プリンと盾琴やりました
カタテマの新作だ！
というわけで発売から1ヶ月近くたってやっとプレイして終わらせました。
「プリンと盾琴」は爽快滅亡アクションアドベンチャー。
主人公リュラは魔王に襲われて滅んでしまったコルバス王国を救うため、大賢者シグナスの力を借りて魔王討伐へ向かう───
そんな固っ苦しいゲームだと思う？
まるで大仰な冒険譚に聞こえるけどさっきも書いたとおり、このゲームは
「爽快滅亡アクションアドベンチャー」。
同じカタテマの作品だとムラサキシリーズに近く、操作はほぼ縦スクロールのシューティングゲームになっている。
しかし、このゲームの最大の特徴はなんといっても「主人公が一切攻撃が出来ない」こと！
そんなゲームじゃクリアできない！と思う方はご安心。弱っちぃリュラさんのために大賢者シグナスさんはとあるすごいものを用意しました！
その名も「幸福リング」！
幸福リングはゆっくりと画面内を移動する小さなリング。中に入ると移動速度は一気に落ちるけど、その代わり入っている間はなんとどんな攻撃も無効！重なった敵に当たっても倒れない！敵の撃ってきた攻撃は幸福リングが全部弾いてくれる！その上入る時間が長いほど幸福リングはどんどん広がって効果範囲も増えていく！これはすごい！
攻撃手段を持たないリュラさんは魔王どころか手下の攻撃にやられてあっさり倒されちゃうぐらい弱っちいので、シグナスさんの力を借りて幸福リングの力でどんどん押し切って進め！そして魔王を倒すんだ！
さて、先程も書いたとおり、このゲームは攻撃手段は存在しない。
攻撃手段は存在しないが、実は「防御手段」が存在する。
一つはさっきから書いている幸福リング。
一切合切の敵の攻撃を受けない無敵の防御手段。とはいえ移動速度がガタ落ちしてしまうというデメリットが存在している。
そしてもう一つ、「盾琴」という手段が存在する。
幸福リングと違う、盾琴は使えば使うほど自分のHPを消費していく。
HPは最大4なので、4回使った後に敵の攻撃を受ける、あるいはHPを回復させずに一定時間経つと主人公は死亡してしまう。
ただし、幸福リングとは違う大きな点として、「防いだ攻撃をそのまま相手に弾き返す」事ができる。
つまり盾琴はHPという使用制限を持つ代わりにカウンター・受動的に敵を倒すことができる防御手段となっている。
使えば使うほどHPは減るが、敵を倒すと命の石の欠片というアイテムを落とし、コレをひろうとHPの回復をすることができる。
つまりこのゲームは「無敵の防御手段幸福リング」と「デメリットを持ちながらも唯一の攻撃手段を持つ盾琴」をうまく使っていくゲームを使ってリュラさんが魔王を討伐しに行くゲーム！そんな危険なクソ阿呆盾なんか使わないでシグナスさんの絶対安心の魔法を使ってサクっと魔王を倒しに行こう！
そうそう、ゲームを進めるといろんなアイテムやガラクタが拾えるよ。まぁ滅んじゃった国のものだしどうせ大したものでもないから読まなくてもいいと思いますよ？読むなって。
