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『パリピ孔明』最終回、2つのエンディング

11月29日で、実写版『パリピ孔明』が終了しましたね。

ストーリーとしては、まるで、音楽バトルのRPGのように、ヒロインの月見英子の前に強敵が次々と立ち塞がりますが、それを軍師=マネージャーたる諸葛孔明が、『三国志演義』にヒントを得た秘策を、現代社会のICTやSNS機能を最大限に活用してピンチを乗り越え、いよいよ大団円を迎えましたね。

当初は、ヒロインに対して辛く当たってきた、

最初は自分を引き立てるために彼女を利用することしか考えていなかったミア西表や、

自身の推すグループを売り出すためには手段を選ばない辣腕プロデューサーの唐澤や、

自身の過去のトラウマを払拭するために敵陣営のスタッフを根こそぎ引き抜くことさえも辞さないラスボスともいえる前園ケイジさえも、

英子と孔明の「民草の心の平安を願うために歌う」という高い志に共鳴して、心を入れ替えて行くというストーリーでしたが、最終回のエンディングは、2つ用意されていたような気がしました。

1つは、三国志時代から転生してきた孔明が、もう一度、「三顧の礼」で劉備玄徳と関羽と張飛に初めて出会う時点にタイムリープアゲインするために、この時点での英子の目標だった、サマーソニア出場と成功を祝う打ち上げパーティー会場から、英子に別れを告げることなく、いつの間にかフェイドアウトして元の時代に帰って行ってしまうという悲しいエンディング。

ところが、今回は、フェイドアウトしたかと思われた孔明が、実は控室に現れて、鏡に向かってから向き直り、「大丈夫でした!」と、英子に対して勝利の笑顔を見せるというエンディングでしたね。

何が大丈夫だったかは具体的には語られませんでしたが、ひょっとしたら、孔明の現代社会での活動はこれからも続くということが大丈夫になったということかもしれませんね。

そうであることを祈りながら、取り敢えず見逃し配信をチェックしておこうと思います。

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