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日本社会の生き辛さとは

3週間ぐらい山に籠りたい。

どうも。お久しぶりの投稿になりましたスミマセン。
仕事とプライベートがまあまあ忙しくてnoteあまり見れないし更新できませんでした。あと舌炎の頭痛がヤバすぎるって。まあ生活習慣が悪いせいなんですけど。

どうでもいいですが、この社会生活を営むにあたって最近じゃなくても社会に放り出されてから1年過ぎた頃くらいから「この社会死ぬほど生き辛い」と思い始めたことを書こうと思います(?)。

なので結論から書くが日本、マジで生き辛い。これに尽きる。

というのも、
・日本人は「競争」が嫌い
・日本は構造上競争社会である
・日本人の割合的に精神的に強くないもしくは精神的に弱い気質がある
・自信の無さからくる「無意識に出る杭は打ってしまう」性質

これらに限らずとも、こういうところが散見されるという話。
特に、日本人は無意識かもしれないがぶっちゃけ「自分が成長するための努力をするより誰かが成長しようとしているところの足を引っ張る方が簡単」みたいなところがある。
そして大体こういうのは皆無意識でやっているものだから心底悪質。
要は有無を言わせず右に倣え状態

こういう現象の悪いところは、これを真に受けていたら精神的に病むよという話。
大体、努力しようと頑張っている人を否定するのが今の日本社会といっても過言ではない。皆で顔を見合って「頑張ろうね!」と言うが、基本的にその「頑張ろうね!」の裏には「頑張っていなかったらどうなるかわかるよね?」までがセットである。

これおかしいよな?
鼓舞の裏に脅迫があるって、そんなことで誰が頑張りたいなんて思えるんだよっていう話。だがこの日本社会、そういうのがあちらこちらにあって本当に怖い。

それから、賃金が上がらない問題と基本的に評価されない社会構造が生んだ努力するだけ無駄という状況。
まあ努力できないわけではないが、大体の空気として「できて当たり前」が根底にある日本は本当に生き辛いと思う。皆、努力できないとは言わないが、言うなれば「徒競走で本気で走ってみたけど勝てないからから途中から本気出すのやーめた」という状態だ。

これが状態として慢性化すると、抜け駆けして頑張ろうとしている人を見て「何頑張ってんの?」みたいなことを言う人が出てくる。
これは努力しないと決めた人が「努力をしない」ことを正当化する意味があって、抜け駆けが結果的に成功という形を生んでしまうと努力しなかった人の「努力しない」という選択が遠回しに間違っていることになるからだ。

一昔前、高度経済成長期なら「頑張る」ことに意味があった。
あれは戦争終結後に様々な国が植民地化されたり、ドイツが大変な目に遭っている中、日本が敗戦国となってしまった背景があったからだ。
要は、「頑張らないと他国に付け込まれるかもしれない」みたいなところがあって、政府も日本そのもののレベルを上げるのに必死だったのもあるだろう。

効率とか学業レベルとかそういうことは考える時間がなかったから全部後回し、とにかく仕事をやって国のレベルを上げることが先決だった。
故に、この平和な社会になってからそのツケが回ってきたと思う。言い換えれば「ただ頑張るだけじゃもうどうにもならなくなってしまった」のだ。

ただ、日本という国はもともと島国なだけあって、他国と比べると競争の概念があまりにも薄い。むしろ、縦に倣えというより横に倣えという方が性に合う人は多いだろう。

加えて、日本人は協調性を圧倒的に重視する。協調性が無いということは、すなわち孤立することを意味する。
この高度経済成長期が無責任にもたらした激流の「競争」社会において、「競争」が苦手な気質を持つ日本人が、自分の座席を確保するために必死になって横に倣っているわけだ。

ただし、この数年をかけて社会の在り方はどんどん変わってきた。
今まで個性や違いを殺し、ただ集団の総力戦で仕事と戦ってきた日本にとって、「他人と違うこと」が社会で生きるためのカギになってきたのだ。

これは今までのやり方を大きく否定する矛盾である。
しかし、ある意味日本という国が資本主義であり競争社会を選んだ結果ともいえるだろう。成果を上げれば評価される社会を望むなら、それだけ人と人との格差は出来やすくなるのだ。

これは今まで身を粉にして、集団の一人として生きてきた、あるいは生きようとしている人にとってとても難しい問題なのである。
故に、彼らは「自分の努力」は疎か、頑張ろうとしている人の足を引っ張ってしまうのかもしれない。

努力しようとしたが、少し頑張ったところで誰に抜かされたのを実感して努力が報われないかもと思って努力をやめた人。明日から本気出すから、みたいな論理。

日本人は打たれ弱いため、こういった根気が要る努力というのは大概苦手な人が多いように感じる。書店に行けば積みあがっている「努力しなくても何とかなるよ」系の自己啓発本が売れているのがその証拠である。

それで、話を戻そうと思うが。
自分は正直、こういう人たちの右に倣えという考え方を何も考えずに真に受けていたら精神的にやられると思っている。
彼らは努力しないことに重きを置いているからだ。自分も努力しないならまだしも、努力したいと思っているならまともに相談することさえ躊躇っている。

そもそも、努力しようとしている人の足を引っ張ること自体がナンセンスだと思うからだ。
だから、自分は否定から入ってくるタイプの人が大体嫌いだ。可能性は、やり始めてから決まっていくものであって、やらない前から決めるものではないと思っているからだ。

まあ、仕事をしていて大体の人の目が笑っていないのは本当に気になるところである。
そういうのは隠すのが当たり前みたいな風潮はあるが、社会がそうだからといって無理にニコニコしている人を見て何が楽しいのかわからないのだ。皆楽しいと思って仕事をしてないだろうがな。(その時点で何かが間違っているような気もするが…)

自分がやりたいことをやるには努力が必要であるが、それを表に出して頑張ろうと思いますなんて言ってみたら往々にして否定されるのは目に見えている。
能ある鷹は爪を隠すというのはまさに今の社会では生きる術として必要なスキルなのだろう。本当に生き辛い社会だ。命を懸けてまでこの社会から逃げたくなる気持ちも分かる。

ぶっちゃけ、めちゃくちゃ金持ちな人が「日本ってなくなるかもね」みたいなことを言っていたと聞いた時、「あ、わかる」と思ってしまった。
そもそも子供を産んで育てるとかそんなこと言ってられないし、保守的だけど誰かが何かをしようものなら口出ししたくて堪らない日本人の気質では、今後の成長は見込めないと思っているからだ。

まあ、このまま衰退していくくらいならベーシックインカムとかで最低限の生活は守ってくれるみたいな体制にシフトしてほしい。
食うのすら大変なんだから、食うことさえ何とか保障されるようになれば社会の空気がもうちょっとマシになると思ってる。とはいえ、金持ち優遇の社会構造だからマジで現実的ではないがな。

現実問題、生きることが大変すぎて何かしらで一発逆転しないとストレスでダメになりそうだ。まあ実際そんなことはないが。
今の社会に適応できる人ってすげえなー-ー---(棒)とか思ったりはする。楽しいかどうかで言われたら全然楽しくないけどな。

ただ、今の社会が楽しめるのは多分学生の頃から皆でワイワイするのが好きな人くらいだと思う。実際どうなのかはわからないがな。
にしたって筆者は陰キャなので、大体どうしようもないことをインターネットの端で喋ることしかできないのだが。

生きる算段を立てなくては生きていけないなんて面白くないよなあ。

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