疑問に感じたことはまず試したらいい
質問は2つに分かれる
講座などで身体のことについてお伝えしていると、質問をいただくことがあります。
その質問も大きく分けると、自分で試したらわかることと、本当に聞かないとわからないことの2つに分かれます。
もちろんその方のタイミングやシチュエーションによりますが、自分で試したらわかることについては、できるだけ答えない方がいいと思っています。
それは意地悪をしているわけではなくて、氣づくためのチャンスを奪ってしまうからです。
そこを答えてしまうと、結局その答えの範囲でおさまったり、そこで満足してそれ以上確かめないことって結構あると思います。
自分で試行錯誤するから見えてくること
わたし自身も学びに行ったときは、時間をかけてでもやってみたら自分でも見えてくるであろうことは、できるだけ質問しないようにしています。
そうするともやもやが残るので、それが行動に変換されてその時間で学んだこと以上の氣づきや、試行錯誤することによって新たな原理原則を見つけることができます。
そして自分で試しみてある答えが出た時点で、質問をするようにします。
そうすると、具体的な次のヒントをもらうことができます。
ポイントはいい意味で不安定な状態をつくること。不安定とは言い換えると、動ける状態です。安定すると動きにくくなります。
自ら行動して試行錯誤することによって、自分のものとして落とし込むことができます。