「マインドフルネスとウェルビーイング」3:ストレスと免疫・米国ライス大学
全12回に分け、受講報告をしています。
今回は3回め。
脳と心、体はつながっています。
ストレス応答と免疫反応も
つながっている、
ということを学びました。
マインドフルネスが折れない心や
ストレス耐性に影響があるのも、
このつながりにヒントがあるのかもしれません。
詳細な内容
論文2つとウェブ記事1種類を読みます。
内容が難しい!
ガチで真剣に読みました。
【概要】
ストレスは神経系と免疫系に影響し、
ストレスの内分泌性伝達物質はヒトの認知、感情、行動を変化させます。
ストレスの脳内の影響は、逆U字型です。ストレスを受け、神経系がストレスホルモンを分泌するにつれて、パフォーマンスは向上し、ある程度までは上昇します。
しかし、ホルモンが分泌し続けると、パフォーマンスが低下し始めます。
ストレスが「悪い」ものになるかどうか、
免疫が低下して私たちが病気に
かかりやすくなるかどうかは、
神経系と免疫系への影響によって
異なります。
脳のストレス応答反応と、体の免疫反応は
病気に作用を及ぼすことが
よく知られています。
両方とも恒常性を維持するのに重要であり、副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)がかかわっています。
何らかの刺激で、CRHが分泌されると、
脳の下垂体は副腎皮質刺激ホルモ(ACTH)を放出させ、副腎を刺激してストレスホルモンであるコルチゾールを分泌させます。
コルチゾールは強力な免疫調節剤および
抗炎症剤でもあります。
つまり、脳のストレス反応と体の免疫反応は相互反応しています。
講座の情報
Couseraで、ライス大学が開講する
「マインドフルネスとウェルビーイング」
を受けています。
講師は説明がとってもわかりやすい
lizabeth Slator博士です。
講義の構成
4部構成で、各1週間ずつです。
今回は、
1. Stress and Mind/Body Systemsの
第3パート、3.Resorceの内容を
紹介しました!
授業の構成
1部はさらに3つに分かれています。
1.Module Content(基礎知識習得)
2.Practice(ワークや瞑想)
3. Resorce(論文や資料)
おまけ:マインドフルネスが学べる大学
わたしはライス大学のオンライン講座で
学んでいますが、そのほか、数多くの
大学でマインドフルネスを学べるようです。
マインドフルネスセンターがあり、
無料セッションが開催されている
大学もあります。
もし、公開講座などを知っていたり、
授業を受けている方がいらっしゃたら
ぜひコメントください!
マサチューセッツ工科大学
スタンフォード大学
ブラウン大学
カリフォルニア大学ロサンゼルス校
カリフォルニア大学サンディエゴ校
過去の受講記録はこちらをどうぞ。
マインドフルネス全般の記事はこちらからどうぞ。