ナルゲキヒットパレード 2日目(9/19/21)
前回の記事に引き続き、西新宿ナルゲキで開催されたナルゲキヒットパレード(9/18/21〜9/19/21)について書こうと思います。
1日目(9/18)のレポ
(⚠️ただし1日目のレポ同様、モンローズ多めにはなります、ご了承ください)
オープニングセレモニー~Vitamin bomb SOLO LIVE~
2日目の朝はマジマゼドリームマッチ(7/18)でも活躍したラップユニット・Vitamin Bomb (新作のハーモニカ、オッパショ石)のソロライブから開幕。
ポスターのビジュアルも他のソロライブと違いクールでモノクロな感じに。
この日もサイリウムの配布があり、声が出せない分サイリウムを振りました。ラップしている広田さん、たんぼさん、藤田さん、蒲谷さんがかっこよかったです!朝10時なのに会場の雰囲気は夜のライブハウスのラップバトルの様な雰囲気でした。
曲の合間でも客席や見学している芸人さん(モンローズ・宮本さん、青色1号・上村さん、ジャンク・山下さん)から即興お題もらってラップを披露する企画もあったり。朝から最高にぶち上がったライブでした!
ナルゲキモーニングネタパレード
Vitamin Bombのソロライブ終わりに朝のネタライブがスタート。私がこのライブで1番注目していたのは誰がこのライブのトップバッターを任されるかでした。
6月のクラウンヒットパレードの時、歌謡ショー直後の朝のネタライブでトップバッターを任されたモンローズは歌謡ショーネタも入れつつ、自然に自分達のネタに入っていったおかげで歌謡ショーの余韻を引きずりまくっていた自分もネタライブを見る脳に切り替えることができました。
今回もモンローズがトップバッターかなと思っていたらジャンクが出てきて「おぉ!」ってなりました。
ジャンクに対しては元気よりかは大人しいイメージを持っていましたが、にこやかにVitamin Bombのソロライブの感想を言いつつ、6月のクラウンのモンローズみたいに自然と自分達のネタに入っていったのであの時同様ネタライブを見る脳に切り替えることができました。すごかったです、ジャンク!
1日目に引き続き、朝の公演から出演したモンローズ。前日文字通り朝から晩まで出てたのにまだ元気が一切衰えていない宮本さん。この日も最終公演まで元気と声のボリュームが落ちることなく見事に駆け抜けました!
「習い事ランキング」はいつ見ても好きなネタです。
エンディングMCは前日無事ソロライブを終えたモンローズとGパンパンダ!
2組とも後続の裏漫才5コント5にも出演。星野さんはソロライブが終わってから漫才を書き上げたそうです。
ソロライブ同士の合間に、ソロライブを終えた宮本さんがソロライブを直後に控えた一平さんとエールの肘タッチを交わしたという熱いエピソードも聞けました!本当に仲間思い!
まんじゅう大帝国のソロライブ
2日目の1本目のソロライブはまんじゅう大帝国のソロライブでした。直前の2公演や後続の公演がお祭り系だったので、ここで(いい意味で)ゆったり感がある2人のソロライブが見れてよかったです。
読書感想文のネタはいつ見ても好きなネタの1つです。
今回幕間映像で竹内さんのイラストがアニメになっていて独特な可愛さが好きでした!竹内さんと田中さんの平和でほんわかな雰囲気はいつ見ても癒されます。
フランスピアノ&ゼンモンキー「全仏ツーマン」
今回のフェスの中で唯一のツーマン。でもツーマンだからこその工夫や演出があって最初から最後まで楽しかったです!モンローズ以外の冠ライブだとこのツーマンが好きでした。
最初の2本はフランスピアノとゼンモンキーの本ネタ、次の2本は他の芸人さんが書いた2組のネタ(書いた人は当日発表)、最後の2本はマジマゼドリームマッチで活躍した全仏コンビ(フランスピアノ・なかがわさん、ゼンモンキー・荻野さん)と今回のために組んだ全仏トリオ(フランスピアノ・山本さん、ゼンモンキー・ヤザキさんとむらまつさん)が披露。
マジマゼで見た全仏コンビのネタが好きだったので今回また見れて嬉しかったです。荻野さんがあの映像作ったの凄いです!
