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わたしたち新卒社員が戸惑った「社会人の当たり前??」
こんにちは。ウィズアスnote編集部です。
このnoteは当社の新入社員やメンターたちが実際に取り組んでいるオンボーディング活動を実体験をまじえながらご紹介しております。
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夏が終わり9月になりました。新卒で入社した皆さんが社会人になってもう半年がたとうしています。日に日に出来る業務が増えていき、成長著しい姿を見ることができるのは嬉しくもあり、頼もしくもあります。
そんな新卒のみなさんがオンボーディングで直面している問題もわかってきました。その中でも、今回は新卒社員が「社会人の当たり前に戸惑ったこと」をテーマにお話を聞いてみました。
会議で飛び交う言葉、社内資料に記載されている言葉、当然使っている人たちは、共通認識の上で話が進んでいると思っているのですが、どうも話がかみ合わないといったこともしばしばあります。
新卒社員の方たちが「当たり前」に戸惑うのは単純に「知らないこと」が原因の場合が多いようです。
それ以外に「当たり前」が通じない理由も想像できます。
【当たり前】が通じない原因
・持っている情報量が違う(必要性がなく未経験、知識として知らない)
・前提が違う(価値観や文化、時代が違う)
・同じ意味あいでも言葉の選択の仕方が違う
*相手への思いやりが不十分
新入社員だけでなく、経験豊富なベテラン社員でも他業界の方たちとの会話では共通言語が違うこともあり、さっぱり意味がわからなかった。という話はよくあることです。ことオンボーディングでは要注意ポイントとなります。
そのような「ある組織や仲間内では当たり前」に直面して戸惑った新卒社員のエピソードをご紹介します!
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わたしはカタカナが苦手です
皆様お久しぶりです。よしみです。
9月になり、入社して早くも5か月が経とうとしております。
先日就活生と思われるスーツを着た方を社内で見かけ、去年の自分を思い出しておりました。その時から大きく自分の環境、生活が変化し、経験をたくさんさせていただいているところです。
そんな新しいことばかりの社会人生活で「社会人の当たり前に戸惑ったこと」を今回書かせていただきます。
お読みいただく皆様は社会人歴の長い方が多いかもしれません。
そんなことで!?と思われることもあるかと思いますが、どうか温かい目で見ていただければと思います。
私が最初に分からなかった言葉は「SSシート」です。
私が最初に分からなかった言葉が「SSシート」です。
業務マニュアルなどに書いてあり、説明してもらった時に「スプレッドシート」と読むことが分かりました。
ちなみに「SSシート」をGoogle検索しても、Googleスプレッドシート関連のサイトは検索結果として6番目の記事でした(2021.09時点)
小学生の時からパソコンの授業でExcelには少しずつ触れてきた世代なのですが、Googleスプレッドシートのことは全く知りませんでした。
説明を聞いても最初はExcelとの違いが分かりませんでしたし、使っていくうちに覚えていきました。
Excelと、Googleスプレッドシートのそれぞれできることとできないことは今もまだ日々勉強中です。
そもそも私はカタカナが苦手です。
学生時代はカタカナだらけの世界史がかなり嫌いでした。
しかし、社会人は多くのツールを使って仕事をします。今までに触れてきたツールなら良いのですが、社会人になって初めて使うもの、カタカナのツールの名前はかなり混ざってしまいます。
例えば「マイドライブ」と「ワンドライブ」「アウトルック」と「クラウドログ」といった音が似ているものが特に判別を苦手とします。
一旦考えてから『合ってるよね?』と自問自答してから発言しています。
まだまだ当たり前に戸惑ったことはあるのですが、このくらいにしておかないと本当にメンターさんに呆れられてしまいそうなので、このあたりで終わりにします。
社会人になってたくさんの驚きがありますが、そのひとつひとつが成長に繋がっていると信じて日々学んでいきます。
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社会人になって感じた学生時代とのギャップ
新卒の古川です。
今回のテーマ「社会人の当たり前に戸惑ったこと」についてお話ししていきます。
実際の業務と通じ、「学生時代とは異なるギャップ」や「社会人はなぜ○○を平然とこなすことが出来るのか」といった観点から3つほどご紹介いたします。
①タスク・予定管理を習慣づける
