フランスではバースデー前に祝うと不幸になるが、日本式なら大丈夫。レイナ・キタダ・バースデーライブ『シン・クラシック』
昨晩、11月7日の、レイナ・キタダさんの、
フランス式ではない(←バースデーより前に祝うと不幸になる)
日本式(笑)バースデーライブは、非常に心温まるとともに、
改めて、レイナさんの歌と演奏に大いなる感銘を受けました。
お馴染みのレイナ・キタダ・スタイルの楽曲とともに、
このライブならではの、ショパンの「雨だれ」をヴァイオリン・ソロから“怒り”の行進曲風の中盤をインサートした楽曲(ポーランドが故郷だった彼は、やがてフランスに出てピアニスト・作曲家の仕事をしたが、いつかは故郷に戻りたいと願いつつ、それが叶わぬまま39歳で客死する生涯を送る。マズルカという故郷の舞曲を心の中に秘めながら)は、改めて作品に仕上げたいと仰っられたし、
そういえば、高校の課題図書として選んだのが、フレデリック・フランソワ・ショパンの生涯を描いた『祖国へのマズルカ』で、内容はほとんど覚えてはいませんが、マズルカという音楽のみ、脳内に深く刻まれているのでした。
さらには、共演者からのトリビュートソングとして、
「因幡の黒兎(仮)」
ベーシストの樋澤達彦さんの楽曲
途中で、何故かウミネコの鳴き声みたいなのがヴァイオリンで再現されたような…。
本来は因幡地方の白兎＝パクト(朝鮮由来)であるはずの兎を黒く表現したその意図は？
https://twitter.com/The_Real_Slap?t=AatbN999j100DNKFoMisVQ&s=09
まさかとは思いますが、、ひょっとしたらジャン・コクトー＝黒兎
へのオマージュではないでしょうね^^;
「レイナ・サウダーヂ」
アコーディオニストの田ノ岡三郎さんの楽曲
完全に、ブラジルのサンバの熱狂が、岡部洋一(ブラジル音楽のパンデイロやインド音楽のムリダンガム的奏法のパーカッション)とぐれ いす(力強い超大音響ドラムス)という二人の打楽器奏者＝バツカーダによって奏でられる
「こんなことするの大キライ」(←フランス語のタイトルを和訳すると)
ギタリストの天野清継さんの楽曲
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そして、最新アルバム『ダン・レール』未収録曲「ミュゼット・フォー・レイナ」
また、フランスでのヴァイオリンの師匠、故・ディデュエ・ロックウッドが主宰した音楽学院の期末テスト(ディプロマ)での課題曲、プログレッシブ・ロックの「マヤのダンス」も披露されました。
そして、やはり極めつけは、このバンドメンバーならではの
「マサラ・スコープ」
メンバーを、敢えて幼稚園の園児＝天然の野獣になぞらえて、年長組、年中組、年少組に分けて紹介した第1部の終了後、
第2部には、その園長先生であり、レイナさんの生まれる前(胎教時代！)からの師匠として登場された太田惠資さんの代表曲でありますが、
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二人の天才ヴァイオリニストの共演とともに、太田惠資さんの、時にアラビアやインド風〜モンゴルの“ホーミー”をも交えた唯一無二のヴォーカルなど、
共演者全員の、どこをとっても超絶技巧の連続に酔い痴れることができました。
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まさに、レイナさんご自身の技量とともに、
共演されたミュージシャンやアーティスト(ヘアメイクや数々の場面で応援された方々)の才気溢れるパフォーマンスを拝聴＆拝見しましたが、これを機会に、さらなる高みを目指して飛翔していってくださいね♥👏♫
改めて、お誕生日おめでとうございます。
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豪華絢爛な共演者やお客様に代表される、ステキなバースデーライブでしたね♥👏♫
それもこれも、生まれる前から音楽に親しませようとされた親御さんの愛の賜物だと思います。
そして、2年前の2022年4月17日に、伝説の下北沢レディ・ジェーンで、レイナさんと太田惠資さんと、田ノ岡三郎さんとのトリオ編成による「マサラ・スコープ」を初めて拝聴した日のことが、改めて思い起こされました。
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私にとっては、入店時にお母様とお子さんをお見掛けした貴重なひとときでもありました。
本当に、御縁を感じましたね。
その年の夏に、私の父親も闘病生活の末に亡くなり、その時に、レイナさんからいただいたメッセージで、レイナさんのお母様がその後、夏に急逝されたことを知り(病床では、レイナさんがつくった「夏に向かって」がテレビ東京の子供向け番組『シナプシュ』で流れるのを非常に喜ばれていたとか)お互いに喪失感を共有したとともに癒やされた、大切な御縁でした。
皆さんの愛に包まれて、さら飛翔してくださいね。
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最後に、いつも、下北沢のフレンチ＆レバノン風ビストロ「カフェ・ド・セプト」でのレイナ・キタダさんたちのライブを鑑賞しているお仲間、播磨亮さんの、完璧なるセットリストを交えたライブレポートを、ご紹介しますね。
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#Jeudi07novembre2024
みんな大好きヴァイオリニストMadame Reinaさん率いるReina Kitada Bandの好演を六本木にて拝聴♬
着座位置最高！音の聴こえ方最高！もちろんパフォーマンス最高！
なかなか凄～いライブ！！
多くの知己との再会も！
-- titre --
Reina Kitada Band Live
～シン・クラシック～
-- interprètes --
<Reina Kitada Band>
Reina Kitada /violon,chanteuse
田ノ岡三郎 /accordéon
Grace /drums
岡部洋一 /percussions
樋澤達彦 /basse électrique(5 cordes)
天野清継 /guitare(électrique et acoustique)
<d'invité>
太田惠資 /violon,voix(throat singing)
-- programme --
Acte 1 -
夢の果て /田ノ岡三郎,Reina Kitada 2019
AMO Musette /AMO 2023
Snow Bal Musette /田ノ岡三郎 2017
雨垂れ /Frédéric François Chopin 1839
Un homme et une femme(男と女) /Francis Lai 1966
因幡の黒ウサギ /樋沢達彦 2024
Reina Saudade /田ノ岡三郎 2024Acte 2 -
Tango Pour Claude /Richard Galliano 1993 *Reina,Saburo et Grace
J’aime pas du tout le faire(こんなのするの大嫌い) /天野清継 2024 ★mon préféré
Musette de Reina(レイナ・ミュゼット) /AMO 2023
The Dance of Maya /Reina Kitada Band *avec 太田惠資
ＭＡＳＡЯＡＳＣＯＰＥ /太田惠資 2003 *avec 太田惠資
Hymne à l'amour(愛の賛歌) /Marguerite Monnot,Édith Piaf 1950 *avec 太田惠資
Musique Instrumentale /Reina Kitada Band *avec 太田惠資
Ballade pour ma mémoire(ママの想い出) /Francis Lai,Boris Bergman 2023 *avec 太田惠資Rappel -
Les Champs-Élysées(オーシャンゼリゼ) /Michael Wilshaw,Pierre Delanoë 1969 *avec 太田惠資
-- boire --
Soda au gingembre
Vin rouge
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