ノブセノブヨ

言葉を用いた表現活動を行っています。装丁含め本作りが好きで、いつの間にかデザインと絵もやるようになりました。 https://lit.link/nobusenobuyo

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言葉を用いた表現活動を行っています。装丁含め本作りが好きで、いつの間にかデザインと絵もやるようになりました。 https://lit.link/nobusenobuyo

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「文学フリマ東京39」出店します

意気込み 文学フリマ東京39(2024.12.1(日)) に出店します。試し読みだけでも大丈夫、お気軽にお越しください。 2000ブース超(!)のイベントは生まれて初めて。限られた時間の中、果たして私のブースにどれだけの人が立ち寄ってくださるのか…。前回の反省を活かしつつ、とにかくいつも通り、楽しむことを第一目標に掲げて参戦しようと思います。 出品リスト※画像クリックで文学フリマのWebカタログページへ ひらべったいわたしのはなし 全18篇からなる掌編集。 夢がこちら

    • 言葉のインスタレーション「導きのレッスン」

      とよたまちなか芸術祭2024が本日10/26から開幕しました。 今回私が制作した展示について、すこし書いておきたいと思います。 導きのレッスン - 眺める 樹齢約100年の蜜柑の木を中心に、中庭の事象とそれを眺める自分との心身の関係性の道筋を辿り直す、言葉のインスタレーションです。この場所でしか体験できないものになっているので、お近くの方は見にきてもらえると嬉しいです。 タイトルの「導きのレッスン」は、鑑賞者への、というより、私のための、という意味合いで名付けました。私

      • pottery series - 顔は言葉の花 -

        pottery series - 顔は言葉の花 - 今回新たに制作した、絵付け陶器のシリーズのご紹介です。 一見して花や植物紋様のようですが、観察するうちに様々な顔が浮かび上がってきます。 身近な人のあたらしい表情を垣間見る瞬間があるように、移ろいゆく日常を祝福するうつわです。 陶磁器用絵具を使い、絵付けしています。 全て手描きの一点ものです。 来週末に開催される、𝗠𝗘𝗘𝗧 𝗬𝗢𝗨𝗥 𝗔𝗥𝗧 𝗙𝗘𝗦𝗧𝗜𝗩𝗔𝗟 𝟮𝟬𝟮𝟰 「𝗡𝗘𝗪 𝗘𝗥𝗔」にて販売予定です。こちらの

        • 朝ごはん日記(9月27日〜)

          意気込み いつまで続くかわからないけど、今日から朝ごはん日記をつけてみようと思う。昼ごはんは食べたあと眠くなって覚えてなさそうだし、夜ごはんはボリュームがありすぎて書くのが大変そう。 朝ごはんはそういう心配はいらないのと、その日の自分のコンディションが一番はっきりと反映されてくる気がして、単純に記録としても面白そうだと思った。 という訳で自分の定点観測としての朝ごはん日記、頑張ってみようかな。 2024年9月27日金曜日 ・食パン2枚(バターのせ)、バナナ一本、サラダ

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        「文学フリマ東京39」出店します

          【10月・東京出店】𝗠𝗘𝗘𝗧 𝗬𝗢𝗨𝗥 𝗔𝗥𝗧 𝗙𝗘𝗦𝗧𝗜𝗩𝗔𝗟 𝟮𝟬𝟮𝟰 「𝗡𝗘𝗪 𝗘𝗥𝗔」

          10 月11日(金)- 14日(月・祝)に東京の天王洲で開催されるアートとカルチャーの祭典、𝗠𝗘𝗘𝗧 𝗬𝗢𝗨𝗥 𝗔𝗥𝗧 𝗙𝗘𝗦𝗧𝗜𝗩𝗔𝗟 𝟮𝟬𝟮𝟰 「𝗡𝗘𝗪 𝗘𝗥𝗔」にノブセノブヨとして出店します。 ※11日はOUTSIDE MARKET・ライブパフォーマンス/DJエリアのみの開催(アートエリア・WHAT CAFEは終日内覧会) 国内外のアーティストの作品展示販売がメインのイベントのようですが、今年からアートグッズやZINEを扱う「TOKYO ART MARKET」(会場

