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小麦のグルテンで健康問題が起こる!?

小麦粉食品によって免疫システムが狂う

朝はパン、昼はパスタ、夜はお酒を飲んだあとに締めのラーメンなど、気づいたらお米を一切食べずに小麦粉食品だけで1日を過ごしていたという人が増えています。他にも、ケーキやクッキー、うどんやそうめん、お好み焼きやたこ焼き、スナック菓子など、様々な食べ物に小麦粉に使われています。

現代の食生活で、これらを口にするのはごく当たり前の光景になっていますが、近年では大きな健康上の問題を引き起こしていることが疑われています。

それは「グルテン」が関連している問題です。

もともと小麦を主食にしている欧米に多く、見られましたが、「粉食」が進む日本でも増えつつあると考えられています。疲れやすい等、原因不明の不調が続いているのならば、知らず知らずのうちに、小麦粉などに含まれるたんぱく質のグルテンの悪影響を受けている可能性があります。

最近「グルテンフリー」という言葉を耳にするようになりました。これは、小麦類を含まない食べ物を選んだり、小麦粉を使わない食生活を実践したりすることです。

とはいえ、完全にグルテンフリーの食生活をするのは大変です。そのため、「小麦粉食品をたべるのは週末だけにして、食べる量も少なくする」など、まずは粉まみれの食生活を見直してみましょう。これだけでも、長年の心身の不調が、一気に改善するかもしれません。

パン食にあるリスクとは?

・パンそのものに塩や砂糖、油脂類が含まれる

・トランス脂肪酸の摂取リスクが高まる

・肉類や乳製品、油脂類を合わせがちになる

・柔らかいものはよく噛まずに食べる


小麦断食をする

小麦断食は、その名の通り小麦粉を食べない生活を実践すること。毎日少しずつ減らすことも大事ですが、一度、一週間ほどまったく小麦粉を食べない生活をしてみるのは如何でしょうか。これは、自分の体調をチェックするためにも大切です。小麦をカットしてみて、もしこれまであった不調が軽減している、なんとなく悪影響を受けている可能性があります。実感することで、自然と小麦粉から離れることもできるでしょう。とくに、日頃よくパンや麺類をたべるという人ほど、一度実践してみると良いでしょう。



置き換え食にしてみよう

手軽にストレスなく小麦粉を減らせるのがこの置き換え食です。グルテンフリーという言葉が浸透するにつれて増えてきたもので、小麦粉の代わりとなる玄米粉やそば粉は小麦粉に比べて栄養的に優れているので、グルテンのダメージを受けた腸の健康状態を改善するのにも適していますし、「究極の食事」を実践する上でもおすすめです。

①こんにゃく、春雨

糸こんにゃくや春雨を麺代わりに使ったものでも良いし、こんにゃくを原料に麺に加工したものもあります。

②玄米ビーフン

ビーフンは米が原料。できれば白米原料よりも玄米を原料にしたものがおすすめ。

③玄米粉・そば粉

全粒そば粉や玄米粉でパンやクレープを。大概の粉ものが作れるのでおすすめです。

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