ゴリラの知性に感動&脱帽。
『猿の惑星』では悪者でしたが、
実は、どっち(人間じゃないよ)が
悪いTか、
⇔
平和を愛しているGか、
はよく観察しているとわかると思います。
まさに、心優しきジャイアントですね。
Q:人間以外に、いつか死ぬ事を理解しながら生きている生き物はいると思いますか?
そして、我が意を得たりという投稿記事を発見しました。
Q:誰も話さない怖い動物はいますか?
ただし、そういう意味でも、人類に最も近いさるは、彼ら&彼女らといえるのでしょうね。
人類が、実質的な百獣の王になれた理由は、
・前脚が進化して、手を使えるようになり、道具を自由に扱えるようになった。
・火を自由にコントロールできるようになって、天敵に対抗することができるようになり、また、食物を調理することによって、肉体的にも健康になった。
・肉食をするようになって、脳の容量が飛躍的に増大して、頭脳が発達した。
ということによるものと思われますが、二番目の理由を他の動物がマスターできるようになれば、人類に取って替わる可能性もあるのではないかと思います。
そんな世界観を描いた傑作に、手塚治虫先生の『鳥人体系』という作品があります。
彼ら&彼女らは、上記の理由に加えて、
・空を自由自在に飛翔できる。
という能力を備えているので、そこに優位性を発揮することができますね。
https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68327668
チンパンジー(Pan troglodytes)は、哺乳綱霊長目ヒト科チンパンジー属に分類される類人猿。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC
食性は雑食で、主に果実を食べるが種子、花、葉、樹皮、蜂蜜、昆虫、イノシシ類・サル・ダイカー類・ハイラックス類・リス類などの小型から中型哺乳類なども食べる。
サルをオスが集団で協力して、狩猟することもある。
食物を分配することがあり、特に肉は分配されることが多い。
母子間では食物分配がよく見られる。
チンパンジーの特筆すべき習性として「子殺し」がある。
子殺しによって、他のオスの血統を減らし、自らの遺伝子をより多く残す繁殖戦略であるという説もあるが、ライオンなどの子殺しと違ってどの子が自分の血を引いていないか明確でなく、この習性がチンパンジーの社会でどのような役割を果しているのかはよく分かっていない。
集団から離れて一頭でいるところを数頭で狙うことが多い。
単位集団内のオス、メスの比が出生時は1:1であるのに対し成獣では1:2に偏っているのは、ここに一因があると考えられる。
同属別種のボノボのオス、メス比が1:1であるのと比べると特筆されるべきことである。
・ブルーノ (チンパンジー) - 人間の飼育下から【群れを連れて脱走】し、2006年に1人の人間を殺害し、4人に重軽傷を負わせたシエラレオネの巨大チンパンジー。
・トラビス (チンパンジー) - 幼少期に【動物タレントとしてテレビ出演の経験があり】成長して狂暴化し、2009年に飼い主の友人に重傷を負わせた米国のチンパンジー。
・パン君 - 幼少期に【動物タレントとしてテレビ出演の経験があり】成長して狂暴化し、2012年に女性の飼育研修生に重傷を負わせた日本のチンパンジー。
***
何故、人類と親密に関わった彼ら&彼女らが、長じるにつれて狂暴化するのか。
そこに、人類の優位性を体感することによって、自身の置かれている境遇とのギャップに気が付き、その感情をコントロールできなくなって、そうなってしまったとも考えられますね。
まさに『猿の惑星』は、将来的には本当に現実化する可能性を秘めているともいえるでしょう。
【続報】
チンパンジーは人に似ていますが、どうしてペットにしないのでしょうか?
チンパンジーは握力300kgもあり群れでゴリラさえ殺す猛獣です。ペットにしないのは個人で安全にコントロールすることができないからです。
ブルーノ (チンパンジー) - Wikipedia
( 2020年11月 ) ブルーノ ( Bruno 、 1986年 - )は、 シエラレオネ共和国 の大型 チンパンジー である。2006年に一人の人間を殺害し、配下の チンパンジー の群れに複数の人間を襲わせて重傷を負わせ、その後、2023年現在においても逃走し続けている [1] 。
(中略)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ブルーノ_(チンパンジー)#:~:text=ブルーノ(Bruno、1986年 -,逃走し続けている。
チンパンジーをペットにできるという発想はおそらく、↓こんなチンパンジーをイメージしておられるのだと思います。
若いチンパンジーはまだ力も弱く、知能の高さもあってコントロールしやすいので芸を教えて見せ物にすることができますが、成長すると攻撃性が増して人に深刻な危害を加えるようになります。もちろんそうでは無い個体も存在すると思いますが、いざ暴れると知能と力が強すぎて、人1人でどうにかなる相手ではないのです。
チンパンジーが絡む事故の数例についてネットで見た事がありますが、襲う相手の顔や手足に深いダメージを与えて抵抗力を奪った上で、その後の暴力を楽しむ特性があるようです。
チンパンジーはヒトに似ていますが、攻撃性や残忍さもヒトに似ているのです。