          【10月・東京出店】𝗠𝗘𝗘𝗧 𝗬𝗢𝗨𝗥 𝗔𝗥𝗧 𝗙𝗘𝗦𝗧𝗜𝗩𝗔𝗟 𝟮𝟬𝟮𝟰 「𝗡𝗘𝗪 𝗘𝗥𝗔」

          【展示告知】とよたまちなか芸術祭2024

          「とよたまちなか芸術祭2024」10/26〜11 /3 にて、詩のインスタレーションを展示します。 私の展示場所は豊田市駅から徒歩10分程度の「旧豊田市近代の産業とくらし発見館」です。 言葉を使った展示は、ずっとやってみたかったことなので楽しみです。 見ること、触れること、想像すること。わたしと世界の間にはいつもイメージがあって、もどかしくも果てしない可能性を秘めている。いまここにいることの、尽きない不思議さを再発見してもらえるような、そんな空間にしたいなあと思っています

          【展示告知】とよたまちなか芸術祭2024

          文学フリマ大阪12の感想

          初の文学フリマ出店、無事終わりました。来てくださった皆様、事務局の皆様、出店者の皆様、本当にありがとうございました。お疲れ様でした! 事前準備の際にこれまでの出店者の方の記事を参考にさせていただいたので、私も自分自身の備忘録を兼ねて書き残しておきたいと思います。 雑感実はノブセノブヨとして活動する前に一度だけ、文フリ東京に参加したことがあります。確か8年くらい前。 その時私は2階のブースで、出店者の配置にもゆとりがあり、来場者もぼちぼち、といった感じでした。1階は反対にかな

          文学フリマ大阪12の感想

          文学フリマ大阪12 出品リスト

          文学フリマ大阪12(2024.9.8(日)) に出店します。 初めての文学フリマ、楽しみです。 試し読みだけでも大丈夫、気楽にお越しください。 出品リスト※画像クリックで文学フリマのWebカタログページへ ひらべったいわたしのはなし 2020年の初版に新たに4篇を追加、全18篇からなる掌編集。夢がこちら側にやってきたような小さなお話たち。静かな雨の日の読書に。 500円(税込) 観覧室 the viewing room 「たったひとつの本を手に取るための物語はどこに

          文学フリマ大阪12 出品リスト

          文フリ大阪 Webカタログ&お品書き

          文学フリマ大阪12(9月8日(日)開催)に出店します。ブースは「こ-32」で、ショートショートのゾーンにいます。 文フリは何気に初出店です。大阪自体もほとんど行ったことがないので、一体どんな雰囲気なのか今からすごく楽しみです。 大阪周辺のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。 Webカタログはこちら 文学フリマ大阪12 2024/9/8(日)12:00-17:00(最終入場16:55) 会場:OMMビル2F A・B・Cホール(天満橋駅直結) ※入場無料 ht

          文フリ大阪 Webカタログ&お品書き

          2024年8月発行の新刊 『夢の採集』

          はじめに 三年くらい前からずっと作りたいと考えていた夢の本が、ようやく形になりました。 最初はただ夢日記をまとめたものを作ろうと思っていたのですが、「それって面白いのかな?」という疑念がどうしてもぬぐえず、ああでもないこうでもないとやった挙句にできたのがこちらです。 これまで私が作ってきたものの中で、一番地から足が浮き上がるというか、なんだか変な気持ちになれると思います。どうもこの世はしっくりこない、という方に特におすすめです。 概要 『夢の採集』 (2024年8月発行

