店舗はこれからどうあるべきか
あけましておめでとうございます。
何かと大変な事が多かった一年でしたし、状況はまだ良くなっていないですが、みなさんどのようなお正月を過ごされたでしょうか?
僕は年末に今年を振り返って、すごく実りある年だったなと感じました。
2020年初めに考えていたプランがコロナで4月ごろには崩れ去り、そこからは先が見えない中で、せっかく得た1年の休学期間をどうものにするかを考えて今に至ります。
資格を勉強したり、インターンをしたり、最初は誰かに、もっと言えば人事担当者に評価してもらえるような「他人のための」一年間になるはずのプランがいざ振り返ってみると、
どう「自分のための」一年にするかに途中で変わっていました。
自分を軸において何をやるべきか、何がやりたいか、何が出来るかを考えられた一年はものすごく自分にとって意味のあるものになりました。
これからはまた今の新規事業を具体的な部分まで磨き上げられるように努力したいと思います。
店舗にどんな価値を見出すか
さて話はインターンに戻ります。
現在僕はもう一人のパートナーとチームを組んで二人体制で、テクノロジーを用いた店舗改革を行いたいと考えています。
具体的にオンラインでの購買活動が普及し、家にいながらなんでも買える時代になりました。
そこで小売りを行う企業はAmazonや楽天などの大手ECへの出店や自社のECサイトを作るなど、時代に乗り遅れないように手を打ってきたと思います。
そして2020年のコロナでその動きは加速。
店舗での売り上げに一層陰りが見えた会社も多いのではないか。
これからの時代にリアル店舗をいかに活用できるか。っcで
店舗の役割とはなにかを考えないといけないのではないかと感じています。
今までは商品販売の現場だったのが、ECがより広範な客層にアプローチできる良い販売チャネルとして機能しています。
もちろんそれでも売り上げの構成はほとんどの企業でリアル店舗が担っていると思います。
そこにコロナが起きたので大打撃だった。
高い固定費と人件費を払い、店舗で顧客にどんな価値を届けられるのかをちゃんと考えなければならない。
ECと店舗の顧客を分けず、双方につなげる(特に店舗→ECのベクトルは大事)施策が必要になる。
そうなった時にデジタルなテクノロジーを使って店舗で何かできないか。
店舗の定義から考え直したいと思っています。
販売の場から、新たな価値/商品の創造の場に定義したり、顧客との唯一の接点としてロイヤリティ醸成の場と定義したり、ショールームとして定義したり。
メインの相手になるのは中小企業です。
特にフォーカスしているのは全国出店などはしておらず、知名度も全国区ではない中小企業。
そんな中小企業でもすごい店は多くあります。
時代が変わり、顧客のトレンドや購買行動の変化が速くなっている時代に、前年比較による企業活動で生き残っていくのは今まで以上に難しくなるはず。
だからこそ、科学的な視点、客観的な視点で顧客の変化や求める価値に気づけるようなシステムを構築できないか。
それが現在の課題です。
今の展望は店舗内でカメラなどを用いて何かしらのデータを集めて、経営に活かす事。
しかし課題は多くあります。
一番避けたいのは集めるだけになる事。
それで満足してしまうのが一番怖い事です。
だから迅速に経営活動に活かせるシンプルなものにしたい。
これから個人的にやらないといけないと考えているのは、
・コロナを踏まえた店舗のあり方について有識者が書いた記事を読む
・中小におけるデータの活用成功事例から成功のポイントを洗う
・ペルソナの特徴を抽出して抽象化し、マクロの課題を探る
・最終的に得られたデータはどれくらいの扱いやすさであるべきかを考える
などです。
課題は
既存データの分析では突飛なアイデアや変革が生まれにくい事
です。
企業の中でも特に小規模企業は、物事の見方が近視眼的になりがちなのではないかと思います。
広い視野を持てるような取り組みも含め、中小企業に何かしらのアクションを起こせるものに形作っていきたいです。
2021年もよろしくお願いします。
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