余命1ヶ月だった私へ~治療編⑤~
抗がん剤点滴の日がやって来ました。
いままでほかの患者さんを見てきたけど、苦しむ印象しかないので、私も苦しむのかと怖くてガクブル状態でした。
いろんなスタッフの方々に、良くなるように祈っといてください、と言いまくりまして、ドクターにも言いました。すると、立ち止まり、手のひらを私に向け、「治れ~~~~!」と、ハンドパワーを送って行かれました。ありがとうございます(笑)
この時にそなえ、商品もなるべくたくさん摂っていましたが、どうなるか分かりません。治療を承諾していただき、身体を支え生かすという商品も本気で使いました。
やれることは全てやりました。
あとは抗がん剤を受けるだけです。
いざ、人生初の抗がん剤が始まりました。
オレンジ色の点滴を見た瞬間、