自分のタスクや予定を時間ごとに詳細に管理することで業務の可視化をする。こういった習慣は社会人ならではだと思います。そのうえで、タスクや予定をどのような粒の大きさで管理するのか、発生した業務やタスクを都度メモするといった、漏れを防ぐための習慣化がなかなか慣れず、戸惑いを覚えました。
学生時代は日記やカレンダーを使わない生活を送ってきたので、予定の自己管理・可視化の方法を身に付けることが難しく感じました。
②様々な業務を同時並行で行うこと
これまで宿題や課題などは一つの作業に集中して取り組むことが主流としていました。しかし、社会人になると複数の業務に対し時間配分を決めて取り組むことや1日に異なる企業とのやり取りを並走して行うなど、いくつかの業務を同時並行で進めるといった点には驚きました。
実際の業務では複数の企業に対して並行してメールの対応をした際には、切り替えが追い付かなかったことがありました。
就活生として様々な企業説明会に参加したときは、社員紹介などで、「案件をいくつも抱えています」や「複数の案件を同時並行で担当します」などは聞いていましたが、実際に自分で行うとなるとなかなか苦労する点であると実感しました。
「社会人の当たり前」という観点では、この「複数の業務を同時並行でこなす」ことを当たり前にできるようになれるのかといった部分での困惑がありました。 いかに自分の案件・業務を円滑に且つ漏れなくやり遂げることが出来るのかといった部分は今後の大きな課題になると思います。
③横文字のビジネス用語がわからない
おそらく多くの新卒入社者に立ちはだかる関門の一つである「ビジネス用語」。これはコミュニケーションの効率化の為やビジネスでの共通認識としての必須項目ともされていますが、入社当初は私もこのビジネス言語のインプットに苦戦しました。
「アジェンダ」や「MTG」、「リソース」など横文字ばかりの会話についていけないことも多々あり、現段階でも都度調べることもあります。
しかし、覚えてしまえば会話の理解が出来るようになり、事前と使える言語へと変化しました。
友人との会話でも使ってみたこともしばしば…
知らなかった・理解できなかったビジネス用語例
・アジェンダ
・MTG
・リソース
・アッセンブリ
・リスケ など
以上、3点以外にも「社会人の当たり前」に戸惑ったことはたくさんありますが、このような「社会人の当たり前」と感じているものいつか自分自身にとって当たり前と実感する時が来るのでしょうか?
当たり前に近づけれるように、日々精進していきたいと思います。
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「社会人の当たり前」って表現はよく使いがちですが、少し注意してみると便利な言葉である一方で少々やっかいな表現なのかもしれません。
組織やチーム内で「当たり前」が有効に機能しているときはコミュニケーションコストが低く、業務を進めていく上でとても便利ではありますが、、、
その「当たり前」がうまく機能しない場合もよく起きます。するとそれが業務進行の妨げ要因となり、結果として仕事の邪魔をしてしまうことにもつながります。
新卒社員のみなさんが、まず戸惑ったのは「横文字」や「カタカナ」のビジネス用語のようです。
学生時代には必要としなかったので単純に知らない言葉だったということですが、実はその言葉自体「社会人の当たり前」ではなく「社内だけの当たり前」なのかもしれません。
これらの問題を解決するために、多少の手間はかかりますが社内でよく使う言葉の単語帳をつくることをおススメします。
社内でよく使う言葉なのに意味がわからない。Google検索をしてもヒットしない。このような社内独自の解釈や使用している言葉は以外と多くあります。
これは新入社員のためにだけではなく、組織内の全員の共通認識を整える意味でも有効なツールとなります。
今回は言葉の意味を多く取り上げましたが、オンボーディングの際にはこれらの「当たり前」がそもそも共有できていないのかも?という前提で組織内ではコミュニケーションすることが重要だと感じました。
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常識という点をもう少し広い意味でご紹介くださっているnoteがありましたので、是非ご覧ください。
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私たち、株式会社ウィズアスは、企業イベント制作会社である株式会社ニューズベースを母体に持っており、イベントという様々な「結びつき」の場を創り出してきた長年のノウハウを活かして、人事業務を中心とした各種アウトソーシングサービスを提供している会社です。
今後もオンボーディングをテーマにnoteを配信していきますので、ご覧いただけると嬉しいです!
※当社のブログでは、オンボーディングの重要性や、新入社員とメンターとのコミュニケーションに触れた記事も公開しています!是非ご覧ください!