目に見えない事が成否を決める
世の中には本当に大事な事は明文化されていません。
今回はその例について書きたいと思います。
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私は、三田紀房先生の「エンゼルバンク」という漫画が大好きです。
何回か、当noteでもこの漫画を題材にした文章を書きました。
まず皆さんは、会社で掛かってくる電話。
3コール(ないし5コール)以内に出ておりますでしょうか?
おそらく、新入社員の時に、少ないコール数で出るよう
指導を受けた事があると思いますが、実務で実践できている方は、
どれぐらいおりますでしょうか。
もしかすると受ける側に取って電話は面倒なものかもしれません。
業務や集中を妨げる可能性も有り、出たくない気持ちも分かります。
ですが、掛ける側の視点に立ってみるといかがでしょうか。
何かを解決したくて、電話をしてきているので、
気持ちよく数コールで出ると話す側も話しやすいですし、
また電話を掛けて相談したいと、信頼・信用に繋がる場合が有ります。
基礎・基本って、凄く大事で、あくまで上記は一例ですが、
よく出来ている会社は、自力での業績の堅調さと
他人との信用の構築性に長けているとも言えます。
もしかすると、「電話にすぐ出るか、出ないか、たったそれだけで?」
と思うかもしれません。たったそれだけでです。
そんな些細な事で大きな差が生まれると言えます。
つまり、「普通のことをやるだけで普通と思われる以上の成果、
大きな成功を簡単に手にすることができる」のです。
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会社員になって、「電話には3コールで出ろ!」とは言われるものの、
「なぜ3コールで出るべきなのか?」は教えてもらえません。
そこは自分で考えるべきなのです。ないし、学ぶべきなのです。
ビジネスは特に、大切な事は明文化されていません。
一番大事なのは、自分で考えて、仕事をする事なのかもしれません。