視点が変わることで見える世界
前回の記事の続きになります。
そういった不調を感じた時に、一度身体側の立場になってみるというのをおすすめします。
不調ではなく元の状態に戻すために起こっている⁉
お腹を壊した時
色んな理由があると思いますが、身体側の立場になってみると、何かを食べたりしてこのままだと不都合が起こるから、いつものペースよりも早い段階で外に出したくて、お腹を壊して出そうとしているのではないかというような景色が見えてきます。
痛いところは実は犠牲者⁉
膝が痛い時
こちらも色んな理由があると思いますが、多くの場合、膝に問題がないことがほとんどです。本来、チームとして協力して動いているはずの脚。
うまく連携が取れずにどこかの部位だけが頑張って、それ以外が本来働くべき仕事をせずに休んでいることによって、その部位に多くの仕事が回ってきて、これまでは頑張ってその他の分も仕事してきたけど、「もう無理!」ってなったのがその痛みではないかと思います。
こんな状態で更に(今回なら)膝が悪いからと膝を鍛えてしまっては、もっと悪化してしまいます。
身体側の視点に立ったら、まずはそれぞれの役割をそれぞれが果たせるようにチームワークを取り戻すことが優先だという景色が見えてきます。
頭で考えて見える世界、身体側から見た世界
頭で考えると、お腹を壊しているから…、熱が出ているから…体調が悪い。
膝を痛めているから…、〇〇を痛めているから鍛えなきゃいけないというような景色が見えます。
しかし、身体側の立場になってみると、全く異なったドラマが展開されています。身体を元の状態に戻すためにその状態を選択していたり、他の部位の分もカバーしてきたけど限界にきて、痛みとしてメッセージをくれている。
そういうことが身体の主張だったりします。そちらに目を向けることで、根本的な手がかりが見えてくるかもしれません。