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【第5章】感謝の心②
2023年10月出版『日月神示に学ぶ ひふみの生き方』の全文を各章・各チャプターごとに掲載しています。
今回は、第5章『感謝の心』後編を掲載します。
◎一切を受け入れ、一切に感謝する心
神まつれ、祖先まつれ、子孫まつれ、
心まつれ、言葉まつれ、行まつれ、
食べ物まつれ、着るものまつれ、
住居まつれ、土地まつれ、
感謝感謝で喜び来るぞ。(黄金の巻・第二十二帖)
一切に向かって涙せよ。
一切を受け入れ、一切を感謝せよ。
一切が自分であるぞ。
一切が喜びであるぞ。(黒金の巻・第二帖)
私たちが自らの神性を取り戻し、〈光の時代〉へと舵を切るには、「あなない」と「まつり合い」、そして「感謝の心」を持つことが大切だと言いました。
しかし前述したように、それはただ神々への感謝だけではなく、また人間社会だけがあなない、まつり合うということではありません。
私たち人間はもとより、宇宙に生きる存在という存在すべてが創造主から分かたれた神の分身なのであり、それはすなわち一切が自分自身であることを意味し、一切の営み、一切の出来事が神の現れであることを意味するのですから、この世界に存在するすべてのもの、この世界に起こるすべての事象を祀り(尊び)、感謝する心を持つことが大切なのだと神示は言います。
私たちが「一切を受け入れ、一切を感謝する」心を取り戻した時、私たちの心に負の感情や苦しみの生まれる思考回路はなくなり、すべてが「うれしうれし」の本来の宇宙の生き方、本来の人間の姿(神の姿)に戻ることが出来るのです。
◎貪れば不足し、感謝すれば満ち足りる
腹へったら食せよ。
二分は大親に、人民腹八分でよいぞ。
人民食べるだけは与えてあるぞ。
貪るから足りなくなるのざぞ。(風の巻・第一帖)
私たちは日頃から、お金が足りない、時間が足りない、愛が足りないと不足ばかりを口にして生きていますが、それは私たちが「感謝」の心を忘れてしまったからだと神示は言います。
神示には「不足申せば不足映るぞ。恐れは恐れ生むぞと申してあろうが。心のままとくどう申してあろうが」(春の巻・第三十六帖)とあります。
これは、宇宙に生きるすべての存在は、それぞれの観念や想念、つまり自分自身が信じ込んでいる価値観とそこから生まれる思考や感情によって自らの現実を創造し続けているという「波動エネルギーの法則」を示しており、私たちが日々神々や大自然からあらゆる恵みをいただいているのにも関わらず、「あるもの」よりも「ないもの」ばかりに意識を向け、常に「足りない足りない」と言っているから、その想念によって不足感や不安感に満ちた現実を自ら生み続けているのだと言っているのです。(前記した「地獄と思うもの、地獄作って地獄に住むぞ」という神示も同様です)
神々や自然界は、人間にとって必要最低限の食べ物や物資は常に与えてくれているのだと神示は言います。
天変地異や経済危機に揺らぐ現代にあっても、恐怖に駆られて目先の防災やお金の工面に駆け回る前に、まずはあってあたりまえのように思っている「衣食住」を日々与えてくださる神々や自然界に感謝を捧げ、天地万物に対する敬意の念を取り戻すことが大切です。
そうすればたとえどんな苦境にあっても心揺らぐことなく、神々や自然霊と通じ合い、与えられている様々な恵みや助け舟に気づくことが出来るのです。
「何事に向かってもまず感謝せよ。ありがたいと思え。始めはマネゴトでもよいぞ。そこに神の力加わるぞ」(春の巻・第三十六帖)と神示は言います。
すべてに感謝しなさいなどと言われると、とても大仰で難しいことのように私たちは感じてしまいます。
しかし、最初は真似事でもいいから、日々起こる出来事をポジティブに捉えてみよう、感謝してみようと思う心に神の力が宿り、宇宙からのサポートがもたらされるのです。
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