Love Is A Losing Game
どこまでも透明に
自身の荒れ狂った恋に身を沈めた彼女の伝記映画
『Back to Black エイミーのすべて』が
11月22日遂に公開される。。
わたしはただ単に嬉しすぎる
そして同時に…
わたしにとってただ単に悲しすぎるかもしれない。。
ドキュメンタリー映画『AMY エイミー』では描かれなかった
堕ちてしまうほど愛してしまった恋人ピートとの姿は描かれるのだろうか…
♪-- Love Is A Losing Game --♪
For you I was a flame 一緒にいたときは夢中だった
Love is a losing game 恋なんて先に好きになった方が負け
Five story fire as you came なのに出会ってすぐに我を忘れた
Love is a losing game だけどそれが恋ってもの（負け試合での恋）
One I wish I never played こんな恋なんてしなければよかった
Oh what a mess we made あんなに辛い思いまでしたのに
And now the final frame もうここで終わりなんて
Love is a losing game だけどそれが恋なんだよね
Played out by the band バンドの魔法で恋したけど
Love is a losing hand 一方通行の恋には先がない
More than I could stand これ以上は耐えられない
Love is a losing hand 好きになった方が負けなんて
（およげ！対訳くんより）
BACK TO BLACK - Official Trailer
Love Is A Losing Game
Amy Winehouse - Some Unholy War
彼女が亡くなった1ヶ月前
セルビアのベオグラードで開催されコンサート（2011年6月18日）
これが最後の舞台になってしまった…
泥酔状態で糸の切れたマリオネットのようなステージ…
すでにこの時彼女の心は
自らの愛の重さに砕け堕ちていただろう…
コンサート中盤
観客からの大ブーイングを浴びながらの
恋人ピートと向き合っていた時に感じた
自身の無力感を詳細に綴った
"Some Unholy War "を歌おうとする姿…
恐怖し…驚き…悲しみ…
虚に自らを抱きしめながら…宙を彷徨う瞳と歌声は
あまりにも悲しすぎる…
Belgrade 2011 - Last Performance (FULL CONCERT)
-- 脚のない鳥がいるらしい
-- 脚のない鳥は飛び続け、疲れたら風の中で眠り
-- そして生涯でただ一度地面に降りる
-- …それが最期の時。（地獄のオルフェウス）
ただ…亡くなる3ヶ月前
念願の共演であったトニー・ベネットとのデュエットが叶ったことは
彼女にとってどんなに大きな幸せだったことだろうか…
その姿は…まるで…
恋焦がれたおじさまと一緒になれた乙女のようで
なんと可憐で美しいことか…
トニーと目が合った時のはにかんだ笑顔は
残された彼女の映像の数々の中で
わたしが一番と言っていいほど好きな笑顔だ…