ウォリアーズの新たな時代へ 今季戦略と鍵を握る選手たち【ウォリアーズ TV 】
こんにちは。
お世話になります。
NBA FAST BREAK たろうです！
本日は、ウォリアーズの試合はありませんでしたが、シーズン序盤、好調な今、この時点でのチームの良いところを深掘りしてお話ししていきます。
「明日クリーブランドに負けるから今語るんだ」という訳じゃありませんので。
新たな攻撃の中心：オフェンスの変革
ウォリアーズは伝統的にオフェンスの美しさを象徴するチームです。ステフィン・カリーが牽引するこのチームは、カリーのシュートレンジとプレーメイキング能力によって、相手ディフェンスに絶え間ないプレッシャーを与え続けています。2024-25シーズン、カリーは100ポゼッションあたり35.2得点を記録し、42.2%の3ポイント成功率でその存在感を示しています。
そして、今シーズンのウォリアーズには新たな武器が加わりました。それがバディ・ヒールドです。彼は加入直後から即戦力として活躍し、3ポイントシュートで抜群の精度を誇ります。シーズン平均21.1得点、**3ポイント成功率50.7%**という驚異的な数字は、ウォリアーズのオフェンスにさらなる幅をもたらしました。彼のプレーは単なるスペーシング要因にとどまらず、カリーとの相乗効果で相手ディフェンスを撹乱し、次々と得点機会を生み出しています。
ウォリアーズのオフェンスの核となっていたクレイ・トンプソンは、今シーズンからダラス・マーベリックスに移籍しました。かつての「スプラッシュブラザーズ」は、長年にわたりウォリアーズのアイデンティティそのものでしたが、クレイの移籍は新たな章の幕開けを意味しています。トンプソンの得点力とディフェンス力は今もウォリアーズの歴史に刻まれていますが、新加入のヒールドがその穴を埋め、攻撃の新たな形を作り上げています。
守備の要：ドレイモンド・グリーンのリーダーシップ
守備面では、ドレイモンド・グリーンが引き続き中心的存在です。彼はコート上での指示やハードなプレーによって、守備全体をまとめ上げるリーダーです。今シーズン、ディフェンシブレーティングは108.1と、全盛期と比べるとやや高いものの、彼の影響力は今も健在です。27.5分のプレータイムで8.9得点、5.6リバウンド、4.3アシスト、さらには43.5%の3ポイント成功率を記録し、ディフェンスだけでなくオフェンスにも貢献しています。
過去との比較
過去の栄光に目を向けると、2016-17シーズンが彼のキャリアのハイライトであることは間違いありません。このシーズン、彼は最優秀守備選手賞（DPOY）を受賞し、ディフェンシブレーティング100.9、スティール2.0回/試合という圧倒的な守備力でウォリアーズを支えました。また、優勝を果たした2021-22シーズンでは、ディフェンシブレーティング102.8で重要な役割を果たし、プレーオフでも数々のゲームで勝利を引き寄せました。
今シーズンも、ドレイモンドはジョナサン・クミンガやモーゼス・ムーディといった若手選手を指導し、彼らに勝利の哲学とディフェンスの基本を叩き込んでいます。若手の成長は、ドレイモンドのリーダーシップなくしては語れません。彼の存在は、コート内外でチームに計り知れない価値をもたらしています。
ゲイリー・ペイトン IIの存在感
ディフェンス面での貢献者として、ゲイリー・ペイトン IIも外せません。彼は100ポゼッションあたり3.2スティール、ディフェンシブレーティング98.7を記録し、相手のガード陣に強烈なプレッシャーをかけています。ペイトンのアグレッシブな守備は、ウォリアーズのディフェンスにさらなる厚みをもたらし、相手のオフェンスを封じる大きな要因となっています。
リバウンドでの支配力：ケボン・ルーニーの貢献
試合の流れを制するために重要な要素、それがリバウンドです。ケボン・ルーニーは100ポゼッションあたり24.0リバウンドを記録し、ウォリアーズが試合を有利に進めるための基盤を築いています。彼のリバウンド力は攻守にわたりチームに大きな影響を与え、特にセカンドチャンスを生み出すプレーは試合の流れを一変させる力を持っています。
ドレイモンド・グリーンも同様に守備においてリーダーシップを発揮し、相手チームのビッグマンに対して積極的に体を張ることで、サイズ不足をチーム全体で補っています。
アンドリュー・ウィギンスの今シーズンの役割とパフォーマンス
2024-25シーズンのアンドリュー・ウィギンスは、ウォリアーズにとって重要なスコアラーとしてだけでなく、ディフェンス面でも貴重な戦力です。今シーズン、彼は平均15.8得点を記録し、44.4%のフィールドゴール成功率、40.6%の3ポイント成功率を誇っています。彼の安定したアウトサイドシュートは、ウォリアーズの攻撃の幅を広げる要因となっています。
スコアリングとディフェンスでの貢献
