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春秋要約150字_明日投票日、考え抜いた一票を。柳田国男は主権者教育の重要性を説き続けた。

日本民俗学の父・柳田国男は官僚や新聞の論説も担当していた。氏の慧眼は現代に通ずると同時に進歩のなさを突き付けられる。誕生から間もない石破内閣での選挙戦も今日までだ。政治とカネ、社会保障…熟考のテーマは山積である。主権者教育が重要と捉えた柳田は社会科の教科書編纂に携わった。考え抜いた1票が必要である。本文150文字

2024.10.26土曜日 春秋(日本経済新聞)より

*ともえもんのつぶやき*
柳田国男「民主主義論集」
「憲法の芽を生やせられないか」。経世済民の学として民俗学を興した彼の根底には、常に日本国憲法に通ずる精神が流れていた。


「経世済民」けいせいさいみん
經世濟民(けいせいさいみん、経世済民)は、中国の古典に登場する語で、文字通りには、「世よを經をさめ、民たみを濟すくふ」の意。「経国済民」(けいこくさいみん)もほぼ同義である。
略して「經濟」(けいざい / 経済)とも言うが、主として英語の「Economy」の訳語として使われている今日の「経済」とは異なり、本来はより広く政治・統治・行政全般を指す語であった。以下「經世濟民」および「經濟」の本来の用法と、その変遷について扱う。

■公衆衛生と源流は同じ考え方ですね。

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