28行で男の一生を要約する小欄はひどい。それでも、他界した小倉智昭さんの話を記したい。アナウンサーとして活躍し、8年前に膀胱がんを公表。闘病の不安や後悔を語り続けた。「若いうちにやれることを」「老後は思い通りにならない」。加齢とともに体力、能力、権力を手放す。その後の隘路を歩くひとつのお手本だった。本文149文字
2024.12.11水曜日 春秋(日本経済新聞)より
*ともえもんのつぶやき*
隘路あいろ
1 狭くて通行の困難な道。
2 物事を進める上で妨げとなるものや条件。支障。難点。ネック。「予算枠が—となって計画が中断した」
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ご冥福をお祈り申し上げます。