「マインドフルネスとウェルビーイング」9:「自分は正しい、相手は間違っている」固定観念・米国ライス大学
先日まで、マインドフルな食べ方リストを
3回にわたって紹介しました。
今日からオンライン講座内容紹介を
再開します。
今回は全12回の9回目。
「自分は正しい、相手は間違っている」
といった固定観念についての内容です。
内容
【論文概要】
「わたしは正しい、あなたは間違っている」というフレーズは、見解や意見に
執着する傾向があるときに
典型的にみられる表現です。
そして、「間違いを正してやろう」
という気持ち、対立、紛争が
生まれることがあります。
自分の意見を信じるほど、
論理的であるほど、
論理的根拠が整然としているほど、
他の誰かが「間違って」いて、
他の誰かを直すことが効果的に
思えるかもしれません。
瞑想では、自身の知覚や考え、
浮かんでくる記憶に立ち戻り、
その単純さのままでいられるよう、
自分をトレーニングすることが可能です。
ガイド付き瞑想のスクリプトを紹介します。対立が生まれた時の感情や
そのときのトリガーとなった
単語を振り返ってみましょう。
すごくシンプルな一語が、
圧力、緊張、ストレスを
引き起こすような連想の波を
引き起している可能性がある、
ということに気が付きましょう。
まとめ
自分は固定観念に
とらわれていることを知る。
自分が正しいと思うことで、
他人との対立を生むことがある。
ストレスがかかったときに
自分のこころのなかで
どんな動きがあるかを知ることで、
単純化することができる。
感想
いっしょに暮している家族が
「自分は正しい、相手が間違っている」
という考え方が比較的強いです。
わたしは対立が面倒なので、
「はいはい」と言っていますが、
時にイラっとします。
「自分ルールが絶対なのかよ!」って。
あと、元上司。
めちゃめちゃ論理的で、
根拠が整然として、反論されたら言い返せません。
「これって違うよね!?」
というのが口癖。
でも、論理的でも、
間違っていることを直してくれても、
人の心は動かせないし、
癖は直せないんだよなあ。
って思っていたのを思い出して
苦笑してしまいました。
わたしは「間違っている」という言葉に
反応しやすいのかもしれません。
マインドフルネスのオンライン講座って
こういう、実践的なところが面白いです。
講座の情報
Couseraの「マインドフルネスとウェルビーイング」を受けています。
講師は英語も説明もとってもわかりやすい
ライス大学のElizabeth Slator博士です。
4部構成で、各1週間ずつです。
もし、一緒に受けたい、
教えてほしい、というかたがいらっしゃったら
ぜひコメントまたはハートをください!
これからも応援よろしくお願いいたします。
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