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珈琲焙煎 2回目

今回も、モカマタリ No.9 イエメンの残りの豆を使用する。前回の記事はこちら。

既に前回で生豆でのハンドピックは完了しているので、いきなり焙煎スタート。前回と同様のウッドデッキでの作業。気温27℃ 湿度81% 風1~2.2m/s。

開始3分時の焙煎具合


前回の反省を生かすため、焙煎温度プロファイルを色々探って作成し、これにに沿って頑張ってみた。今回の焙煎は、以下のような結果になった。

焙煎温度プロファイルの理想と現実


ある程度温度が上がってきた5~6分経過頃、鍋側面の放射と、風による冷却によって、それまでの温度上昇勾配が下がったことで、どんどんTargetからずれていってしまった。

もちろんグラフの自動描画環境にはしておらず、焙煎時には焙煎時間1分ごとの目標温度が書いているだけだったので、7分ごろには流石に乖離に気づいたが、振りで対応したものの追いつかず、10分経過頃からやや火力を上げて対応した。結果として対処が遅れてしまい、想定よりはやや長めの焙煎となった。


まあ、まだ2回目の焙煎だし…(いつまでこの言い訳使えるかなぁ?)。


仕上がりとしては、
  焙煎指数 1.182   (焙煎前 130g / 焙煎後 110g)

焙煎指数もいい感じに仕上がったと思うし、焙煎途中の匂いも、若干ではあるがモカ臭を感じられた。まだまだ課題は多かったが、前回よりは余裕をもって対応できた。色的にはシティローストっぽい感じだけど…。ちょっと濃い気もする。フレンチに一歩足突っ込んでる?

焙煎後の豆 焙煎後のハンドピック豆は1g

ムラが多いのはご愛敬。あと、豆投入直後にちらほらと部分的に焦げている豆を見受けた。投入時の鍋温度が高いのか、振りが甘いのか…。


で、寝かせてから実飲してみた。

 ミルはタイムモア C3で18クリック。13gを挽いた。
 ドリッパーはV60。湯温は84℃で220cc抽出


まだ想定したモカの味には届いていない。抽出時や実飲時の香りがまだ足りない。これは、焙煎時間が長くなったためだと思っている。あとは、2ハゼが始まるまで焙煎したのが、想定しているものにはやりすぎだったのか…?

とはいえ、前回に比べれば格段の向上。同じ豆かと思う程。といっても、前回は焦げてたしねぇ。後味も申し分ない。焙煎指数がよさげな感じだったので、あとはプロファイルか。色々試していきたい。


でも、購入した豆はお試しでいろんな種類を購入したため、次は違う豆なんだよなぁ。経験値が貯められない…。まぁ、気に入った豆が見つかるまでは、お試し修業期間とふまえ、いろいろ経験しよう。

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