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キャバリアーズ快進撃!!スターターから控えまで 全員で掴む11連勝

こんにちは。 お世話になります。
NBA FAST BREAK たろうです!

今回は、今シーズン破竹の勢いで歴史を築きつつあるクリーブランド・キャバリアーズの開幕11連勝の背景と次の挑戦について掘り下げていきましょう。

現在、キャブスは開幕から11連勝を達成し、その強さはリーグ全体を震撼させています。


キャブスの攻守バランス:究極の効率と隠れた弱点

クリーブランドはリーグトップのオフェンシブレーティング122.7を誇り、フィールドゴール成功率は52.7%、3ポイント成功率は42.7%と、どちらもリーグ最高。
このチームのシュート精度は他を圧倒するレベルで、特にガーランド、ミッチェル、モーブリーといった主要選手たちがペイントから3ポイントラインまで高効率で得点を重ねています。

オフェンスの要は、ガーランドとミッチェルによるピック&ロールの破壊力。
特にガーランドは今季平均20.5得点、アシストでも卓越したプレーメイクを見せ、39得点を叩き出した対ミルウォーキー戦など、大一番での活躍が光ります。
彼のプルアップ3ポイント成功率は45.3%、これはディフェンスにとって悪夢そのもの。

一方、守備では2ビッグの存在が際立つ。ジャレット・アレンとエバン・モーブリーはペイント内で相手をリムに近づけさせず、ブロックやリムプロテクションで試合の流れを制御。


さらに、彼らは速攻からの得点にも貢献し、速攻時のチームのeFG%は驚異の69.6%を記録しています。


ケニー・アトキンソンの戦術革命:高速オフェンスとスペーシング

アトキンソンHCは、ゴールデンステイト・ウォリアーズでアシスタントコーチを務めた経験を持ち、そこで培ったアップテンポなオフェンスと流動的なスペーシングの哲学をキャブスに導入しました。

これにより、クリーブランドは昨季よりも速いペースでプレーし、リーグトップのオフェンシブレーティング122.7を達成しています。
特に、キャブスのプレーメイクはオフボールムーブメントを多用し、選手同士の連携で相手ディフェンスを崩す戦術が光っています。


控え選手を生かす柔軟な起用法

アトキンソンはベンチプレーヤーに積極的に役割を与えることで、チームの層を厚くしています。
タイ・ジェロームが第2ユニットでの司令塔として重要な役割を果たしているのも、アトキンソンの信頼と戦略的起用によるものです。
ジェロームがシーズンハイの20得点をゴールデンステイト戦で記録したのは、彼が得点力とプレーメイクを両立できると信じられている証拠です。

また、ジョージ・ニアンのシュート力を生かすためのシチュエーションや、アイザック・オコロを終盤のディフェンスシチュエーションで起用するなど、状況に応じて選手を適切に配置するアトキンソンの手腕がチーム全体の効率を上げています。


アトキンソンの影響を受けた主力選手の飛躍

アトキンソンは主力選手たちの成長にも貢献しています。
ダリアス・ガーランドのプレーメイクとピック&ロールでの選択肢を広げる指導、エバン・モーブリーへのオフェンスでの役割拡大と自信の付与、さらにはドノバン・ミッチェルがよりチームプレーに徹し、効率的に活躍できる環境を整えました。

ミッチェルは今季、平均29.9分の出場で22.6得点を記録しており、彼の疲労を軽減することでシーズン後半やプレーオフに向けてのスタミナ管理が重要視されています。これもアトキンソンの長期的な戦略の一部です。


守備の哲学:誘導型ディフェンス

アトキンソンはディフェンスでもその哲学を反映させています。
ペイントエリアでの誘導型ディフェンスを採用し、モーブリーとアレンがリム周辺での壁となる形で、相手を低確率のシュートへと追い込むシステムを構築。
3ポイントの試投数を抑えることで、相手チームのオフェンスを制限する形が見て取れます。


ドノバン・ミッチェル:オフェンスの核としての存在感

キャブスのリーダーとして、ドノバン・ミッチェルは依然として攻撃の中心です。
平均22.6得点というスタッツは、彼がいかに効果的に得点を積み上げているかを示しています。


特に、ミッチェルのプルアップシュートとペイントへのドライブは、相手ディフェンスを困惑させる要因です。今季のミッチェルは、ハードな守備を受けながらも38.5%の3ポイント成功率を記録しており、彼のオフェンスでの多彩さはキャブスにとって大きな武器です。

しかし、ミッチェルの真価はスコアリングだけではありません。
彼は試合を通してディフェンスを引きつけ、ガーランドやモーブリーにスペースを作り出す役割も担っています。特にミルウォーキー戦での30得点とガーランドへのアシストは、クローズゲームを決定づける重要なプレーでした。


ダリアス・ガーランド:コートビジョンとクラッチタイムの王

ダリアス・ガーランドの成長は著しいものがあります。


ミルウォーキー戦で39得点を叩き出し、試合を勝利に導いた彼のパフォーマンスはファンを魅了しました。
今季は平均20.5得点と6.0アシストを記録し、オフェンスの舵取り役としての存在感を強めています。特に注目すべきは、彼のピック&ロールにおけるハンドリングスキルとプルアップ3ポイントの正確さ。彼は45.3%という高い成功率を誇り、相手ディフェンスにとって脅威です。

また、クラッチタイムでの冷静なプレーもガーランドの大きな魅力です。ネッツ戦での8得点と、試合の終盤に見せた決定的なフリースローでキャブスを勝利に導いた姿は、リーダーとしての成熟を感じさせました。


エバン・モーブリー:次世代ビッグマンの飛躍

エバン・モーブリーは、キャブスのディフェンスとオフェンスを支える要です。
対ネッツ戦で23得点16リバウンドを記録し、攻守両面での活躍を見せました。ペイント内でのシュート成功率69.4%を誇り、リバウンドでもインサイドでの強さを発揮しています。アトキンソンHCはモーブリーにさらなる役割を与え、オフェンスの中心としても成長させています。

モーブリーの最大の強みは、ペイント内での存在感と柔軟なディフェンスです。彼は対戦相手をリムに誘導し、タフなシュートを強いるリムプロテクターとして、すでにリーグのトップクラスです。
彼のディフェンスによって、キャブスは速攻への切り替えをスムーズに行い、トランジションオフェンスでの得点機会を増やしています。

今シーズンはオールスターもありえるプレイヤーに進化しています!!


