見出し画像

あ、やっぱり会社員向いてないかも

10年目の節目に考える、今の働き方

2015年に今の会社に入社し、気が付けば10年目。上層部に対する違和感はずっと感じていたものの、幸運にも一緒に働く同僚たちに恵まれ、楽しく仕事を続けることができてきました。2020年からのコロナ禍でほぼフルリモートになったこともあり、自分らしいペースで、より快適に働けていました。

ただ、最近になって会社の環境が変わり、少し息苦しさを感じるようになってきました。何が変わったのか、自分にとってどんな部分が引っかかっているのかを振り返ってみたいと思います。

嫌なこと①:横のつながりという名の強制交流

「横のつながりを深めよう」と、以前にも増して積極的に交流を図る方針が取られるようになりました。しかし、その交流は「出社」を前提とすることが多く、リモートの良さを感じていた自分にとっては強制的な出社の圧力にも感じられます。顔を合わせて話すメリットも理解しているものの、リモートでの働きやすさを知ってしまった今、以前の働き方に戻ることに抵抗を感じてしまいます。
さらに、横のつながりが仕事を円滑にするという主張がなされる一方で、それは本来会社が解決すべき組織構造の課題を、従業員同士の交流に任せているようにも思えます。スムーズに業務を進めるためには、会社が組織としての構造をしっかり整え、無理に人間関係を強要しなくても機能する仕組みがあるべきです。社員同士のつながりや協力は重要な要素ですが、それが組織の課題を補完する役割に甘んじている状況には疑問を感じます。

嫌なこと②:モチベーションは出社で上がるという考え方

「出社したほうが個人のモチベーションが上がる」という考え方が社内に根強くあるように感じます。確かに、オフィスでの交流から生まれるものもあるでしょうが、働き方の多様性が求められる時代において、すべての人が出社することでモチベーションが上がるわけではありません。自分のペースで仕事ができるリモート環境の方が、自分にとっては心地よいと感じます。

嫌なこと③:評価のために顔を売らなければならない風潮

リモートが増えたとはいえ、評価を上げるには「上司に顔を売る」ことが重要という風潮が残っているのも事実です。パフォーマンスや成果が評価の基準であるべきですが、実際には出社して直接上司にアピールすることが重視されているように感じます。

嫌なこと④:上司の言葉が絶対という空気感

上層部の意見に対して、異議を唱えたり疑問を投げかけたりする空気があまりないことにも息苦しさを感じています。さまざまな意見や視点を持ち寄り、より良い方針を模索するのが理想ですが、上司の意見が「100%正しい」というような雰囲気があり、自分の考えを発言することはできる風土ですが、聞き入れられることはありません。

いいなと思ったら応援しよう!