ウィギンスの得点力はもちろんのこと、彼のプレーはディフェンスにも及びます。彼のサイズとアスレチック能力を活かしたディフェンスは、相手のトップスコアラーに対して重要な役割を果たします。シーズン序盤では平均4.8リバウンドと1.2スティールを記録しており、ハードなディフェンスで相手のオフェンスを封じ込めています。
過去からの成長
ウィギンスは2021-22シーズンにウォリアーズの一員として優勝を経験し、ファイナルでは貴重な貢献を果たしました。彼のディフェンスはそのシーズンで飛躍的に成長し、リーグ内外で高く評価されました。今シーズンも引き続き、その経験を活かしてチームを支えています。
戦術的な工夫
ウォリアーズはインサイドのサイズ不足を補うために、スモールラインナップやスイッチディフェンスを活用します。ドレイモンド・グリーンがセンターとしてプレーする際、チームは機動力と守備範囲の広さを武器に、相手のインサイドアタックを分断します。この戦術はかつての「デス・ラインナップ」を思い出させるものであり、今シーズンもその変則的なラインナップを活用して試合を有利に進める場面が見られます。
若手選手の育成とポテンシャル
ウォリアーズがインサイドでのプレーを向上させるもう一つのアプローチは、若手選手の成長です。ジョナサン・クミンガは今シーズン、平均13.1得点と4.8リバウンドを記録し、よりフィジカルなプレーが求められるポストでの役割を増やしています。彼の成長はウォリアーズが将来的にインサイドのサイズ不足を克服するための鍵となるでしょう。
クミンガの成長は、過去数シーズンとの比較でより明確です。2021-22シーズンには平均9.3得点で、その後2022-23シーズンには9.9得点、2023-24シーズンには一気に16.1得点へと飛躍。このような成長カーブを見ると、彼が今後ウォリアーズの中心選手となる日もそう遠くはないと感じさせられます。
さらに、ブランドン・ポジエムスキーも注目です。鼻の骨折によりマスク着用を余儀なくされていますが、プレイメイクやディフェンスでの貢献が期待されています。彼の成長は、ウォリアーズの未来をより強固なものにする要因となるでしょう。
補強の可能性
ウォリアーズが長期的に見据えているのは、トレードやドラフトを通じてのインサイド補強です。これまでのシーズンで、ウォリアーズは戦略的なトレードでチームのニーズを埋め、チャンピオンシップ争いを優位に進めてきました。今シーズンも競争が激しい中、フロントオフィスがどのような動きを見せるかは大きな注目ポイントです。
課題と未来への展望
ウォリアーズには依然としてターンオーバーの多さやフリースロー成功率の低さという課題があります。特に100ポゼッションあたり13.3ターンオーバーは、重要な試合でのリスク要因です。**フリースロー成功率72.9%**も接戦での改善が求められます。しかし、これらの課題に対しても、若手とベテランの融合によって前進が期待されます。
モーゼス・ムーディやTJD（トレイシー・ジャクソン＝デイビス）、さらにはクインティン・ポストといった選手たちも、ウォリアーズの未来を形作る重要なピースです。彼らが成長を遂げることで、ウォリアーズは再びNBAの頂点に立つ日が訪れることでしょう。
最後に：ウォリアーズファンとして
2024-25シーズンは、ウォリアーズにとって新たな挑戦のシーズンです。ベテラン勢が若手をリードし、チーム全体で未来を切り開く姿は、ファンにとって見逃せない瞬間です。ウォリアーズが再びNBAの頂点を目指すその戦いを、一緒に見守り、全力で応援していきましょう！
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プロフィールこんにちは。NBA FASTBREAK たろう です。
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プロフィール・バスケを諦めきれない40代 (週2回プレイ バスケ自体は下手・・w)
・バッシュ Curry4 フロトロ
・NBAファン歴は'95-'96シーズンから'92年のシカゴ ブルズ vs ポートランド トレイルブレイザーズのNBAファイナルをテレビで観て、こんな世界があることに衝撃を受けました。その後、マイケルジョーダン 1回目のカムバック'95-'96 シーズンからNBAの虜に。
仕事が忙しく、見られないシーズンもありましたが、2013年から仕事で独立し、自身の会社を経営しながら、毎日NBA三昧の日々。
ゴールデンステイトウォリアーズのバスケに魅せられて、完全なるDubNationに。※DubNation・・・ウォリアーズファンの意味です。
ステフィンカリー も、もちろん好きだけど、熱いプレーでチームを引っ張り、時には混乱させるドレイモンド グリーンの大ファンです!!
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R.I.P Kobe&Gianna 2020/1/26
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