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龍が如く 極をプレイしました
先日、Steamのスプリングセールがやってました。
そこで龍が如くシリーズが準新作の7外伝、新作の8を除き500~800円ととんでもなく安くなっていました。
実は恥ずかしながら今まで龍が如くシリーズをやったことがなかったため、「誓って殺しはやってません」なんてこれ以上言ってられなくなってしまう、ともすれば「元ネタ知らないくせに使うな!」と厄介なオタクから村八分にされる危険性もあったのでいい加減にプレイしようと決めたわけです。
◎ 極道たちの挽歌
このゲームはいわば「和製GTA」とも言うべきゲームで、神室町という箱庭を舞台としたアクションアドベンチャーになっている。
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親友の親殺しの罪を被り、極道を破門された主人公・桐生一馬。
勤めを終え神室町に戻るものの、10年前に失踪して行方不明の由美、組を立ち上げたものの豹変した錦山、そして東城会の消えた100億と、謎の少女・遥。桐生は様々な謎や陰謀の渦中に巻き込まれていく。
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◎ 僕は錦山彰が大好きです
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龍が如く 極で一番好きなキャラが誰かとなると自分が好きなキャラは間違いなく錦山です。
彼はいわば本作の元凶、事件の発端になったと言うべき人物で、彼が堂島組長を殺害、親殺しを行ったことがすべての始まりです。
初代ではその後の豹変の理由等には語られなかったのですが、本作では章間で「桐生の服役の空白の10年、錦山に何があったのか」の追加エピソードが挟まれるようになりました。
ただ話の結論から言うと、「錦山彰は最初から詰んでいた」としか言うしかなく、桐生が罪を代わりに被ったその日から、錦山は「桐生を犠牲にした罪悪感」「桐生と比べられることへの劣等感」「無能・役立たずのレッテルを貼られることへの怒り」「周囲の人間への不審」を募らせ続け、最終的に妹の死を契機として悪鬼に変貌していく。
周囲の人間やキャラの描写が人間的な強さや信念を見せる中で、錦山は唯一人、人間的な苦しみや悩みを見せ続け、その上で頼れる友人も兄弟分もいない、信じるべきものすら信じられなくなる四面楚歌の状況で闇に堕ちる姿が描かれる。
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章間で描かれる錦山の過去、ゲーム中盤の錦山との10年越しの邂逅、終盤の錦山との決戦、錦山彰というキャラが「許されないことをした卑劣漢」の一方で「壊れてしまい既に止まる・戻ることのできない男」という二面性を持っているので、悪役として魅力のあるキャラと自分はすごく感じます。
別に錦山役の中谷さんが「しばらく台本を見たくなくなるほど辛かった」って言うほど酷い目にあったり本編中の桐生ちゃんと比較しても明らかにおいたわしすぎる"弱り"を感じてちょっと興奮してるとかそういうのはないはずです。
◎ やっぱSEGAじゃん
「極道」を題材にしたゲーム内容、「10年の間の錦山彰」という追加シナリオを含むことで、このゲームはシリアスかつダークな内容に
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SEGA制作だからやっぱりこのゲーム馬鹿のゲームだよ。
ゲーム本編が派手なアクションの極道モノの一方で、サブクエストやプレイスポットといったサイドゲーム関係はいつものセガノリというべきかかなりふざけ気味なものが多い。
その最たる例が本作の目玉システムのどこでも真島である。
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錦山の身代わりとはいえ、10年服役していた桐生。模範囚として勤めたこともあってか運動とも暴力とも無縁でその実力は錆びついてしまった。
そのことを憂いた真島吾朗は「桐生チャンの実力を取り戻させるために24時間見張ってやる」とのことで、街中で喧嘩をふっかけてくるようになる。
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本当に「どこでも」ふっかけてくる。
コンビニで立ち読みしようが、弁当を買おうが、ボウリングをしようが、将棋をしようが、ダーツをしようが、ありとあらゆるところから真島の兄さんがやってくる。ダーツ勝負の真島は明らかに設定ミスレベルに強い
明らかに真島キャラ人気でねじ込んだ感が高いのと、そのせいで本編シナリオの統合性がかなりガバガバになった上にゲーム後半は体力高すぎるせいでひたすらだるいけどただ普通に街を走り回るよりはランダムイベント、ハプニングとして起こる要素が多いのでだいぶ面白いなって思うところはありますね。
◎ 最後に
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俺は誓って殺しはやってません。