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最終節をフォトサポシートで観戦してみた - 試合編2(FC東京 2024年最終節 vs セレッソ大阪戦)

このレポートの、準備編と試合レポの前編はこっち↓


 

この記事はFC東京の2024年最終節を写真を撮ることに特化したピッチサイドフォトサポシートで観戦した記録です。

お借りした機材 
カメラ : Nikon Z6III
レンズ : NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
マンフロットの一脚

ニコン フォトサポ
公式X https://twitter.com/NikonPhotoST

公式  FC東京フォトサポ
フォトサポ 明治安田J1第38節 vsセレッソ大阪(味スタ)


 さあ、写真紹介いつになったら終わるのか。この記事ではハーフタイム以降をお送りしようと思います。ピッチサイドフォトサポシートという、写真撮ることに特化した席でNikon Z6IIIをお借りしてFC東京の試合を見た時のレポ、三回目です。(この記事の概要は上のリンクから見てねー。)

↓ちなみに、私がフォトサポサイトの方に投稿した写真のアルバムはこちら。アカウント決めるときにテキトーに「のび」ってアカウント名にしたら、写真に著作権表記ついて「のび」って書いてあるのがなんとも間が抜けてるというか、違うナマエにすればよかったかもー


 さて、ここからは2024年12月から2025年1月にかけて作成しております。12月の中旬以降が壮絶にバタバタしていたので記事作成してられなかったんだよね。体力がやっと戻ってきたので作成に戻りますが、ここを書いてる本日、荒木遼太郎選手の期限付き移籍期間満了が発表されたところ、というかんじ。

 ではつづきいきましょ。


後半の写真

↑ハーフタイム。東京ドロンパ君、どこを通るのかと思ったら背中側だった。ズームレンズだと全身入らない。


結構な速度で通過していかれました。


もう一回来てくれて、今度は我々の前面に、なんですけど近くて大きくて撮れないのでちょっと下がって撮ったよ。

こういう感じです。ドロさん、近づいてきたことに気づいてないフォトサポシートのお客さんにそおっとちょっかい出してた笑 

これは投げキッスをしているところだな、たぶん。


あ、そうそう。青いサンタ帽かぶってるんよ。



ハーフタイムはじまり。てるくん(仲川輝人選手)にピントが合って欲しかったんだけど、そうはいきませんでしたー。

ディエゴさん、笑顔だね。

↑土肥幹太選手の背中…なんかね、こういうのを見るとね、なにかがお父さん(土肥洋一さん)を彷彿とさせるなにかがね… この感じ、わかってくれる人いたら嬉しいんだけど。

ピッチ上でも西日がまぶしいみたいです。

野澤大志ブランドン選手。蹴りだしのところ撮れた。

↑ピントはてるくんなんですけど、手前の白井康介選手のスプリント姿が美しかったんよ。

↑土肥選手の守備シーン。芝がー 散っててー 光が当たってるー (つまりこういうのを撮りたかったのが撮れてたよ、っていう意味)

↑見てていつもいつも思うんだけど、膝に負担がかかる競技だよね。想像だけど、仲川選手はこっちの思ってる何倍も、体のメンテナンスとかに時間も気も使ってそうだな、って気がしてる。大けがの経験がある選手なんかはみんなそうなのかもしれないけど、一年をとにかくやり通すっていうこと自体すごくいろんな手入れが必要で、それをやってるからこそ、来年もあるってことなんだろうな、と。積み重ね大事って言っちゃうとなんか簡単になっちゃうけど、我々一般人の感覚での「こんなかんじ」って程度のことじゃないって気がするんだよね。


ベンチ方向もよく撮れますねっていう一枚。

白井選手の走り出し、好きなんだ。わくわくするでしょ。

↑これはねえ、大志の超ファインプレー、すごい反応でゴール守ったときのなんだけど、大志じゃなくて後ろのお客さんにピント合ってた(のでぼかしかけました)。ぼかしてないのはお客さんたちが「!!!!」っていう、すごくいい表情してたんだけど笑


↑これはですねえ、ピントが東選手に合ってたら最高の写真だった。セレッソサイドの、ここを通せば、っていうパスを東慶悟選手がカットしたところなのー。ピントがパス待ってる側の為田選手の背中なので、説明が必要な写真になっちゃった。

ディエゴさん、ゴール前で守備してるところ。

カピシャーバ選手。体の使い方うっまいな、と思ってつい撮る。

ディエゴさん、ピッチを去る

ここでディエゴ選手の出番、おしまい。山下主審と握手して、頭を下げてるところ。

安斎選手と

握手。

そして抱擁。

ディエゴさん、キャプテンマークを外して

高宇洋選手の腕にキャプテンマークを巻いているところ。
ここ、自分的にぐっときたところ。

高宇洋選手は今年新潟から移籍してきた選手なんですけど、この前年に新潟の選手として味スタでFC東京と対戦したとき、「試合後にディエゴが自分のことを待っていてくれて、良い選手だねと声をかけてくれた」っていうエピソードがあって。その後高宇洋選手は東京に来てくれたわけなんですが

