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あなたに贈るプレゼント#5

🌱過去からの贈り物

1.自分を知る
2.自分を語る
3.握りしめていた当たり前を手放す
4.怒りを手放す
5.恐れを手放す

【ゲシュタルトの祈り】

「私は私のために生き、
あなたはあなたのために生きる。

私はあなたの期待に応えて行動するために
この世に在るのではない。
そしてあなたも、
私の期待に応えて行動するために
この世に在るのではない。

もしも縁があって、
私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。
出会えなくても、それもまた素晴らしいこと。」

この詩は、ドイツの心理学者フレデリック・パールズ(1893~1970年)がローラ夫人と共に創設した「ゲシュタルト療法」で使われる「祈り」で、一般的によく知られている日本語訳です。

私はこの詩に出会ったのは、
恩師である先生の研修資料でした。

当時は、この詩を読んで寂しさを感じました。
それは、自分が先生のようになりたいと思って
いたこと、わたしの期待に応えて行動するために
この世に存在するわけではないと言われているようで悲しかったのです。

これは、母にも置き換えられました。
母の期待に応えたい反面、応えられない自分が
情けなくて、辛かった時期でもありました。

〇〇でなければ愛されない。
条件付けをしていたのは自分自身。

全受容してくれていた父が亡くなってからは、
その考えがより強くなっていたのだと思います。

失うことの怖さ。
私にとっての大きな恐れでした。
本当の想いより、誰かの想いを尊重し
それを受け入れることで安心したかったのです。

今となっては、外側の状況や、人の想いは
自分がコントロールできるものではないし、
自分自身がどう在りたいか?のほうが大切な
ことは何より痛感しています。

わたしはわたしはのために生きる。
それができたとき、本当の意味での
安心感、達成感を味わうことができたと思います。

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