背骨は、らせん構造で動いている(ねじり編)
背骨のイメージと実際
背骨って人によってイメージが違うと思いますが、あまり身体のことに触れてこなかった方からすると、一本の棒のようなイメージをされている方もおられると思います。
身体はそのイメージどおりに動いているので、ある程度の構造を知っておくのがおすすめです。(また機会があれば、お伝えさせていただきます)
実際は、椎骨(ついこつ)といわれる小さな骨の集合体が背骨と言われていて、頸椎(けいつい)といわれる首の骨7本、胸椎といわれる肋骨とセットになっている骨12本、腰椎(ようつい)といわれる腰の骨5本と、仙骨1本、尾骨2〜3本の合計27〜28本からなります。
そのため背骨が波打ったり、それだけ細かく使うことができます。
背骨はらせん構造で動いている
ここからはあまり表に出ていないことですが、身体をねじるとき、背骨はらせん構造で動いています。
身体を時計回り(右回り)にねじると、らせん階段のようにあがって、重心は上がります。逆に反時計回り(左回り)にねじると、らせん階段を下って重心は下がります。(上半身の場合)
そうすると、右バッターと左バッターでは真逆になるので、それぞれ違った理論になりますし、自分と反対向きのバッターが憧れだったとしても、そのプレーヤーを反転させて応用するのは難しいです。
背骨は螺旋構造⁉(参考動画)
今回の体感ワークはこちらの動画で紹介しています。
構造どおりに動くだけで可動域は大きく変わりますので、試してみてください。