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誰でもカンタンにマーケティングに強くなる、たった1つの習慣
→「もう少しマーケティングに強くなって仕事に活かしたい!」
→「マーケティングに関わる部署で働きたいけど難しそうだな・・・」
→「いずれはマーケターになりたい。どんなコトからはじめればイイかな?」
→「マーケティングはハードルが高く感じる・・・」
今回はこんな悩みにお答えする内容です!
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まずカンタンに自己紹介。
現在、東京にある上場企業で、クライアント企業のマーケティング戦略立案や、プロモーションの運営に携わる仕事をしています。
部下が50名ほどいるチームの管理職です。
さて、マーケティングは、ビジネスの大小にかかわらず誰でも必須のスキルだと思います。
サービス業もメーカーも、どんな業種のどんな職種でも、ある程度は理解しておく必要があります。
しかし苦手意識のある方も多いようです。
また、十分に理解していても実務に活かせない方が多いですね。
今回は、読み終わった後、マーケティングに対するハードルがグッと下がる内容です。
ぜひ最後までお付き合いください。
■カンタンにマーケティングに強くなる方法
では、さっそく結論です。
誰でもカンタンにマーケティングに強くなる方法は、
”優れたエンドユーザー(消費者)になる”ということです。
優れたエンドユーザーになれば、消費者心理を理解しやすくなると同時に、マーケティングに対する苦手意識がグッと下がります。
決して難しくない方法ですよね。
ではなぜ、優れたエンドユーザーになることが、マーケティングを身につではけるうえで重要なのかについて解説します。
■マーケの達人”マーケター”に求められるスキルについて
まずマーケティングの達人である、マーケターについて書こうと思います。
メーカーや企業がマーケターを採用する際、求めるスキルは以下のようになります。
〈マーケターに対して求める主な3つのスキル〉
1. マーケティングの知識。そしてマーケティングリテラシー
2. データを分析する能力
3. 新しいアイディアを出す能力
1つずつ解説します。
1. マーケティングの知識とリテラシー
リテラシーとは、「正確に理解し、活用できること」の意味です。
また「読解記述力」、さらには簡単にいうと「用語」になりますね。
マーケティング は業界ごと、業種ごとでオーソドックスな戦略、戦術がまったく異なります。
プロジェクトで動くときは、その辺の基礎知識が揃っていないと、最終プランへの落とし込みがスムーズにいきません。
ですので、”消費シーンのイメージ”が、具体的メンバーが共有できるかが、とても重要になります。
2. データを分析する能力
ここ数年、消費に関するデータ量は莫大な量になってます。
相関するパブリックデータも効率的に活用する必要もあります。
どのデータを使えばいいか、迷子になるぐらいです。
マイニングしてソフトを使いこなして分析する。その能力も大切です。
しかし、大量の情報データからどのデータを使うか、”消費データの抽出力と分析力”が、まずは重要になります。
3. 新しいアイディアを出す能力
データ分析力は大切と書きましたが、最終的には定量を定性化する能力が求められます。
最終的に結果を出すためには、効果的な施策が立てられるかに尽きるわけです。
ここは別能力なのでマーケターの業務ではないという企業もあります。
しかし優秀なマーケターは落としどころまで見据えています。
そして、実際に消費者に刺さる企画の立案は、”センス”によるところが大きいです。
■優れたエンドユーザーになろう!
マーケターに求めるスキルで、”消費データの抽出力・分析力”や、”消費シーンをイメージする”こと、消費者にささる企画の”センス”を挙げました。
一見、さらにハードルが上がったように感じますが、実はベースになる基礎は一緒です。
それは、”どれだけエンドユーザー(消費者)の立場になって考えることができるか”です。
要は、”消費者の思考に乗り移る”ということですね。
そしてそのためには、今まで体験していないことを想像するより、体験したことに基づいた方が早いということです。
体験談から語った内容の方が説得力を感じるのと一緒です。
ですから、優れたエンドユーザーになることが、マーケティングをマスターするうえで近道なわけです。
■優れたエンドユーザーとは?
ここでいう優れたエンドユーザーとは、どういう人を指すか挙げてみます。
〈優れたエンドユーザーとは〉
・モノや服など購入するときは、自分に合っているか、部屋に合うかなど拘る(こだわる)
・なにか購入する際は、別の商品と比較検討する
・買い物するときは必ず念入りに情報収集する
・大好きなブランドがある
・コストパフォーマンスを意識する
・バーゲンやセールが大好き
・シーズンごとのトレンドに敏感になる
・他の消費者を気にする
マーケティングをマスターしている方でも、知識を活かしきれない方が多いなと、最近、仕事をしていて感じます。
そんな方の共通点としては、”消費者心理が理解できないタイプが多い”ということです。
得てして、物欲が弱い方に多いようですね。
■最後にまとめ
優れたエンドユーザーになってしまえば、あとは応用が効きます。
例えば、こんな感じです。
「なぜ自分はこの商品を買ってしまったんだろう?」
↓
「自分が購入したのは、どんなプロセスで購入したんだろう?」
↓
「AIDMA(アイドマ)で当てはめると、どうだろう?」
消費の仕組みについて少しでも興味が湧くと、世の中を見る目も変わってくると思います。
今回は以上です。ありがとうございました!
ワダ なお【インスタ読書日記】:本は週に3冊ペースで読んでいます。主にビジネスに役立つオススメ書籍を紹介。