ドラマ「半沢直樹」を観て思ったこと
毎週楽しみにしていたTBSドラマ「半沢直樹」が終わってしまった。
ツイッターでは「#半沢ロス」というワードが急上昇し、私はしばらくこのドラマの余韻に浸っていた。
「あーあ、終わっちゃった。」
心にポッカリと穴が空いた私は、その穴埋めとして今度は「2013年放送のシリーズ1」が観たくなってしまい「どんなストーリーだったっけ?」と思い返してみた。
思い返すとどうだろう・・・。
私はある点に気づいた。
それは今回の「2020年シリーズ2」よりも7年前の「2013年シリーズ1」の方が内容的に「過激」だったのではないかという点だ。
「2013年の半沢直樹」は父親の「首釣り自殺」からストーリーは始まり「復讐心」に燃え、悪い者には「容赦しない」一面を見せていた。
また、上司の「弱み」を掴み、精神的に追い込み、半ば「脅迫」しているシーンなどが描かれていた。
「サイコパス」要素をシリーズ1の半沢直樹は確かに持っていた。
しかし、今回の半沢直樹は確かに「過激」な所は度々あったが、それは「強調し叫んでいるだけ」だったと思う。
「サイコパス」要素がかなり軽減されていた。
(盆栽を叩き壊し「くたばれ」というシーンは英語に翻訳したらヤバいと思うが)
これはただ単純に「ストーリー」でそのような展開が無かっただけなのか?
もしくは2013年から2020年の7年間のあいだに「テレビ規制」が更に強くなり過度な演出やストーリーにリミッターが掛かった為だろうか?
あまり「過激」な事ができなくなった分、大和田の「顔芸」で視聴率をフォローしているように見えなくもない、が・・・。
ここで誤解のないようにお伝えするが、けして「文句」を言っているわけではない。
私的に「違い」を感じただけである。
この「半沢直樹シリーズ」のシリーズ3続編は放送される日が来るのであろうか。
その場合は今後さらに「テレビ規制」が強くなると思うので「2年以内」でお願いしたいと思っている。
終わり