ツーマンライブの大トリを務めた全仏トリオ。青い山本さんのインパクトも強かったし、(このライブのみならず)ゼンモンキーがまだ芸歴2年目ということを忘れるくらいすごいしっかりしている!
裏漫才5コント5
個人的に2日目の大本命はこの裏漫才5コント5。普段漫才やってるコンビがコントを、コントやってるコンビが漫才をやるレア感あるコンセプトライブ。
コント師のスーツ姿は着る設定のコントがない限り中々見れないので新鮮でした。少しでもスーツに馴染めるようにライブの2時間前からスーツを着ていた竹内ズ・がまの助さんのエピソードが微笑ましかったです。
もちろん1番楽しみにしていたのはモンローズのコント。結成当初はコントやっていたとは耳にしていたので今回このライブで見ることが出来てすごく嬉しかったです。
漫才だと宮本さんの元気さや勢いが前に出る印象が強いですが、コントになるとマエノさんのシニカルさがより表面に出る感じになっていました。よりツッコミとボケの役割がハッキリしていたような。漫才の時との雰囲気の違いもありつつ、2人のらしさが確かにコントにもちゃんとありました。
あんなにネタ中にかしこまった宮本さん見たの初めてかもしれない。
宮本さんがあまり喋らないコントも初期あったことにびっくりしました。
次またモンローズのコントが見れるの、いつになるか分からないけど機会あればまた見たいです!
このライブのみならず、最近の大仰天の何でもあり感はこのライブでも健在でした。M-1を卒業したベテラン芸人の様なフリーダムさを今から発揮しているような。
オッパショ石・広田さんの衣装はパンチが強かった!
ストレッチーズのソロライブ
ソロライブのトリを飾ったのはナルゲキエース・ストレッチーズのソロライブ!ナルゲキ最強決定戦を控えているにも関わらず、漫才7本+コント1本のネタ計8本という攻めた構成でした。
中にはさすらいラビー・宇野さんのパソコンに台本が奇跡的に残っていたネタもあったり。ネタ前の出囃子のJ-POP解説も好きでした。
元々漫才がしっかりした若手という印象を持っていましたが、ナルゲキのエースになってからの半年感のストレッチーズの覚醒ぶりはどのライブで見ても常に感じました。漫才も平場も強いと毎回圧倒されます。このソロライブでも最初から最後までずっと圧倒されっぱなしでした!
何年か前のトーク系ライブでどうすれば自分の殻を破れるか悩んでいると話していた高木さんがずっと印象に残っていました。
最近のネタ中やMCの今までのしっかりさも保ちつつはっちゃけているのを見るとその答えが見つかったのかなと嬉しくなりました。
ライブのトリで何年か前のライブで見た新宝島のコントがまた見れて嬉しかったです…このためだけでも見てよかったです!海パン福島さんはズルい!
ナルゲキ最強決定戦
2日間のナルゲキヒットパレードのトリを飾ったライブは「ナルゲキ最強決定戦」!ナルゲキロックスに出ている芸人さんのみでのバトルライブ。ストレッチーズの連覇になるか、もしくは新しいエースが誕生するのか。エースになってからのストレッチーズがどんどん覚醒していく中、誰が優勝するかすごく気になっていました。
MCは前日の1公演目以来のニュークレープ・デビさん!
そしてこの公演を持って前日から全公演の前説を担当していた葉桜が無事13公演を完走しました!葉桜の前説はどの回も面白く、全公演分見れて本当に良かったと思いました。たかみさん、をとぎさん、2日間お疲れ様でした!
前説のみならず、ライブの合間でも写真ブースでの撮影にも対応してくださったたかみさんとをとぎさん。たくさん写真撮らせていただいてありがとうございました!
