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電話で告白したから振られたのか、内容が悪かったから振られたのか。
最近、長らく休ませていただいていた長期インターンの方に復帰しまして、そこでの課題について話していた中で挙げた例がこのタイトルのやつです。
※あくまで例です。振られてませんし、告白もしてません。因みに告白は対面派です。
インターン先では営業支援にあたるプロダクトを提供していて、購買データや顧客情報等のデータを入れると、顧客の仕分けと具体的な行動指示を出してくれて営業をかけるのに便利なんですが、これは先方に営業できての話。
アポが取れずに営業できなければ、売上アップは思うように達成できません。
そこでアポが取れるような仕組みづくりを始めようとしたわけなんですが、なかなかいい方法が出てこない、チームの中でこれだっとすぐには決まらず。
私はテレアポが失敗した原因分析と改善をして、発信時間やトークスクリプトを最適化するのがいいんじゃないかと考えていたんですよね。
PDCAを回すと言っても、一番難しいのは効果の測定と評価だと考えたので。
ただ、テレアポやった側からすると一回テレアポやったし、電話じゃない方法がいいんじゃない?という考えになる。
これってこういう事だと思うんです。
電話で告白をしたら振られてしまった。
さて、電話という方法が悪かったのか、電話のやり方が悪かったのか。
次のアクションとして適切なものは何か。
前者だと考えるならじゃあ、電話という方法で告白したのが悪かったので、直接言ってみようかなとか手紙で伝えてみようかなとかになると思うんです。
でも後者なら、タイミングが悪かったなら時間を変えてみようかなとか、伝わらなかったからもう少し言い方を変えてみようかなとか、電話っていう方法はいいけどやり方がまずかったと考える。
さてどっちが正しいでしょうか。
たぶんどっちも間違ってないんですよね。
この時にどっちを選ぶかっていうのが今の課題ですね。
そこでどっちにするかをなかなか決められないんですよ。
という事は成果への期待感が大きい方を選ぶってことになると思うんですが、これが偶数のチームで半々に分かれたら皆さんどうしますか?
最近すごく思うんですけど、アイデアを発散させるより収束させる方がよっぽど難しいんじゃないかって。
確かに収束には明確なゴール=一個または複数に絞るっていうのがあり、発散にはゴールがない、又は達成度の判断が難しいので簡単に感じるというのもあるでしょうけども。
これについてはまた決められそうな判断軸を話し合って決めていく必要があるかなと考えつつも、この議論のスキルがまだまだ足りないなと感じるこの頃であります。
なかなか生きていく中で、学校なんかでも議論についての技術を学ぶ場面って少ないですよね。
Amazonとかは入社してからの研修に非常に高度な議論や会議の技術に関する研修があるようですよ。
相手をリスペクトしながら決断を下したり、コンセンサスが取れない中で意思決定するメソッドについて科学的に体系化された研修があるんです。
すごくいいですよね。
前までファシリテーターとかって人間力がものをいうのかななんて思ってましたが、技術やスキルの1つに近いですよね。
難しいのはメンバー全員が同じレベル感や前提を共有しておくことなんですけども。
その点入社した時に全員に議論のメソッドを教え、統一するのは非常に効果的で合理的ですが。
まあ、なかなかそんな理想的な状態は存在しないし、不完全な中でもベストを出していかなきゃいけないんで、次までにある程度自分の中でうまく進めれそうな方法を考えてみるとします。
では、今日はここまで。