珈琲焙煎 5回目 豆量を100gに減らしてみた
2024.10.30
アマゾンで3個セットで買った最後の豆、モカ シャキッゾ TadeGC農園 G-1 Q1を使用する。
生豆は配送された際にハンドピックを完了している。不良豆は、300g中で5g程度(30粒)だった。
[焙煎時データ]
気温22° 湿度80% 風速<2m/s 生豆100g
ウッドデッキにて焙煎
想定温度プロファイルは前回と同じとした。
前回のプロファイルがかなり理想に沿っていたが、今回は焙煎する豆の量を減らした結果、ちょっと勝手が変わった。
だんだんマシになってきたとはいえ、焙煎ムラが認められている。単純に技量がないからであるが、これをより均一に焙煎するためには、単純に豆の量を減らせばいいはず。ということで、これまで150g程度を焙煎していたが、今回から100gに減量する。焙煎指数1.18だと、仕上がりで85g。ダイソーのガラス瓶(竹キャップ(¥110-))にピッタリ入るカサなんだよねぇ。
で、豆量が少なくなったからか、初動温度が上がったのにビビってしまい、火力を抑えるとともに、鍋振りを多く、かつコンロから離し気味とした。結果、10分までで、5℃/分といった低勾配になった。その後、ちょっと鍋振りやコンロとの距離ので調整し、16分に1ハゼを確認。最終的に215℃で煎止めとした。
理想プロファイル通りにはいかなかったが、180℃以上の時間帯をより長く維持できたことが、これまでとの差異になるのかもしれない。落ち着いてからの試飲が楽しみだ。
今回も、2ハゼを聞くことなく、豆の色を見て焙煎止めを行った。
前回より風がはあったが、コンロの火を大きく揺らすものではなかった。
仕上がりは、
焙煎指数 1.167 (焙煎前 100.0g / 焙煎後 85.7g)
焙煎指数は前回とほぼ同様。数字からすると、もう少し時間をかけてもよかったような値だが、見た目はこれまでで一番好み。豆の量を減らした効果か、焙煎ムラも少なく、スモーク臭も焦げ臭も殆どない。火から下して、煎止めをもう少し見極められれば、もう一段上に行けるのだろうか?
また、100gにしたことで、鍋振りが楽になるとともに、水分が抜けた豆が鍋に当たる音が軽快に聞こえるようになった。練習回数も増えるし、手間が増えるだけがデメリットなので、今後も当分は100gでの焙煎で行く。
後日
実飲してみたところ、後味に酸味が出てきてしまったが、モカのいい香りと滑らかな口当たりが、今までで一番いい感じ。このレベルの豆が300gで¥800-程度(手間別)なら、これは買いだと思えるレベルだ。嬉しい。
ただ、TIMEMOREで挽いたところ、やや回す手に力が入るし、機器にほとんど微粉が付かない。まだ豆の水分量が多いということだろう。