最強決定戦の出順はトリのストレッチーズ以外は抽選で決まってました。優勝者には特典としてナルゲキのエースの称号と常設される等身大パネル。追加で今回はエースを含めた上位6組の芸人さんがメンバーとなる新ユニットライブ「ナルロクライブ」の発表もありました。
現在のストレッチーズのパネルがいつまで見れるのかが気になるところ。
トップバッターのオッパショ石からトリのストレッチーズまで誰が優勝してもおかしくない16組のハイレベルな戦いが見れました。そして激戦の末、エースの座に着いたのは現・エースのストレッチーズでした!ソロライブ直後なのに見事に連覇を達成しました!
やっぱストレッチーズは強かった!おめでとうございます!
そして気になっていたナルロクメンバーはストレッチーズ、さすらいラビー、サツマカワRPGさん、ママタルト、ひつじねいり、ゼンモンキーでした!
本当に誰が選ばれてもおかしくないくらいの激戦だったので勝ち抜いた6組は本当にすごいです…おめでとうございます!
ただ…
本音を言えばナルロクメンバーの中にモンローズも見たかったです…特に1日目の朝からずっとフルスロットルで頑張っていた宮本さんにナルゲキヒットパレードの最後を締めて欲しかったです。
モンローズを応援してた分少し悔しい気持ちもありましたが、それでもこの2日間の最後に相応しいハイレベルなネタバトルを目撃した幸福感でいっぱいになりました。このライブを筆頭に、ナルゲキヒットパレードを通してナルゲキ、そして他事務所勢の未来の明るさと期待が更に膨らみました。
最後はナルロクメンバーがクラッカーでストレッチーズをお祝い!2日間のお祭りの最高の締めでした!
総括、今回のフェスを見て感じたこと
今回2日間通し券で全13公演見たナルゲキヒットパレード。まずはK-PROさん、出演芸人の皆さん、2日間朝から晩まで楽しいかつ安全なライブ運用ありがとうございました!もうすぐ1週間経ちますがまだ余韻に浸っています。購入したアーカイブの配信も期限ギリギリまで見ます。
通し券特典のマスクとボトルも大切にします!
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ここからは今回のフェスを通じて感じたことを書きます。多少脱線気味にはなりますが今回の記事をまとめる際どうしても書き残しておきたいです。
昔から私を知ってる方はご存知の通り、9年近くずっとベテラン中心のライブに行っていました。若手中心の大規模なライブに足を運んだのは今回が初めてでした。
オジオズのライブを中心に通っていた頃は正直若手芸人を知る、見る機会があまりありませんでした。しいて言えば咄人やトッパレなどオジオズが出るライブに呼ばれる芸人さんくらいしか見る機会がありませんでした。(若手ライブ、ベテランライブのカルチャーギャップ(?)についてはまた別途記事で書きたいなと考えています)
私が初めてモンローズの漫才を見たのも2019年のブレナイ寄席(11/7/19)でした。もちろん当時は今に繋がるとは全く思っていなかったです。
ここ数ヶ月はモンローズを通して若手中心のライブにたくさん足を運ぶようになりました。そして2日間通しでナルゲキヒットパレードを見てよりこのナルゲキロックス世代のネタのクオリティの高さ、M-1現役世代ならではのバチバチ感を肌で感じました。ここ数年足を運んでいたライブとは無縁になりつつあった雰囲気。
モンローズはもちろん、いつかこの世代の中からかつてのTHE MANZAIみたいにたくさんファイナリスト出てほしいと思うようになりました。
この楽しい2日間を過ごせたのは間違いなく宮本さんとマエノさんのおかげです。モンローズがいたからこそ2日間通し券の購入に踏み切りました。そうしたいと思えるくらい宮本さんとマエノさんのことが好きになったんだなとより実感しました。
1公演目から13公演目までフルスロットルの元気を保ち続けた宮本さん、病み上がりにも関わらずハードスケジュールの中穴を一度も空けることなくやり切ったマエノさん。同い年、ほぼ同い年としても尊敬しかないです。
この2日間で私が見たかったモンローズの姿がたくさん見れて嬉しかったです!
モンローズの本気、プロ意識の凄さを感じた2日間でした。宮本さん、マエノさん、最高にワクワクした2日間をありがとうございました!
ワクワクしたい!
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