決断力がつく5つの方法。【克服方法】失敗を恐れず、今を生きよう!
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・優柔不断でモノゴト決められない
・「キミ決断力がないね」と言われたことがある
・すべて他人まかせの方が楽だ・・
・迷った挙句、何もしないまま1日が終わってしまった・・
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今回は、そんな方に読んでいただきたい内容です。
ではいつものように、まず結論から。
結論:今を生きよう!
このブログを初めて読んでいただいている方も多いと思いますので、カンタンに自己紹介します。
現在、私は東京の上場会社で管理職をしています。
業務はクライアント企業に対して、マーケティングを中心とした戦略を提案し、戦術策定、実行まで行っています。
部下は約50人ぐらい。
ディレクター、プランナー、デザイナー、ライターなど多様な職種のスタッフが在籍しています。
老若男女おりますので、多様性があり、今回、取り上げる”決断力”についても、個人差はかなりあります。
では、どうすれば決断力がつくのか?について、5つご紹介します。
そもそも決断力とは、どんな能力?
まず、そもそも決断力って何だっけ?です。
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〈決断力とは〉
自分の意志を決定する能力
そして、その意思決定を実行する能力
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ナニかに迷った時、自分の意志、自分の行動をはっきり決めることであれば、
決断力がある人といえます。
決断するには、”判断”と”覚悟”の2つの能力が必要といわれています。
判断できても、それを実施するためには覚悟がないと、実行までいたりませんからね.
決断力には、”判断”と”覚悟”がマストになります。
決断力がない人の特徴
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では、本題に入ります。
決断力がない人の特徴として、5つ挙げてみました。
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<決断力がない人の特徴5選>
1.自分の意見がない
2.こだわり(執着心)が強い
3.判断基準が明確でない
4.周りの目を気にしすぎる
5.リスクを冒さない
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他にもまだまだありますが、この5つに含まれると思います。
ひとつずつ解説したいと思いますが、同時に克服法も書きます。
参考にしてみてください。
1.自分の意見がない
「どっちでもイイかな・・・」
決断力のない人の、多くはコレですね。
すべてに対して「意見を持とう!」とは言いません。
しかしある程度は自分の意見を持っていないと、常に誰かの意見に流され、決断を任せてしまうことになります。
極論かもしれませんが、”他人任せの人生の方がラク”という考え方になってしまい、一人では何も決められなくなってしまいますからね。
■克服方法:まずは自分の意思を表明!
「有言実行」という言葉がありますね。
これは、”退路を断つ”ということでもあります。
まぁ、生活シーンでは、そんな大袈裟なことでもないですが・・・。
まずは小さな決断を積み重ね、決断することに慣れるとイイでしょう。
決断と言っても気軽でイイと思います。
とはいえ、ビジネスシーンでは話が違います。
例えば、社長の一つの決断が、会社の倒産につながるケースだってあります。
それでも社長が最初から決断力があったわけではありません。
一般職 → 課長 → 部長 → 役員 → 社長
出世することで、決断に慣れ、決断力が磨かれ、スピディーかつ適切な決断ができるように成長するわけです。
決断に慣れること以外にも、2択、3択、4択・・・と少ない選択肢から多い選択肢に徐々に広げていくことでも、決断力が磨かれます。
2.こだわり(執着心)が強い
決断力のない人には、自分なりの”こだわりに、固執する”人が多いように感じます。
ある程度、自分のこだわりを持つことは大事です。
しかしこだわりが強すぎると、結局決められなくなってしまいます。
■克服方法:執着心は捨て、柔軟性を持とう!
決断力のある人は、”こだわり過ぎない”という人が多いようです。
とはいえ、まったく”こだわりがない”のも考えものです。
要は、柔軟性とのバランスが大切です。
私の場合、柔軟性に加えて”直感力”も大切にしています。
「失敗したら、またやり直せばイイかな」というところです。
直感を信じることで素早く判断するので、周囲からは決断力がある人間にも見えます。
3.明確な判断基準がない
すべてに対して、”明確な判断基準”を持つような、パーフェクトな人間などいません。
とはいえ、ある一定のものごとに対しては、判断基準がないと優柔不断になってしまいます。
要するに判断基準がないと、どんなに時間を掛けて必死に考えても、答えが見つからない状態になります。
答えが見つからない → 決められない → 決めない
”決めない”という決断をしているわけです。
■克服方法:目的意識や優先順位をハッキリさせよう!
普段から優先順位を整理しておくことが重要です。
一番カンタンな方法は、日記など記録して可視化することです。
なにを可視化するかというと、”将来、自分がどうなりたいか”を明記することです。
決断に迷った場合は、将来の自分が見た時に、どう感じるか、その決断に後悔しないかなど、決断を左右する大きな要因になります。
自分の未来、家族、部下、部署、会社、社会など、将来を思い描き、書き出してみると整理でき決断力につながると思います。
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4.周りの目を気にしすぎる
「人に好かれたい・・・」
「他人からどう見られているか気になる・・・」
決断力がない人は、周りの目を気にするあまり、決断まで至らないようです。
人にどう思われているかが気になり先延ばしにしてしまう・・・。
■克服方法:他人の目を気にし過ぎない
ハッキリ言うと、決断することで、誰かと揉めたり、嫌われたりすることだってあります。
決断力のある人は、他人の目はあまり気にしないタイプが多いです。
他者からどう評価されるかということより、自分の意志を尊重します。
参考書籍:『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』(アルフレッド・アドラー著、ダイヤモンド社、2013年、1,188円)
とはいえ、ワガママ、ひとりよがりが過ぎるのもよくないですね。
ですので、私の場合、まずは話を聞いたり、意見を求めたりするようにしています。
たとえ自分の答えが既に決まっていたとしても、まずは人の意見を伺うようにします。
遠回りかもしれませんが、調和が必要なケースもありますからね。
信頼関係ができている相手に対しては即決ですね。
5.リスクを冒さない
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逆に言えば、決断には”リスク”が伴います。
「4.周りの目を気にしすぎる」の克服方法にも書きましたが、嫌われることもリスクのひとつです。
決められないのは、まずリスクが最初に浮かんでしまうケースが多いからです。
■克服方法:失敗を恐れない!
”失敗を恐れない”と同時に、まずは”メリットから思い描く!”ことが重要です。
できない理由ではなく、できることから考える。
たとえ”失敗しても自分が成長できる”というポジティブな考えを持つ。
自分が失敗したシーンを考えたり、デメリットを挙げていくと人間はフリーズしますね。
日常生活の中では答えがひとつしかないケースは、ほとんどありません。
”どれも正解!”ぐらいの心持ちで良いと思います。
決断のプレッシャーから解放されますね。
最後にまとめ
今回は5つ挙げてみましたが、まだまだあると思います。
しかし、どれも共通して言えることは、先のことを考え過ぎてしまって、決断できないということだと思います。
”いま、この瞬間にベストな決断を行う”ことこそ重要です。
もし間違っていたら、”やり直せば良い”だけのことですからね。
今回は以上です。ありがとうございました。
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