ジャレット・アレン:リムの守護神


ジャレット・アレンのインパクトはスタッツ以上に大きいです。
アレンはペイント内で77.6%のシュート成功率を記録し、チームのオフェンス効率を高めています。
さらに、ディフェンス面ではリムプロテクション能力が光り、試合のペースをコントロールする役割を担っています。ゴールデンステイト戦では12リバウンドを記録し、試合の流れを決定づけるリバウンドを確保することで、キャブスがリードを維持する力を支えました。


バランスアタックと今後の展望

キャブスは一人のスーパースターに依存しない、全員が均等に得点する「バランスアタック」を展開しています。
ミッチェル、ガーランド、モーブリー、アレンと、各選手がオフェンスとディフェンスで役割を果たし、互いを引き立て合っています。これにより、ディフェンスがターゲットを絞りにくく、あらゆる状況で得点を奪える体制が整っています。


控え選手たちの貢献とチームの厚み

タイ・ジェロームは、今季のキャブスにとって控えガードとして重要な役割を担っています。


ゴールデンステイト戦ではシーズンハイの20得点を記録し、彼のプレーメイキングとシュート力が第2ユニットに勢いを与えました。
ジェロームの特筆すべき点は、その冷静な判断力と高いバスケットボールIQです。彼は自ら得点を狙うだけでなく、チームメイトに効果的なパスを供給し、オフェンスを円滑に進める役割を果たしています。

ジェロームのスタッツは平均10.6得点、3.1アシスト。これらの数字は彼のベンチからのインパクトを証明しています。特にキャッチ&シュート3ポイントの成功率が高く、スペーシングを維持しつつ相手ディフェンスを引きつける要因となっています。


ジョージ・ニアン:シューターとしての安定感


ジョージ・ニアンは、ベンチからの3ポイントシュートでの貢献が大きい選手です。現在の3ポイント成功率は34.2%とやや下振れしているものの、キャリア平均39.6%の実績を持ち、信頼できるシューターであることは疑いありません。ニアンの存在により、ガーランドやミッチェルがドライブインした際にアウトサイドにキックアウトする選択肢が生まれ、チーム全体のオフェンスが広がります。


アイザック・オコロ:守備のスペシャリスト


アイザック・オコロは、そのディフェンス力でチームに大きな貢献をしています。
オコロは相手のスコアリングオプションを封じ込める能力に長けており、特に試合終盤でのディフェンシブストッパーとしての役割が重要です。オコロのアスレチックなプレースタイルは、相手の速攻を防ぐだけでなく、自らのスティールから速攻に繋げることもあります。


カリス・レヴァート:スコアリングの万能兵器


カリス・レヴァートは、控えからの得点力を提供する頼れるスコアラーです。オフェンスでは、ドライブインやミッドレンジのジャンプショットで自らポイントを奪う能力を持っており、平均12.0得点という数字がその実力を物語っています。特に、レヴァートのプルアップ3ポイントシュートは、オフェンスの選択肢を広げ、相手ディフェンスを困らせる要因です。


ディーン・ウェイド:攻守の万能プレイヤー


ディーン・ウェイドは、その柔軟なプレースタイルでコート上での隙間を埋める役割を担っています。特に、対デトロイト戦で19得点を挙げた試合は、ウェイドの能力を再確認させるものでした。彼はディフェンスでも堅実なプレーを見せ、ピック&ロールへの対応やアウトサイドシュートをカバーする力があります。


ベンチの力が生むチームの厚みと今後の見どころ

キャブスはスターターだけでなく、控え選手たちが持つ多彩なスキルセットによって試合の流れを変えることができるチームです。アトキンソンHCのシステムは、ベンチからの選手たちに明確な役割を与えることで、疲労を分散させ、長いシーズンを戦い抜くための強みとなっています。


次なる試練と期待

キャブスは今後、シカゴ・ブルズや東カンファレンスの強豪ボストン・セルティックスとの対戦を控えており、アトキンソンの戦術的手腕がさらに試されることになります。セルティックス戦では、試合終盤のタイムマネジメントと選手起用が勝敗を分けるポイントとなるでしょう。

キャブスの開幕11連勝は、スターターから控え選手、そしてアトキンソンHCまでが一丸となり築き上げた結果です。
今後の試合も、この強さがどこまで続くのか、そして彼らがシーズンを通して一貫したパフォーマンスを見せられるのか、目が離せません。


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・NBAファン歴は'95-'96シーズンから'92年のシカゴ ブルズ vs ポートランド トレイルブレイザーズのNBAファイナルをテレビで観て、こんな世界があることに衝撃を受けました。その後、マイケルジョーダン 1回目のカムバック'95-'96 シーズンからNBAの虜に。
仕事が忙しく、見られないシーズンもありましたが、2013年から仕事で独立し、自身の会社を経営しながら、毎日NBA三昧の日々。

ゴールデンステイトウォリアーズのバスケに魅せられて、完全なるDubNationに。※DubNation・・・ウォリアーズファンの意味です。

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R.I.P Kobe&Gianna 2020/1/26

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