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『へたれ』を認めることで変化する

これまで色んな先生から学んできましたが、大きく影響を与えてくれた先生についてお伝えしたいと思います。

自分は「へたれ」だと認めた先生

その先生は自分自身のことを「へたれ」だと認められています。
目標を立ててやるぞ!と決めても、3日坊主になったり、挫折したり…
そんな経験を何十年も経験されて、自分自身がへたれというところからスタートして、そんなへたれな自分でも「やるぞ!」という意志がなくても無理なく、いつの間にかやっちゃって変わり続けるものは何かと探究してこられました。
そんな自分でもできるものは、どんな人にも通用するものということで、一つひとつのカリキュラムを見つけてこられました。

どこかで何か自分に合ったいい方法があればとか、自分ももう少し頑張ればとかいう形で根本的な打開策を見つけられずにぐるぐると回ってしまうのが一般的なパターンだと思いますが、ご自身を客観的に捉えて、自分をへたれという位置からスタートされていることがすごいと思います。

人間だけでなく、動物に共通に流れる原理原則

だからこそ努力ではない、能力ではない、人に共通して流れている原理原則を見つけてこられたのだと思います。
その一つが人間だけでなく、進化の歴史や脊椎動物に共通するもの。
自分自身もこの物差しをいただいたことで、物事の捉え方が大きく変わりました。

そして人によって使える時間は違うので、稽古の時間を他であまり取らなくていいもの。言い換えると、日常が稽古の場になるような方法。
歩いている時、人と関わる時、ものに触れる時、生活、仕事、その全てが稽古になるような形のもの。

こういったエッセンスのおかげで日々の過ごし方や、見えるものの捉え方が変化しました。

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