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30﹏1﹏日記
(見出し写真は花瓶に入った植物と、置物と、ツリー型のキャンドル みどりの色調があってる)
10年前 10代が終わること ほんとうに怖かった。
楳図かずおや嶽本野ばらをすがるような思いで
読んでいた頃。
何もかも未来にいる。不思議だ。
今日は一緒にいて 居心地のよい人と過ごす日
だったけれど 相手の都合でなくなった。
しかたない。
少し残念な気持ちもあるけど 天気予報は
雨だったしちょうど良いなとも思っていた。
それもあって せっかくの節目の前夜は
いつも楽しい人達と過ごしたBarへ
わざわざ行こうと仕事が終わってから
プレゼントを買って
家に帰り 着替え 改めて出かけた。
マスターがわたしと同じ誕生日だというので
節目は自分とあそぼう と
より出かける気持ちが強くなった。
コロナ以降合理的な動き方しかしていなかったな
と気付く。
家から徒歩で最寄り駅につくと 街頭演説。
私の住んでる街は週末に選挙がある。
知っていた議員さんがいて声をかける。
声をかけたい議員さんが街にいること
自分が政治にちゃんと参加出来るんだという事
毎回いちいち感動してしまう。
子どもの頃育った所は そういう訳にはいかなかった。
⋆꙳
いくつかのターミナル駅を過ぎ
電車を乗り継いで到着。
当たり前に満員電車なのでいくつか見送ってから
マシそうな車両にえいやーっ.ᐟ.ᐟとすこし息を止めて入る。
いつもこの街に来る時は
誰かと待ち合わせをするか じぶんと遊ぶとき。
お店の扉をあけるとわたしの大好きなひとの
アルバム「phantom」がくるくる回っていた。
ここにくるとマスターの選曲からなのか
ちょうど10年前に出会った人々をおもいだす。
このことを昨日なぜならばになる前の
インスタのストーリーにあげたら
当時出会った人達がいいねをくれた。
言葉はもう交わさないけれど
液晶画面越しの♡のコミュニケーション。
そしてわたしは10年間(もっとか)
同じアーティストを聴き続けているのかと
その事にも少しびっくりしてしまう。
✰
店に関西弁を話す人がいたので 流れで
「関西の方ですよね」と聞いた
「なんで分かったんですか!?」
関西イントネーションで大体これが返ってくる。
関西弁で話したせいでそのあとのマスターとの
会話は気が緩んでいたのもあり
イントネーションのスイッチが切り替わり
づらくなってしまった。
「どんな1年でしたか?どんな1年にする?」と
マスターに聞かれ答えてから
「マスターは?」と聞き返す。
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とても美味しかった
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夜の街を背景になぜちゃん