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ちょっとだけ北浦散歩

拙宅から北浦までは徒歩十数分である。ただし、鹿島台地の上に家があるため、急な40mの坂道を降りて行かないといけない。

洪水や津波の心配を皆無にしたかったので高台を選んだんですけどね。

先日、久しぶりに陽が沈む前からマジックアワーまでを観測。NBでも久しぶりに夜間走行し帰宅すると、いつもよりも3時間ほど生活リズムがずれ、起床がそのまま遅れ…。まったりとした遅~い朝食を取りながら、北浦まで散歩にでも行くかぁ…。

それほど寒くもないし、風もほとんど感じられないが、ウォーキングではなく、散歩なので一応防寒対策は十分に。で、撮影練習のためにD300+A06を持っていく。

--余談------------------
霞ケ浦という呼称は聞いたことがあると思うが、多分みんなが認識している霞ヶ浦は間違っているはず。一般的に思われている霞ヶ浦は、本当は西浦なのです。自転車で琵琶湖を一周することをビワイチというように、霞ヶ浦を一周することをカスイチと言っているが、厳密にはニシイチなのだ。

霞ヶ浦というのは、西浦/北浦/外浪逆浦/北利根川/鰐川/常陸川をまとめた総称が正解。まあ、西浦=霞ヶ浦になってるけどね。西浦って言ってもほとんどの人はわかんないよなぁ。

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で、北浦に向かう。なぜ東浦でないのかは不明。

以前は北浦と鰐川を合わせた北浦一周というコース(80km)を時々自転車で走っていたが、北浦大橋以北では、国土交通省と地方自治体の境界部で管理がずさんになっており、数多くの砂利道が残っている。自転車で80km走るのに、ママチャリやMTBといった太いタイヤを使う人はそうはいない。鹿行地区の各市は、自転車利用を推進しているというが、実際走ったことないんじゃないのだろうか?これは、後日別記事で(写真がないとわからないと思うから)…。


湖畔に向かうと、今は枯れているが湖岸堤防周囲には水田が広がっている。畔には懐かしいこんなのも(センダングサ)。都会じゃみないよね。

子供の頃は、毛糸のセーターに膨大なセンダングサやオナモミ(まとめてくっつき虫)をつけて帰って何度も怒られたなぁ。


北浦湖畔。道路は昨年綺麗に改修されたのでとても綺麗。だけど前述のように全周舗装されているわけではないのが本当に残念。左側には葦などの草地が広がる。この草地は人口の物。


北浦にも水生植物造成帯というものがいくつも設置されており、水生植物を人工的に維持し、周囲の生態系を保持するというエリアがある。確かに周囲には鳥も多い。


湖岸道路の湖側は、下半分だけコンクリートで護岸されている。これは、モグラ対策。反対側にはコンクリートは設置されておらず、かなりのモグラ穴が開いているのだ。


湖上に浮かぶ綺麗な施設。社っぽいけど、これは水質自動監視所。


綺麗な北浦大橋の前景。北浦大橋は、淡水湖に架かる橋梁としては日本第2位(1295.8m)とのこと。夜はほとんど灯のない鹿行地区。でも、北浦大橋は夜間ロードサイドの境界ライトが青LEDで、ちょっと綺麗なんだよなぁ。ほとんど夜通らないけど。


北浦はワカサギやシラウオ、エビの漁を行っており、こういった処から出向していきます。港みたいなもん?洪水時の止水ゲートも完備。ただし、今年は猛暑の影響か、ワカサギ漁が壊滅的不漁だった模様。


湖岸反対側から見るとこんな感じ。船溜まりだねぇ。スロープあるから、ボートとか下せるけど、管理者がわからないから難しいなぁ。


北浦を離れ、帰宅路で出会った光景。後ろのトラックには太陽光発電用の機材が満載していた。水田だったところだが、ここも太陽光発電所になるのか…。


歩いていると、奇妙な光景に。なんとバナナの木。こんなところで???かなり太い幹になっているが、収穫できたんだろうか?気になる。


太陽光パネルが立ち並ぶ中、ちょっと奇抜な光景が…。完全DIY設置の太陽熱温水器。固定も配管もかなり強引なんだけど…。屋根大丈夫か???


最近、拙宅の周囲では、先っぽにちょっとだけ金属筒かぶせている電柱が増えている。設置当初はキラキラしていてまぶしかったが、1年ほどでくすんできた。これって何なんでしょうね。


1時間半ほどのまったり散歩。久々だったけどよかった。また別のことろに、車で遠征してから散歩してみるか…。


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