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身体の「使い方」の前に「働き」を理解する

感じる▶考えるという流れが自らの能力を引き出す・発揮する順番だとお伝えしました。

身体の使い方と身体の働きの違い

このnoteに興味を持ってくれている方は身体のことや、身体の使い方に興味を持ってる方が多いと思います。

「身体の使い方」というところに入る前に大事なのが、『身体の働きを知ること』です。似てるような言葉でありながら、全く違うものと捉えてもらったらいいと思います。

・身体の使い方→自分で意識的にコントロールできる
・身体の働き→自分でも無意識の間に働いている

意識と無意識でいうと、使い方5%、働き95%といっても過言ではありません。その身体の働きというのは、特別なことではなく、日常の中にあります。

例えば…衣類やマスクなどの素材や形によって、身体への影響が変わったり…
食べすぎ・飲みすぎで寝ても、身体は休まずに働いて、朝になったら排便できる状態になっていたり…

少し距離があっても進行方向に人が見えたら、ぶつからないようにその人を避ける道を選択したり…

このような無意識的な身体の働きがあって、その上に身体の使い方が成立しています。

身体の働きは、擬人化してみるとわかりやすい

身体の働きは、人間関係に置き換えてみるとわかりやすいかもしれません。

例えば、いきなり人から「お前は今からこうやって動け!」と理不尽な命令をされると、拒否したくなりませんか?

それが「命令している思考」と「命令された身体」の間でも起こっていて、固まったり力んでしまうのは、それが嫌だという身体からの抵抗のメッセージだったりします。

それよりも、「〇〇さんは今こんな風にしたいんですね。それだったら協力させてもらいます。」と自分のやりたいことを理解してもらったり、手伝ってもらったら、その人の依頼も聞きたくなりませんか?

先に身体の「今やりたいこと」を理解して、その上で自分(思考)がやりたいことを(身体に)提案する。
このように身体の働き▶身体の使い方の順で身体とか関わっていった方が、自らの能力を引き出す・発揮しやすくなります。

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