pandemic(デモ)
Vocal, A.Gt, Composer : へべれけ
Lyrics : なゆたゆな
《 PIAPRO 》
https://piapro.jp/t/Sjgv
馴れるだけの点滅で
繋がった文字を見てた
寂しさを振り撒いて
嘆きの音にいつも焦がれて
「愛されたい」と「愛されたい」
そう 吐きっぱなしの愛情
夜を強請る白昼夢ね
この名もなき線が私の姿
生まれた愛のカタチ
君と何を失っても
触れられぬ関係で
繋がれると思っていた
虚しさだけを埋めるように
嘆きの音をいつも探して
「愛されたい」と「愛されたい」
そう 綴じっぱなしの感情
絵空事の憧憬でも
その名もなき色が私の姿
望んだ愛のカタチ
なのに過去は遠くて
「届かない」を知るすべを
欲しがってばかり
棄てられた流行病みたい
「此処に居る」を叫んでた
消えないように
叫んで泣いて泣き疲れて笑う
愛してたいの?愛されたいの?
伝えたがりの愛情
空に描くフラクタルね
あの名もなき声が私の姿
信じた愛ならば
未来の意味 失っても
この名もなき歌が私なら
私という証は
きっと何も見えないままで……
きっと何も見えないままで……
//2011.8.18初稿
//2013.1.12デモ投稿
//へべれけさん( MUTA )
https://piapro.jp/hebe_reke
http://mutanigata.wixsite.com/muta
//episode
この曲はもともと、応募用に書いた曲先の歌詞だったのですが、採用作品の発表前に作曲者様からの連絡が途絶えてしまいまして、あらたに曲募集をした作品です。
音楽コラボにかぎらず、完成前に相手からの連絡が途絶えてしまうアクシデントは(残念ですが)不可抗力として避けられない場合もありますね。
人間同士のかかわり合いですから、思いもよらない突発的な出来事に見舞われてしまうことは当然ありますし、人生の節目節目には生活スタイルの変化もあります。
そこは、お互い様の精神で、相手の状況をおもんばかったり融通しあったりしながら、それでもどうしても継続が難しいと感じた場合には、あっさり身を引く賢さも必要ではないかなと思います。
とはいえ我が子のような作品。惜しいなあと思うこともありますけどね(笑)譲ったぶんだけ、また他の良い作品に恵まれる機会は必ずあります。
そんなエピソードも背景にあった歌詞なのですが、あらたに曲募集をしたところ、「光触」などでコラボレーションさせていただいている新潟のシンガーソングライター、へべれけさん( MUTA )が作曲して下さいました。
へべれけさんとのコラボ曲はこれまでに数十曲にのぼり、厳密に言うと「pandemic」は一番最初のコラボではないのですが、ネット上に音源が投稿されていて、かつ動画制作はしていない楽曲もリストに含むことを考慮し、投稿日の順番でnoteへ掲載することにしました。
歌詞の中で「流行病」を「はやりやまい」と読ませています。流行る病というよりは、「流行という病」を指しているのかも知れないなあと今になって思うことでした。
タイトルは忘れてしまいましたが、あるドキュメンタリーの本を読んで感じたことをテーマにしています。