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50代の答え合わせ
今、自分は考える時期だと思っていて、見聞きしたことや考えたことをnoteに書いてまとめています。
ジェーン・スーさんが好きでポットキャスト「生活は踊る」のお悩み相談コーナーを聞きながら通勤している。
その中で最近心に引っかかって残ったのがこの二つ。
ズル・得=損
他人の評価=自分の評価 とはしない
ズル・得=損
若い女性というだけで、親切にされたり特別扱いされたり、ということがある。
「特別扱いは得した気分になる。他の人から見てズルをしているように見える。その些細な積み重ねで、その時は100円くらい得をしたように感じることが、長い時間経つと100万円くらいの負債になってしまう。それは、経験を損失しているから。」という話をしていた。
恐ろしい。
特別扱いは望んでいなかったと思う。
でも、ないわけではなかったし、ありがたかったし嬉しかった。
二つのタイプ
川の流れに流されてもやっていけるタイプと、
自分でオールを持って漕いでいくタイプ。
大きく二つのタイプに分けたら、
私は自分でオールを持って漕がなくても、
風や水の流れに身を任せても何とかなると思えるタイプだったなあ。
むしろ、流れに逆らうことは怖かったし、
わざわざ流れと違う方向へ漕いで行くのはおっくうだった。
自分で漕いで進むよりは、流れに身を任せて、自分がよりよい方へ少しだけ漕いでいく、くらいがちょうどやりやすかったのだ。
私の負債はどれくらいだろう。
100万円?
自分で作った負債
誰かが特別扱いをしてくれたから、というよりも、
人生の選択の結果、負債がたくさんある気がしている。
専業主婦の時間が12年間あったこと。
結婚妊娠後、正採用の仕事をすぐにやめてしまい、
そのあと臨時の仕事しかしていなかったこと。
いや、その前からだ。
リーダーとか、責任のある仕事は避けてきた。
やろうとしていなかった。
声をあげる場になると、目をそらしてきた。
そんな生き方を選んできた。
50代になってその結果が目に見えるようになる。
もっと恐ろしいのが、人生の残り時間が少なくなり、取り返しがつかないと思えることだ。
気が付いた時には、大きな負債が目に見える。
でも、ないものを数えていても始まらない。
代わりに自分にあるものを探していくしかない。
いいことも悪いことも、全部含めて。
だって、まだ、終わりじゃないんだもん。
他人からの評価=自分の評価 とはしない
「他人からやってもらったことや言ってもらったことが自分だ、と思っている人がいる。」
これは、桜林直子さんがポットキャスト「となりの雑談」で言っていたこと。
スーさんの「お悩み相談コーナー」でも、
「他人からの評価=自分の評価とはしない方がいい。」
と言っていた。
自分のできることを探しているが、自信がもてることがない。
やってきたことはあるが、自分で「できた」と評価していない。
でも、信頼している人から言ってもらえたことは
とても嬉しいので自信につながっている。
自分に自信がないと、証拠づくりのように他人からの評価に依存するような気がする。
でも、他人からの評価は時と場合と気分によって変わるから、あてにならない。
そんなあてにならないものを根拠にしてはいけない。
自分で自分のことをわかっていることが大切なんだと思う。
信頼している人から言ってもらったことは嬉しいし信じる。
でも、言ってもらった、ということだけが理由では他人軸。
自分の中で腹落ちさせなければいけないんだと思う。
やはり、嫌な気持ちになるという理由で見ないふりをしてきた、
嫌なところや悪いところも全部含めて自分で理解しないとダメなんだな。