そのこと思い出したので、このシーン、自分的には見てるだけで泣いちゃう一枚。かつて別のチームの選手同士だったけど、ディエゴさんの引退のときにはこうやってキャプテンマークを継ぐ立場にあった。
もう無理。泣くこれ。
↓(そのエピソードの書かれているYNWAマガジンの記事はこちら。)


東慶悟選手とハグして、

泣いてる。


下がっていくディエゴ選手のために、セレッソ大阪の選手たちも集まって花道作ってくれてます。私、セレッソの選手たちのこれに気づいたときに泣いたな。


長友選手とハグしてるところだと思う。

ディエゴさんはセレッソベンチのほうに向かって、小菊監督に挨拶。

ピーター監督(もこの日で退任)と抱き合う。

山下敬大選手とハグ。

…これ、あとから思うと交代で入ってきた俵積田選手の心境ってどんな感じなんだろうなとかは思った。会場全体がしんみりムード、だけど自分はピッチに出るためにテンション上げていくようなタイミングでもあるのでメンタルの持っていき方(というのかな)、どんなふうだったんだろうね、って。

後半、さらにそのあと


このへんはわりと光がきれいな時間帯で

逆光がキレイだったんです。

俵積田晃太選手が入ったので

たわらさんがチャンスつくるとことか

撮れてめっちゃ楽しい

ボール奪取して

はい、もってけー って思いながらシャッター押して

こういう体勢撮れて至福だなとか

走れーとか

遠くなったけどピント合ってるのかなとか

どこまで行くだろうなとか(ファインダー覗いてるとそのほかの状況がわかんない)

そろそろボール出すか

肝心なところでピントが合わないんだからー!!!  という自分との会話。

あ、この時はね、ボール出る前からたわらさん追ってました。

来るかなー

あ、この感じは

来たな。


あー これは

シュート、入ったかー 

エンブレムに手をやってるとこです。後ろからだけど鳥肌もんです。心は嬉しくて泣いてます。たわらさんの姿を追っててよかったと。


山下敬大選手が超ねぎらってます。あとから映像を見たところ、山下選手が良いボールを遠藤選手に出したとこから始まってたって感じだったっけ。

網ごしでもかっこいい。

盛り上がって、って山下選手がサポーターあおってるところ。

たわらさんにボール出した遠藤選手をねぎらう山下選手。

ベンチ方向へこのポーズ、たわらさん。

ところがー。これ、オフサイドでノーゴールでした。遠藤選手が微妙にオフサイドだったらしくて。
だけど、得点にならなくても撮れてよかったと思ったよ。ファインダー覗いてるとほんとうに「彼しか目に入っていない」状態になるから、ボール出てチャンスになるかどうかなんてわからないけど、それが一応フィニッシュまでいったってケースでしたから。


これは安斎選手が大ピンチを体はって救ったときのですね。

守り切った人たちの、渾身のガッツポーズ。これ、手前側にちょうどボールが転がってラインアウトしたところですが、大志君はガッツポーズしながらもボールが出るとこ確認してるのよね。

これは3点目。エンリケ トレヴィザン選手がまず頭でシュート、は阻まれて

もう一度はねかえりをシュートしたら

あ、入った

っていう、うしろから追ってく土肥君の喜びようがステキ。

これ、ちょうど左端に(お顔入らないようにしたけど)ボールボーイさんがいて、エンリケさんが「ボールちょーだい!!」って言ってるとこなんだけど、あの一瞬でボールボーイさんがよく意味を理解して反応してボール渡したなと思った。

網越しですが、このアクションがやりたかったエンリケさん。ああ、奥さんのおなかに赤ちゃんがいるんだなーって思ってよかったなあと思いながらシャッター押してるとこ。

これね、ピント合ってないけど、荒木君のことをハグしにいった土肥選手がいい顔しててね、っていう写真です。

あっちがわであんなことになってた笑
AKracingシートのお客さん、目の前でこれ見れてうらやましい。

長友選手と野澤零温選手入ります。

そうそう、俵積田選手のこーゆーとこ撮れて至福っていう写真、ふたたび。

こういう体勢撮れるの至福、ふたたび。

守備中の土肥幹太選手。
ディフェンスってさ、相手のやってることに完全にリアクションで対応しようとすると抜かれるじゃない?いつも相手アクションを受けての後手ってことだとすると。それを守るってことはなんらかの読みとか駆け引きとか状況把握能力とか、いろんなことを総合的に判断して行動できないと成立しないポジションだよね。頭の中どうなってるのかなとかは気になる。

