散、その後に対しての向き合い方は人それぞれ。場合によっては解散は今後の推し方について考える良い機会でもあるとも感じました。これからも自分なりにその正解を模索し続けながら宮本さんとマエノさんを応援し続けます。
最後のライブでモンローズがやった「弱小野球部」(映像は数年前のもの。)
モンローズを好きであり続けていると同時に明るい炎の宮本さんとピノッチオのマエノさんのことも好きになれてよかったです。これからもお2人それぞれの道がキラキラ輝き続けることを願っています!
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これからもお2人は自慢の推しです!