「鎌倉ワールドラジオ」ミニコーナー【IKE‐chan’s EYE】第10回目はジプシージャズヴァイオリニスト平松加奈さん特集
鎌倉ワールドラジオの放送スタジオからお届けしているミニコーナー「IKE-chan's Eye」
第10回目は、ジプシージャズヴァイオリニスト、平松加奈さんをフィーチャーしていきたいと思います。
📸 Facebookでこの動画を見よう
https://www.facebook.com/share/v/mu7xGk4REn7ZXDEg/
最初にご紹介するのは、
01-Fantasy(アースウィンドアンドファイアー)
邦題は、『宇宙のファンタジー』として知られている楽曲で、『fantasy』に収録。
ベーシスト伊藤寛康プロデュース、平松加奈スペシャルプロジェクトの3rdアルバムから。
メンバーは、
平松加奈(violin)、
新澤健一郎(piano)
伊藤寛康(bass)、
海沼正利(percussion)。
この曲は新澤健一郎により、フラメンコアレンジを施され、巨匠ヴァイオリンの中西俊博氏をゲストに迎えての極上のアンサンブルが実現しました。
平松加奈さんのプロフィールは、
ジプシージャズスタイルの演奏で、フラメンコ音楽やラテンジャズを中心に、国内外で年間200回以上の公演をこなし、ファンを魅了するヴァイオリニスト&コンポーザーです。
2008年に、リーダーバンド「平松加奈con Armada」を結成。
フラメンコ界、ジャズ界の精鋭ミュージシャンと共に新たなヴァイオリンサウンドを展開しています。
2010年に1stアルバム「Violin toca Flamenco」をリリース。
2014年、2ndアルバム「Armada」をリリース。
フラメンコダンサーのベニートガルシアをゲストに迎えシリーズで舞台公演も行っている。
Armada「アルマダ」は、スペインの無敵艦隊を意味しますが、そのセカンドアルバムより2曲をご紹介します。
02-Tchavolo Swing
(フランスのジプシーギタリスト、チャボロシュミットのナンバーのカバー)と
03-Armada
(平松加奈オリジナル曲)
感情のエネルギーで魂を揺さぶるフラメンコの熱をクールで繊細な感覚でまとめ、まるで、一本の映画を見ているような大人のジプシーサウンドと称されています。
メンバーは、
平松加奈(violin)、
ICCOU(flamenco guitar)矢木 一好、
進藤陽悟(piano) 、
海沼正利(percussion)
2000年よりフラメンコギター伊藤芳輝氏率いるバンド「スパニッシュコネクション」のメンバーとしても活躍しており、ビクター、ポリスター等メジャーレーベルから通算9枚のアルバムを発表しています。
2009年には、NHK教育テレビ50周年記念番組連続人形活劇「新・三銃士」の音楽も全編担当しました 。
次に、アルバム 『Cocktail』より、2曲ご紹介しましょう。
04-Piazzollumba ピアゾルンバ
と
05-Caliente カリエンテ
PiazzollumbaとCalienteは、伊藤芳輝のオリジナル楽曲です。
「スパニッシュコネクション」のリーダー、ギターの故・伊藤芳輝の楽曲を、新たにギタリストを起用することなく、共に奏でていたメンバーである、吉見征樹、平松加奈、箭島裕治のみで、激レアスパコネというユニット名でレコーディングした最新アルバムです。
吉見の北インドの打楽器の一種タブラ、平松のヴァイオリン、箭島の6弦エレクトリックベースという異色のトリオです。
平松加奈さんの奏でるヴァイオリンは、ジプシーやジャズ、フラメンコに限らず、異国情緒溢れるヴァラエティー豊かなワールドミュージックの趣がありますね。
来年には、是非とも鎌倉ワールドラジオのスタジオに遊びに来ていただきたいと思います。
なお、平松加奈さんは、ホームページやFacebookで情報を発信していますので、是非ともチェックしてみてくださいね。
https://www.facebook.com/kana.hiramatsu.395