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ピラミッド建設位置の謎を解明!?「失われたナイルの支流」沿いに並んでいた!

古代エジプトのピラミッド群は今日、サハラ砂漠の荒涼とした砂地の中にぽつねんと佇んでいます。

考古学者たちはこれまで「なぜこんな不毛の地にピラミッドを建てたのか」「どうやって資材を運んだのか」大いに疑問に思っていました。

しかし今回、米ノースカロライナ大学ウィルミントン校(UNCW)の最新研究により、ピラミッド群の側に「失われたナイルの支流」が存在することが明らかになったのです。

古代エジプト人たちはこの支流に乗せて重い資材を運び、川の流れに沿ってピラミッド群を建設したことが示されました。

研究の詳細は2024年5月16日付で科学雑誌『Communications Earth&Environment』に掲載されています。


参考文献

元論文


ライター:大石 航樹(Koki Oishi)
愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。

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