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英語力ゼロだった旅好きデザイナーが、留学を経験して感じたこと

旅好きデザイナーNAYO(@nayo74)です。
旅ブログを書いてみましたが、3年前まで私の英語力はほぼゼロ
なぜ英語を勉強しはじめ、カナダ留学し、また留学してどうだったかを書いていきます。

英語力ゼロは、ボディジェスチャーをフル活用

英語力がほぼゼロだった当時、なのに海外旅行にハマった私。
基本使うのはボディジェスチャー、Google翻訳、わずかな英語。(This,That,want,it,hello,sorry程度)
視覚的に伝える手段は、ガイド本と指差し手帳
ネットが繋がり、人気の場所で観光名所だけ楽しむのであれば十分。
メニューを指差してオーダーし、写真とってほしい時はカメラでシャッターを切るマネをし、ボディジェスチャーでなんとかなってました。

きっかけは感情を伝えたい、そして留学を決意

・なぜ勉強しようと思ったのか?
 →
旅を重ねて、感情を伝えたくなった。ただ、それだけ。

はじめはガイド本にある店や場所だけを巡る旅でしたが、旅を重ね、ローカルな場所に足を運ぶ。すると思わぬハプニングに遭遇したり、感動したりが増えました。

英語が出来たら、自分の思う本当の”ありがとう”を伝えられるかもしれない。ローカルなスポットをより楽しめるかもしれない。

そう思った時期が身動きがとりやすいタイミングもあり、ワーホリでカナダ留学を決意しました。

ワーホリ(ワーキングホリデー)とは? ※wikiより
2国間の協定に基づいて、青年(18歳〜25歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度。
→ 簡単に言うと、 1〜2年間働けるビザがでる留学制度。
 国によりけりだが、30歳までこの制度が利用できる。


留学に行っても、なんとかならなかった英語力


留学前に試したオンライン英会話

 \自己紹介だけうまくなりました/

基礎力ない状態でフィリピンの先生と会話は続かず、自分の英語レベルがわからないままでオンライン英会話しても無駄でした。
毎回先生が変わるたびに交わされる自己紹介。先生によっては完全に舐められてしまい、授業にならない授業のときもありました。

全く話せないのを実感した、語学学校

 \間違うことを恐れない勇気をもつことが大事/

カナダに行き、入った語学学校。思い知らされたのは、英語の話せなさ。
文法はわかるのに話せないのは、正しさを求めてしまう日本人の気質。
南米人は陽気な性格上、喋りまくります。間違っていても間違えたまま喋り続ける=成長が早い。
簡単な文法が理解できてない南米人の友達が、どんどん英語を身に着けていくんですよね。彼らに圧倒されてしまい、余計に喋れなくなってしまいました。

日本人は間違いを恐れますが、日本国内だけのこと。
海外では他人なんて気にしないですから。自分アピってなんぼです。

留学してるだけ、なぜ上達しない?

 \英語の環境にがっつり身をおく努力が必要/

私が留学してたバンクーバーは特に日本人も多く、日本のコミュニティも存在します。感情を英語に変換できない葛藤、慣れない環境や他の国の人との価値観の違いから、同じ日本人同士っていう環境の居心地よさを感じてしまう。。
正直、私もその傾向がありました。

留学したから英語が身につくなんて、そんな夢のようなことはない。

日本人でも上達が早かった子は、以下を徹底してました。

・留学前に最低限の勉強したり、英語を喋るイベントに参加。
・語学学校でも、日本人のこと喋らないようにしていた。


英語が楽しいと思い始めた時期

はじめの数ヶ月は、留学を決意し行ったものの、落ち込んでは泣いてました。言葉が伝わらない、自分の英語力のなさに悔しい毎日。

その時に、実践した3つ。

(1)日本人の友達であっても、英語で会話をした

意識が高い子だと、日本人同士であっても英語で会話
そういう子と繋がるのも大事。他の国の友達と繋がっていてパーティに招待してくれたり、集まる場によんでくれるし、楽しく英語が身につきます。
分からない部分はお互いに知ってる単語を選びながら、英語で教え合いながら共有したりしてました。

これだけに頼るのはオススメしません。日本人同士の英語って、空気よむじゃないんですが、言いたいことが伝わってしまうんですよね笑。

(2)Exchange Language(語学交換)に行きはじめた

はじめは英会話サークルに通ってました。
英会話サークルは、みんな似たようなレベルの人しか集まらない。。
主催もいるんですが、参加人数多くてアドバイスに追いつかない。

