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パンの歴史を変えたお店に行ってきました。

しばらくパン好きやってるけど、こんなにパン屋さんからの支持が厚いパン屋さん聞いたことないってくらい最近よく耳にするパン屋さんがある。
しかも「パン好き謳ってるのに行ってないなんてありえない」というパン好きの知人からのお叱りの言葉(笑)を受けたのでこれはパン好きの沽券に関わると思って行ってきました。福岡の「パンストック」…ではなく。「stock」。

ワクワクするしかない入り口

パンストックが本店なんだけど、時間も遅かったし売り切れてるだろうということで天神駅近くのストックへ。それでももうほぼ無かった〜!

どこから撮っても画になる店内

こういう時こそ、普段選ばないようなパンが選べるので結構好きだったりする。でもこんなアンティークの什器の上にパンがずらっと並んでたら素敵だっただろうな〜、次は早くこよう。

天井には枝が生い茂る
このランプかわいい〜!
ラクダが手紙を受け取るランプ。これもかわいい!

人生でほとんどエコバッグなど買ったことがなかったのだけど、このstockロゴのトートバッグは持ち歩いている自分を想像できたので買った。薄いブルーのデニム地とナチュラルなベージュ地の2種類あって、ベージュをチョイス。マチもついてるのにお値段も結構お手頃。早速パンを入れてもらいました。

どこに置いてもしっくりくるストックバッグ

隣のコーヒー屋さんでコーヒーも買いました。5時近かったので人もまばらで、テラス席は一休みにぴったり。もうほぼ選択の余地などなかった購入品はこちら。

ウキウキの購入品紹介

手前から時計回りに
レーズンメロンパン
大納言
ピタサンド
キビック
ジャム(マーマレード)
クランベリー、プルーン、カレンツのルヴァン

ピタ
タイカレー風のそぼろがたっぷり入ってて、ボリューミーでおいしかった。青唐辛子がドデンとでっかく入っていてピリリと辛い。もちもち薄皮のピタもおいしかったけど、多分これだけではパンストックの真骨頂は見れない、、、!次のパンをくれぃ!

大納言
かろうじて並んでいたパンの中では1番パンストックの生地が楽しめそうなこちら、フランスパン生地に小豆が入っている大納言。皮はパリッと、クラムは口溶けよい。端に行くにつれて細くなる形状で、クラムと皮の割合によって変わる風味が楽しめる。やさしい甘さの小豆が入った、食べやすい洋風あんぱん。

キビック
とろとろのクリームが薄膜もちもち食感の生地にぎっしり詰まっている。シェル型もかわいいけど、中に空洞ができない作りもすごいと思った。

最後にもう一度店内へ。

最後にどうしても気になって、什器は特注なのか聞いてみたら、特注ではなく各地で集めてきたものなのだそう。素敵。私もこんなお店やりたい。

ディスプレイに呑まれてジャムも買った

ストックという名前には、冷凍でストックして毎日食べてほしい、という想いが込められています。
わたしも全部その場で食べたわけじゃなくて、飛行機で東京に持って帰って、自宅で冷凍保存してから常温解凍して、トースターで焼いて食べたのだけど、全然パサつかないし表皮のパリ感とクラムのもちもち感、小麦の香りがおそらくほぼ当日食べたのと変わらないくらいおいしい。これがストックの真髄、、、

最近、仕事でパン屋さんと直接お話しする機会があったのだけど、京都や福岡のパン屋さんとお話ししたらパンストックの話になることがとっても多い。パンストックがまだ今ほど有名じゃない時期にあのパン屋は一味違うらしい、ということでかなり噂になっていた。パンの歴史、少なくとも九州のパンの歴史は確実に変えた、とパン屋さんが口々に言う。

そんなにすごいパン屋さんなんだ…と思ってそれから平山シェフのことを調べてみたら、いろんなパン屋さんで働いて、それぞれのいい部分、得意な部分を参照してパン作りをしているそう。実のあるインプットが確実に遠い日の素晴らしいアウトプットに繋がると信じて、地道にやり続けるしかないのだよね。
私も頑張っていこう。

著書もあるらしいので、買います(もうファン)次はよりシンプルなパンも買えるように早めにきまーす!

やっぱり画になるストックバッグ。

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