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身体は左右非対称(脚編)

前回の日常編では、お箸や歯磨きの時の使い方についてお伝えさせていただきました。

今回は、脚の役割の違いについてです。

左右の脚でも役割が違う

前回の内容を思い出していただくと、
左:火のエネルギー▶下から上に移動
右:水のエネルギー▶上から下に移動でしたね。

これは脚の役割としても同様です。
左脚は、つま先▶骨盤に力が移動し、
右脚は、骨盤▶つま先に力が移動します。

足裏の重心移動で見ていくと、左足はつま先からかかとに移動し、右足はかかとからつま先に移動します。

普段は、両足ともかかとからつま先の意識で歩かれていると思うので、最初はやりにくいかもしれませんが、左足をつま先から入ってみてください。

そうすると、途中から自然に身体が前に運ばれるようになります。
(クッション性の高いシューズや、かかとの方が高いシューズだと感じ取りにくいので、裸足で試してみるのがいいと思います)

間違った例として、あえて右足をつま先からかかとに重心移動してみると、身体に余分な力みが生じてブレーキがかかるのを体感できると思います。

つま先からの重心移動が難しい場合

つま先から入るのが難しいと感じる方は、かかとから入ったとしても足裏の重心移動を、左はつま先▶かかと、右はかかと▶つま先と感じ取るだけでも変化を感じられると思います。

これは四つ脚時代の運動回路が身体には残っていて、右は前にあるものを捉える・進むための役割、左は引く・後ろに蹴るために使っていた回路がそのまま使われているともいえますね。

結構これだけでも(本来の役割どおりの動きになることで)腰や膝などの不調がが楽になったという方もおられるので、試してみてください。

脚の左右の役割の違い(参考動画)

前回の内容の補足と今回の内容を動画にしています。
対人で体感ワークでチェックもできますので、やってみてください。

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