Exchange Languageだと、純粋に日本語を勉強したいネイティブが来る。
お互いに”なぜ”の部分が明確なため、必死で伝えようとする。
それが大事なんですよね。伝えたい意識が働くと、英語の文章を考えてアウトプットしたくなります。日本語を教える難しさも痛感しました。

(3)ポートフォリオを作り直し、仕事を見つけた

語学学校を卒業した直後は、単なるバイトと日本からのお仕事を少ししてただけ。淡々とした日々でデザインも英語も実力があがるわけもなかったので、バンクーバーのWeb屋のセナさんが開催してたfrog schoolに1ヶ月通いました。wordpressの知識を1からやりなおし、ポートフォリオサイトをリニューアル。

紹介経由でスタートアップの会社に属することができ、日本語と英語がある環境にデザイナーとして半年ちょい働きました。
日本語が流暢なアメリカ人のボスに同僚が日本人なので、普段は日本語だったのですが、クライアントとのやりとりやガイドライン、リモートでプロジェクトで関わるメンバーがヨーロッパの人らというのもあり、必然的に英語・・・
日本人同僚に助けてもらいっぱなしでビジネスレベルの英語までは私には無理でしたが、ここでの半年間でだいぶ鍛えられました。

スタートアップ向けのトレーニングプログラムに参加で、会社のみんなでアメリカに。私は1ヶ月しか行かなかったのですが、アメリカでは完全に同僚以外は英語環境・・・だったので、そこで一気に英語力が伸びたと思います。

結局ビザの問題もあって、会社を辞めて帰国を選びましたけどw

英語をやってよかった!と感じる3つ

(1)国内外問わず、友達ができた

留学先で繋がった他の国の友だち
Exchange Language繋がりでネイティブ友達、その友達の紹介でカナダに住む他国の友達ができたこと。
特に仲良かった中国人の子は、旧正月のイベントや屋外コンサートも誘ってくれたり、誕生日に車で迎えに来てくれてディナー奢ってくれたりもしました(行動がイケメンすぎ)今思うと、感謝でしかないし、繋げてくれた友達に感謝!

留学先で出会った、日本人の友だち
同じクリエーターやExchange language繋がりで知り合うことのなかった日本人の友だちができました。帰国してからも彼らと訪ねたり、集まってご飯いったりと今でも繋がる仲間がいるのは留学したからこその繋がり。

日本国内でも、他の国の友達ができた
旅先のゲストハウスでフランス人の子と仲良くなり、日本旅の間に2回くらいご飯に一緒に行くほどの仲になったり、近くのカフェで働いてた台湾の子と仲良くなったりと、国内でも友達ができるようになりました。

(2)旅がより楽しくなった

帰国前にいったアメリカ一人旅や、この春に行ってきたフィンランドでは、英語が分かったからこそ聞けた現地の方から情報がありました。
ガイド本もいいけど、ローカルな人らが教えてくれるホットな情報ってより楽しくて、よりその国を知れるんです。
だから、当初の目的が達成されて嬉しかったこと。

(3)素材の規約が理解、技術系の記事が少し読める

これはデザイナーとして嬉しいのですが、海外の方が提供している素材の規約が理解できるのは凄く自身嬉しかったことリストに入ります。
あと長文だと疲れちゃうのですが(こら)、技術系の記事は英語であっても少しは読めるレベルにはなったので、英語しててよかったなと思います。

帰国してからの英語力は?

帰国して1年は経過しちゃいました。
日本は完全に英語を耳にする環境が少ないので留学時より英語力は下がってる気がいますが・・・大事なのはKeep doing & Keep in touch!

・毎日、少しずつ英語には触れるようにする
→毎朝出勤時に英語アプリを活用。海外ドラマもハマった時にイッキ見。
 余裕あるときはスカイプ英会話と英語系のイベントへ。

・仲良くなったこには連絡を取り合う
→クリスマスカード送るとか、誕生日おめでとうのシンプルなメッセージでよい。繋がりを保つことが大事。

ですかね。
そんなかんじで、今では趣味のひとつになった英語。
結局英語レベル的には日常英会話程度しか行かなかったですが、今の私の英語を続ける目的、それはやっぱり

旅を楽しむため、繋がったひとらと感情を伝えるため!

ですね!そんなかんじで、長々とした文章でしたが、英語に向き合えた記事をかけてよかったです。

Advent Calendar 英語 19日目の記事でした。
@nayo74

気に入っていただけたら、とてもうれしいです(*´ェ`*)