見出し画像

環境の設定で大きく変わる

今回は環境の設定についての内容になります。
例えば海水魚は、体内から塩分を排出する機能を持っています。
一方で淡水魚は、体内から塩分が逃げないつくりになっています。

いくらきれいな淡水だったとしても、海水魚にとっては生きられる環境ではありません。
だからといって、その淡水が悪かというと全くそういうわけではありません。
それぞれに必要な環境があるだけです。

くらげや魚が陸上で水中のような動きができるかというと動けないし、鳥が水中で空を飛ぶような動きはできません。それぞれの特徴が活きる環境があるわけです。

プロスポーツの選手でも、チームが変わることで活躍する選手、活躍できない選手がいますが、どれだけ能力が高いとされても、生き物は環境(=チーム状況やそのチームが大事にしていること、指導方法など)に大きく左右されます。

どこでも、何にでも、誰にでも対応できるようになるのは素晴らしいことだと思います。
でも全員が水陸両用を目指すことよりも、その都度選択・適応しながら、今の自分に本当に必要な環境や経験を選べること。

その上で各々の特徴で助け合ったり、活かしあえる関係性を育んでいくことが、個人にとっても、チーム・組織にとっても大切なことだと思います。

自分がどんな環境だと自然で、居るだけで身体が癒されていくのか。逆に、日常の何氣ない事でさえ、頑張るモードになるのか。

それは、言葉で説明できる効率や損得勘定ではなく、その時の身体の働きを感じてみることで、環境での違いを想像以上に明確に把握できるかもしれません。

吉田雅人の身体がよろこぶメルマガ
毎日配信中、ご登録はこちらから

いいなと思ったら応援しよう!