はじめての珈琲焙煎
こんにちは、Fire-Shirousaと申します。
珈琲は高専の寮に入って、先輩が豆を挽いて抽出しているのを見てから、ずっと大好きでした。以降、40年、様々な抽出器具を保有し、常に豆を挽いて淹れているのですが…。
自分で焙煎しようなんて今まで全く考えもしませんでした。大学時代、同じ下宿の珈琲好きの友人が、部屋で焙煎して共通の廊下を真っ白にしていたは覚えています。
それが、ふとYou Tubeの動画をみて、自分もやってみたくなりました。思い返しても、なぜそう思ったのかわからないんだけど。
丁度アマゾンで欲しかったものがあり、送料無料にちょうどよかったので、珈琲生豆をポチってました。因みにモカ好きです
1. 道具の準備
まず道具が必要ですので、いろいろと動画を参考にして、必要な機材をリストアップして、揃えました。
1.1 カセットコンロ
キッチンのコンロでもいいのだけれども、LDKに煙を充満させるわけにもいかないし、最近のコンロは温度センサーで火が消えちゃうので、よろしくないとの情報も。
幸い、アウトドア用にカセットコンロはいくつも保有していて、今回はそれを利用することに。
使用するのは、イワタニのカセットコンロ 風まる CB-KZ-1(2015年11月に¥3,809-で購入)。現行機種は既に2世代前になってしまっているのか…。
こいつ、かなりの強風でも安定して使える強者。五徳もがっちりしているので、少々ガツガツやってもびくともしないのがいい。
1.2 片手鍋(ガラス蓋付)
焙煎するための鍋。友人は焙煎時に煎り網を使っていたが、動画でもあったが、焙煎時に発生するチャフ(珈琲の薄皮)が散らばるのが嫌なのと、単純にお高かったので。
私はこれを選択。
ステンレス製でちょっと重いけど、¥898-の良心価格。内側フッ素加工はちょっと嫌だったので…。
1.3 キッチンタイマー
キッチンタイマーは、焙煎のプロファイルを見るためのもの(らしい)。単にストップウォッチ機能なので、スマホでもいいが、万が一の汚れが嫌なので、台所のものを利用。100均製品だった気が…。
1.4 金ざるとバットとうちわ
金ざるは焙煎した豆を冷ますためのもので、台所から使用。バットは生豆や焙煎後のハンドピックに使うもので、これも台所から流用。因みに100均品。うちわも台所から…。
2.焙煎
今回使用するのは、購入した生豆のうち、モカマタリNo9 イエメン。
2.1 生豆のハンドピック
焙煎前に、欠けた豆や虫食い、不良豆を取り除く作業。生豆って、なんか独特のにおいがする…。また、脂分が手につく気がするので、気になる人はいるかも。
ハンドピックの結果、300gの生豆で94粒13gを抽出。この成績っていったいどうなんだろう?
2.2 焙煎開始
生豆を150g、30秒ほど温めた鍋に投入。動画を参考に鍋を振っていく。考えてみれば、インターネットが普及していない時に焙煎していた友人は、ものすごい情熱だったんだなぁ。
10分で1ハゼ。しかし、その後の温度管理がずさんで、煙がもうもうと…。火力が強かったんだろうなぁ。焦げた気がする…。12分30秒で火おろし。
2.3 焙煎完了
直ぐにうちわであおり、冷却する。
見た目は完全な失敗作。モカ特有の香りは皆無だし、どっちかっていうと焦げてる臭い…。焦げてていうことじゃないけどムラもあるし。
焙煎後の重量は120g。焙煎指数(=150/120) 1.25。う~ん、目指したのは1.18位なので、やりすぎです。フレンチとかイタリアンローストになっちゃってる。
3.実飲
一応、一日置いた方がいいとの情報から、一日置いてから挽いてみる。軽快に挽けるため、いつもよりもちょっと細挽にしてみた。また、焦げてるっぽいので、豆の量を少し減らして抽出。
結果、抽出時や飲むときにモカ独特の香りは感じられなかった。が、飲んだ後にわずかにモカの香りが感じられた。
だったらということで、アイスコーヒーで抽出してみた。すると、かなりいい感じの珈琲だと思えるものになった(個人の感想です)。
いずれにせよ、初めての自家珈琲焙煎。
失敗は成功のもと とも言います。結果、おいしい飲み方もあったわけで…。今回の焙煎は、いい経験として次回につなげよう!ということで。
飲み切るころに次の焙煎やります! これって新たな趣味ってこと?
放射温度計を買って、温度プロファイルをなぞれるようにならないと…。
では
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