心が軽くなる心理学❿「人と比べてネガティブにならない人は危険!!」
今回の内容は「人と比べてネガティブにならない人は危険!!」です。なぜ危険なのでしょうか。確認していきましょう。
危険な理由は、人と比べてネガティブにならない人は、自分と自分より下の人を比べてしまっている可能性がとても高いからです。
「自分は月給20万の安月給。同級生のB男は15万だ。それよりはましか。」このような考え方です。
このように、自分より下の人と比べることを「下方比較」といいます。
下方比較は多少の安心を得ることはできます。しかし、「もっと頑張ろう!!」という向上心は起きません。
今のだめな自分に対する、「ささやかな自己肯定」が得られるだけです。
「自分より下の人はたくさんいるから、まあいっか」と思考も行動も停止してしまうのです。つまり、頑張ろうというモチベーションが湧かず、自己成長も起きません。
また、自分より下の人と比較する「下方比較」をいつもしてしまうと、自分よりもだめに見える人ばかりを探し、人を見下すようになるかもしれません。
下方比較ばかりするのは思考停止であり成長停止です。幸せからどんどん遠ざかるだけなので、「他人と自分を比較してしまう」心の癖を自分で意識し、コントロールすることが必要です。
前回の内容で、他人ではなく過去の自分と比べると紹介しましたが、自分のすぐ周りに自分より「できる人間」「うまく行っている人間」がいると、どうしてもそこに注意が向かってしまいます。
「あいつと比べると、なんて俺はできない人間なんだろう、、」と思うこともあるでしょう。
そのようなときは、「比較する」のではなく「観察する」べきです。感傷に浸っている暇など無駄でしかありません。
「なぜあいつは、これだけの結果を残すことができているのだろう」「1人に時になにか特別なことでもしているのだろうか」「先輩になにかアドバイスをもらっているかもしれない」
観察から様々なことが考えられると思います。それを徹底的に真似することによって、落ち込むどころか、なにか行動する活力になるのです。
繰り返しになりますが、自分と他人を比較して落ち込んでしまう場合は、その相手を徹底的に「観察」して、真似することから始めてみてはいかがですか?
自分が思っている効果以上のものが、手に入れられるかもしれません。
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