          2024年8月発行の新刊 『夢の採集』

          港まちアートブックフェア2024

          毎年楽しみなこちらのイベント、今年も出品させていただきます! 今回は『ひらべったいわたしのはなし』『観覧室』に加え、新作『夢の採集』を出品予定です。『夢の採集』は三年くらい前からずっと作りたかった本で、色々はちゃめちゃですが今までで一番内容の濃いものになりました。ぜひお読みいただけたら嬉しいです。

          港まちアートブックフェア2024

          2024年7月8日 眠りとパレード

          昨日は午後からずっと歩き通しで、身体中の水分が全部入れ替わったんじゃ無いかと思うくらい汗をかいた。そのせいでからだがほてってしまったのか、疲れてるはずなのに夜なかなか寝つけなかった。外に出ていた日の終わりには身体中に陽が染みてビカビカ光るのだ。 電気を消し布団に潜り込むと瞼の裏でその日起こったことや日頃気にかけていること、ふと目に入ってきた光景などがコラージュのように点滅しては過ぎ去っていく。いきなりに楽しい気持ちがわいてきてよし思い切り笑ってやろうとでんぐり返ししてみたり

          2024年7月8日 眠りとパレード

          2024年7月6日 突然ホラー映画が見れるようになった

          1ヶ月くらい前から、突然ホラー映画が見れるようになった。 最初に気づいたのは、「笑ゥせぇるすまん」を見ていたとき。以前見た時は数話で気が滅入ってしまい、しばらく落ち込みを引きずってしまうくらいだったのだけど、今回はむしろ癒されている自分がいた。 むかし底抜けに明るい同僚に休みの日は何してるのか、と聞いたところ「部屋を真っ暗くして、笑ゥせぇるすまんとか見てる。そうしないとなんかバランス取れないんだよね、よくわかんないんだけど」って言っていたのが妙に印象に残っていて、たぶん今

          2024年7月6日 突然ホラー映画が見れるようになった

          2024年7月4日 トイレットペーパーの幻影

          今日から一階の和室で寝る。自室はクーラーがないので、さすがに昨夜の暑さにこたえた。扇風機を全面自分に当てて壁にぴっとりとくっつき、わずかな涼を得るために片足を窓にひっかけながら眠った。命の危険を感じつつ、それでも他の部屋で寝ようとしない自分に、私の一番の欲求は怠惰なんだなあと思った。 ふだん和室は主に園芸と作り物系の物置になっていて、ほぼ倉庫のような趣の隅の方に私の机がひっそりとある。その机の脇に布団を敷いて寝ることにした。枕元にはちょうど石膏デッサン用のメディチ像がいて、

          2024年7月4日 トイレットペーパーの幻影

          2024年7月3日 稲穂と雀

          昔おばあちゃんが、よく裏庭にお米を撒いていたと聞いた。ぱらぱらと撒いておくだけで、どこから見つけてくるのか雀がやってきて食べるのだそうだ。その様子を眺めるのが好きだったそうだ。 この前和室で作業をしていて、ふと裏庭を眺めると雀がいた。お米なんて撒いてないのになと思ったけど、野菜畑になんとなく散らしていた藁の稲穂部分をついばんでいたのだった。ぴょこぴょこ跳ねる雀を薄桃色のレースカーテン越しに眺めている。淡い光の中の向こう側を見つめながら、おばあちゃんの瞳が自分にだぶってくるよ

          2024年7月3日 稲穂と雀

          2024年7月2日 ホロスコープとゴーヤの日

          またずいぶんと更新をさぼってしまった。 自分なりに日記が書けない理由を考えてみると、たぶん具体的な物事を具体的な状態で捉えることに無意識的な抵抗があるんだろうなと思う。これ前も書いてたっけかな。 その日の出来事を物語化したものを、日記として更新すればよいのだろうか。うーんそれだとハードルがまた上がる気がする。たぶんちゃんと書こうとしすぎてる。自分にとっての本当をなぞるようにして書けばいいかな。出来の悪い詩みたいに、誰にも伝わらない気がするけれど。 (言い訳はいいから書き

          2024年7月2日 ホロスコープとゴーヤの日