決まらなかった、けど、山下敬大選手のシュート。この日の山下選手、やっと山下敬大ってこういう選手なのか、っていうのが垣間見えた気がしたような感じでした。結果はご本人納得いってないと思うけど、良さはいくつも光ってた。

試合終了。久しぶりにすっきりする試合見られた。

みんな笑顔で終われます。

広報さんがいい表情よ。これ見てると安心するやつ。

終わっちゃったなー。
ディエゴさん、ほんとに引退するんかな。
それはそれとして、来年もいるんでしょ?とか言いたくなるくらい、現実感ありません。

 このあとはセレモニーだよ、ということで準備まち。

ドロさん、なんだか

バッグに入ってたけど。

最終節セレモニー

最終節後のセレモニー、はじまります。

監督やディエゴの挨拶があるので選手たち、並んでいきますが

↑今だから言う。帆高、なんか元気ないなと思ってた。この日はメンバー外だったからコンコースでファンサービスしてる姿も見たしフォトサポシートの受付待ちのときに至近を通ってった姿も見たけど、「あれ?」って思ってたの。試合出てるときも出ないときも、もっとアグレッシブな空気持ってる選手だよな、って。
この時から決まってたのかなあ、移籍すること。(FC町田ゼルビアへの完全移籍が発表されました)正直言いまして、私相当ショックでした。つらいよー、彼の闘う姿がとても好きだった。

ディエゴさん、出てきた。

飯野さん(通訳さん)と和やかなかんじ。

この日で退任のピーター監督の挨拶。

↑これ、「みんなの夢が叶うのを遠くから見てる」的なこと言ったときのだと思う。結構この言葉、ぐっと来ました。

小泉慶キャプテンの挨拶。短い言葉だったんだけど、個人的にすごく響いた。変わらなきゃならないところは変わらなきゃならないと思う、我々の意識も。

ディエゴさんの引退セレモニーです。

セレッソのサポーターの方々から、この横断幕。なんか嬉しいよね、寒いのに残ってくれて、こういうのまで手間かけて作って用意してくれていて。

ディエゴさん、挨拶終わりにみんなとハイタッチしてるんだけど、ご家族が花束もって出てきてます。

↑息子さんとハグしながら、ディエゴさん泣いてるの。息子さんの小さい手がぎゅっとしてるとこがなんかよくてまた泣きながら撮る自分。

ご家族と。お母さまもいらしてました。

セレモニー終わって、場内周回します。我々、フォトサポーシート民は各自自分のパイプ椅子を持ってちょっと後方に移動。ピッチ上でみんなを待つかんじになります。ちなみに、立たないで席に座って撮ってねー!! とスタッフさんからのお達しが。

たのしそうやな。

今思うとこれが最後だった、FC東京在籍時の荒木遼太郎選手。
こうなったらすごい活躍して海外行ってほしいんだけどとか言うとアントラーズのファンの方には超失礼になっちゃいますが… 気持ちは応援しちゃうよなー。だってほんといい選手だもの。

小林将天選手(向かって右側)と野澤零温選手。小林選手は面白い人枠的な意味で計り知れないポテンシャルをお持ちですので今後が楽しみです。ていうか未成年に見えないくらい雰囲気が大人ですけど。

このあたり、すぐ目の前に選手がいる状況なので、望遠だと寄りすぎててどこ撮っていいのかわからない状態でした。夫はこの時のために自前のNikon D810持ってきて撮ってた。

和やかでいいな。

児玉剛選手を囲む森重さんと長友さん。ダマさんもこの日最後ってのがなんか信じられない、というか長く在籍した選手がいなくなった状態っていうのが想像できないのよ、まだ。

東廉太選手(右側・25年はギラヴァンツ北九州でプレーすることが発表された)と白井選手はほんとに仲良いんだなとこの時思った。SNS上では面白いやりとり展開されてますけど、この時も一緒で楽しそうだったよ。

この時ね、仲川選手はさむそーに歩いてて、夫さん、「いやいや、今日点とったのアナタだし、もっと目立つ感じにしてていいのに」と、ネックウォーマーでお顔隠した状態で一番うしろを行く仲川選手見て言ってて、私「寒いのでは…」と夫に返しましたけど

うしろからファンに挨拶しながら遅れてやってくるディエゴを気にしながら歩いていたのを見て、主役はディエゴだよ、って思ってるってことなのかな、と。仲川選手って自然に目立っちゃう選手だから勘違いしがちだけど、自分から目立ちたくて目立ちに行く人柄じゃないよね。これ、東京に来てくれて二年見てるからわかったことだけど。この、常に周り見て気にかけてるようなところ、私の思う仲川選手の一番好きなところ。

