不調は身体からのメッセージ
身体を痛めたりすると、その痛みをなんとかしたくて、専門家に頼ることがあると思います。そこで専門家に全ての痛みを取ってもらうことが、実は身体からのメッセージを受け取る機会を奪うことになってしまいます。
身体は「今の状態だとまずいよ」ということで、痛みという形でメッセージを伝えてくれています。その原因は身体の使い方や、心や思考や習慣、食事、人間関係などあらゆるものが根本的な問題としてあるかもしれません。
痛みをただ取り除いてしまうと
しかしその痛みをただ取り除いてもらうと、身体からのメッセージを受け取れずに根本的な問題はそのままにしてしまいます。そしてまたあるタイミングで同様、もしくはそれよりも深い痛みを抱えてしまうこととなります。
わたし自身も右肩を痛めて故障が広がっていった時、次々と専門家の方々を頼り、終いにはこんな肩だったらなくなってしまったらいいと思ったりすることもありました。
違和感と心地よさを大事にする
でもそのプロセスがあったからこそ、改善してからも身体からのメッセージと対話したり、違和感や心地よさを大事にすることになりました。
もちろん専門家の力を借りたり、自分だけではない誰かと関わる上で見えるもの、一人では氣づけない事もあります。
不調を悪者にするのではなく、氣づきや関わりのきっかけとして向き合えたら、違った視点を持てる氣がします。