引っ越しだ。スタジオのロケーションについて考える。[台東デザイナーズビレッジ]
スタジオの退去日が迫っています。
会社にフルタイムで勤めることをやめて3年が経ちました。現在、自ブランドtactorの運営全般(デザインから生産からいろいろ)をメインの生業としながら、そのほかに、教員やデザインのお仕事をお受けしながらの生活。
独立して3年、現在の弊社の最大の懸念=スタジオ移転について少し書いてみます。
スタジオ。
今は、台東デザイナーズビレッジというインキュベーション施設にスタジオを持っています。
<この素晴らしい施設についてはまたいずれ・・・取り急ぎこちらに概要が→デザイナーズビレッジとは?>
独立して、初めて持ったスタジオ。(ラッキーなことに最初から40平米強のスタジオを持つという・・・)だがしかし、台東デザイナーズビレッジ(通称デザビレ)は入居が最長3年と決まっています。私は今年3年目。今年度いっぱい(つまり2020年3月末)までには、この場所を出なければならない。
奮闘中です。物件探し。どこに行こう?
もともと愛知県に生まれ、ロンドンで学び、デザビレに入居が決まったので、という理由で引っ越してきたこの土地、台東区。住んでみたら最高の土地でした。
・たくさんのデザイナーがいること。仲間のような存在が周りにいて刺激になる。
・東京の中心から少し離れていること。流されることなく自分のペースで生きられる。
・自営業の人が多いこと。自分の力で生きるという覚悟のようなものが街に溢れている。
・物作り、特にアパレル周りの物作り資材や工場が多いこと。自転車ですぐに色々な場所を回れる利便性。
あげだしたらきりがないけどざっとこんな感じ。(文字にするとすばらしさが増す気がするなぁ)最高ですよね。流れるべくして流れ着いた第二の故郷のような気持ち。
ロンドンに住んでいた時も、ダルストンやハックニー、いわゆるイーストロンドンが大好きでした。みんな自分の強みややりたいことを生業とし、型にはまることよりも、いかにはみ出し続けるかを選ぶ人を包括する土地。お互いを尊重し合いながら、それでも頼りすぎることなく個々で生きていく。そんな関係が溢れる街の住人であることに、誇りさえ感じていたものです。
今の感情も似ている。この地域で過ごすことに誇りを感じはじめている。だからこそこの辺りにスタジオを構え、東東京に残りたい・・・.
今日も午後から内覧です。
土間のある物件がどうしてもいいんですよね。<土間についてもまたいずれ、、、>
独立して初めての、一からの物件探し。ロケーションはやっぱり東東京、台東区周りが希望です。どうなることやら。うーん。
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