ファンの方から贈り物を受け取りながら、うしろからやってきたディエゴさん。

バックスタンドのお客さんたちに丁寧に礼をしていた。

ピーターさんはメインスタンドのお客さんに向けてたくさん投げキッスしてたなあ。

見えづらいんですけど、ディエゴさん、ゴール裏に立ってるとこ。

選手たちは花道を作ってディエゴさんを待ってるんだけど

そこを通り過ぎて

メインのアウェー寄りのお客さんにも挨拶。

これで最後なのかって思うけど、全然まだ現実感ないね。

 セレモニーも終わり、我々は機材を返して終了、というかんじなのですが、そうだ、借りたカメラの写真撮るの忘れてた ということで


↑無理やりiPhoneで撮った。首から下げてます。重いです。移動するときはあぶないので左手でレンズ支えてますが、左腕に筋肉つきそうだね。こういうのを3台くらい持ってピッチ脇を走り回ってる公式のカメラマンさんたちを尊敬します。っていうかお体気をつけて、って思います。厳しい天候のときも気温のときもずっとそれを続けてるんだもの。集中力切らせると撮れるものも撮れないし、過酷なお仕事だと思います。自分のタイミングで「もういいだろう」って切り上げられない性質のものだもんね、スポーツカメラマンって。

我々が退出しようかなというタイミングで、児玉剛選手がサポーターに挨拶していました。歩きながらピッチ上で一緒にシャーやったよ。ダマさんとご家族の未来が幸福であってほしいな。Vlogで見慣れた人たちがここを離れてしまうのがさみしい。


この日の公式動画とか、あとおまけ

↑余談も余談ですけど、これの9分35秒くらいのとこの白帽子が私です。木本選手にシールもらってめちゃめちゃ嬉しそうな顔してご満悦で歩いてたので家で見て夫とめっちゃ笑いました。どうも自分の思う自分の姿と客観的に見える自分の姿は別物のようだ。もっと颯爽としてると思ってたんだが…理想は所詮理想だった。
ちなみに夫はカシーフくんに握手してもらってるとこも私の前に並んでシールもらってるとこも映ってた。我が家的には良い記念になった。

↓これはディエゴさんの引退セレモニーのときにビジョンで流されたゆかりのある選手たちのコメントなんですが

現地で見た時に流されてなくて、こっちの動画のほうには出てきた人が一人いる! 現地で私「このメンツ出てきて小川諒也さんがいないって、ある!?」って夫に言ったけど、やっぱりあったではないか! なぜ現地で出なかったかはなにかしら事情があるとして、見て笑ってしまった、こういうのも小川選手にまつわるエピソードって感じだよなって思っちゃって。
しかし今見ると高萩選手も引退発表しちゃったし、なんかいろいろさみしくなるね。

そう、この日オフィシャルメンバーシップのブースで木本選手から手渡してもらったシール、表を剥がしたら高宇洋選手出てきたー! この日はヤン君さまさまって日だったから嬉しかったです、記念になったよー。ちなみに夫もこのデザインのシールだった。デザイン数種類あったはずだけど、木本選手が持ってたのは全部ヤン君だったのかなとか邪推した笑


 さて、一枚写真を紹介。

↑これね、2018年3月18日にバックスタンド二階から撮った写真。ディエゴがFC東京に来て、最初にゴールした日の試合終了後のスタジアム周回してたときの。このころはスタジアムにカメラ持っていく習慣はなくて、たまたま気が向いて撮った日がこの日だった、っていう頃の。Nikon AW1で撮ったらしい。夫のカメラ借りたんですね。小さいのない?とか言って。(夫はまともにカメラやってた人で写真撮るのが仕事の一部だったこともある人なのでカメラとかレンズとかいろいろ持ってる人です、最近は全然撮らなくなってたけど)

 ディエゴさんの東京在籍時の始めから終わりまで見ちゃった、というかんじ。大人の自分にとっては7シーズンってそんなに長くない時間なんだけど、若い人たち、子供時代にファンになった人にとってはすごく長い時間よね。

 そこにいるのが当然、という人が抜けてしまったあと、ってまだシーズンが始まらないと実感ができないな。どんな気持ちで見るんでしょうね。

 まもなく25年のシーズンが始動してしまうわけですけど、今回はぜんぜん一年のまとめ的記事も作れなかったし、個人的にもいろいろあって気持ちが全然整理つかないままに2025年になっちゃってた感じありますけど、そんな感じでも未来は続いていくもんね、監督も新しく、チームもどんな方向性になるのかまだわからないから、それも含めて楽しみに見ようと思います。

 …去年のファン感の記事作ってないんだけど…困ったね…


 



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岡下 伸予
誰かの心の平穏やきらきらを取り戻すお手伝いがしてみたい。

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